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石巻山-愛知県の山

石巻山-愛知県の山

年末帰省道中の低山ハイク

年末帰省道中の低山ハイク

【山頂から知多半島方面を望む】

山頂から知多半島方面を望む

山行情報
日程 2016年12月30日(金)
山名(山域) 石巻山(三河地方
入/下山地 山腹駐車場
メンバー 山口、福島
行動時間 2時間0分
歩行
距離
登り
下り
歩数
2.0km 243m 243m --歩
■■■

コース(タイム)

駐車場(10:51)-(11:25)石巻山(12:18)-(12:52)駐車場

 《山概略》
 石巻山は愛知県豊橋市にある標高358mの山である。浜名湖を取り囲む弓張山地の前衛に位置する。東京タワーよりわずかに高い低山ではあるが、山頂からの眺望は抜群である。山の中腹まで車道が延びているため、登山をより容易くしている。地元の学校では遠足で登られるなど、親しまれている山である。

 《アプローチ編》
 九州へのマイカー帰省の途中で、現地の山仲間と訪れることになった。29日に横浜を出発し、その日は御前崎に一泊。そのまま高速を乗らずに豊川市でその仲間と合流し、石巻山登山口へと向かった。石巻山は低山ではあるが、登山口は山の中腹にあり、歩いて登る距離はわずかである。くねくね道を車で上って石巻神社の駐車場に到着する。ちなみにこのあたりの町名も石巻町だ。


まずは石巻神社に立寄る
【まずは石巻神社に立寄る】
   山の中へ
【山の中へ】

 《石巻山へ》
 年末の平日と言うこともあり、駐車場に駐まっている車は少ない。駐車場にはトイレもあり、地元の人には訪れやすい場所だろう。駐車場にはいろいろと案内板があり、このあたりが石巻山多米県立自然公園であり、豊橋自然歩道が通っていることが分かる。駐車場を出発し、舗装された道を上の方へと上がっていくと、すぐに豊橋の町並みが一望できる。
 左手に石の鳥居があり、その奥が石巻神社のようだ。神社は帰りに寄ることとし、石巻山頂へと書かれた指導標に従って進む。0.6km20分とわずかな距離だ。

石巻の蛇穴
【石巻の蛇穴】
   道なりに進む
【道なりに進む】

 山中は頻繁に指導標や案内板が出現する。石巻山城趾と彫られた石が置かれ、ここはかつて南北朝時代に山城があったようで、戦いも行われているそうだ。その先には、大蛇が住んでいたという石巻の蛇穴なるものがある。さらに、その次はダイダラボッチなる巨人の足跡が岩にある。この巨人は、ここと、本宮山をまたいで小便をしたことで豊川ができたという。以前、本宮山を登ったときは、ダイダラボッチではなく、山姥の足跡があり、吉祥山とまたいで豊川で髪を洗ったと書かれていた様な気がする。一貫性のない伝説だが、田舎の山には巨人伝説が多いものだ。

山頂直下の階段
【山頂直下の階段】
   山頂は石灰岩で埋もれる
【山頂は石灰岩で埋もれる】

 原生林の中を道なりに進んでいくと大きな岩の前に出る。岩の隙間に階段が設置されているので、それを登っていくと視界が広がり、正面の下界に貯水池が見えてくる。すでにそこが山頂であった。山頂部分は岩で埋まっていた。山自体が石灰岩の岩でできているのだろう。岩の上に立つと360度の好展望である。

渥美半島方面
【渥美半島方面】
   浜松方面の展望
【浜松方面の展望】

 この日は、風も弱く天気に恵まれ、山頂で過ごすには快適な気候である。眺望も素晴らしい。山頂はそれほど広くはなく、他に登山者がいないため独占状態である。小一時間コンビニ弁当を食べながら展望を楽しんだ。
 下山は来た道を戻る。途中家族連れの登山者とすれ違う。子供でも気軽に登れて、大展望が楽しめるのだから、うらやましい土地である。石巻神社に立ち寄り、この日の無事下山を感謝した。
階段を下る
【階段を下る】
   駐車場が見えてくる
【駐車場が見えてくる】

 行動時間2時間ほどで山から下り、汗をかくまでもなかったが、温泉(風呂)に行くことにした。この界隈で行ったことがない場所として選ばれたのは、コロナの湯豊川店である。パチンコ屋の上にあるスーパー銭湯である。この日は豊川泊まりで、別の仲間も加わり忘年会となった。翌朝は九州の実家へと西に車を走らせた。

付近の山 坊ヶ峰(2010.12.25)、吉祥山(2011.03.05)

立ち寄り湯情報
 
コロナの湯豊川店★★
場所:愛知県豊川市下長山町上アライ14-1(TEL:0533-85-6623)
泉質:人工温泉
料金:700円(土日祝)・時間:06:00~25:00
休館:無休
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS 6D

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