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新潟の山

越後白山

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MAP予定192*136
地元は気軽に長靴で登る山
日程 2000年2月26日〜27日
山名 越後白山
山域 新潟
入/下山地 慈光寺
メンバー MML12人


【アプローチ】
横浜11:46(東海2号)=12:06東京12:40(あさひ403)燕三条14:48
新潟16:54(あさひ406)=19:12東京1923=横浜19:49
【ルート】
慈光寺駐車場(7:19)−尾根コース−(10:42)白山避難小屋(11:32)−(11:40)白山−尾根コース−(13:40)慈光寺駐車場


 横浜から新潟へは日本列島を横断していくことになる。この冬の時期は車で行くには路面の状況が気になるし、新幹線で行くにはお金がかかると思っていた。以前、新潟へは横浜から出ている深夜バスや、18切符を使ったムーンライト越後を利用して安く行ったことがあった。しかしながら、この時期はJR東日本が発売している「ウィークエンドフリー切符」があった。これを使うと16,000円で、しかも新幹線を使って合法的に(あたりまえであるが)横浜−新潟を往復することができるのである。

■ウィークエンドフリー切符■

・JR東日本エリア内の特急(東北・山形・秋田・上越・長野新幹線を含む)、急行、普通列車自由席が乗り降り自由
・土日の連続する2日間有効
・東海道新幹線は利用できない
・価格(2日間) おとな16,000円
・発売・利用とも3月5日まで(4月より再開予定)

 横浜駅のホームに上がると、タイミング良く特急東海2号が入線してきた。いつもは普通列車で混雑する車両に乗り込んで東京に向かうのであるが、今回は違った。特急に乗れるフリー切符を持っているのである。ホームに並んで普通列車を待っている(特急券を買えない)庶民を後目に、多少優越感を感じながらもその特急列車の自由席車両に乗り込んだ。席はほとんどが空席で、一人分の座席にザックを置いても何の問題もない。普通列車にはない心地よい揺れを感じながら、東海2号は東京駅に着いた(12:06)。
 東京駅では駅弁を買い込み、あさひ403で燕三条駅へ向かう。三条と言えば県警の不祥事が連日報道されているトレンドな土地であるが、ここでは関係ない。
 燕三条で下車するが、思ったほど寒くはなかった。駅のコンコースで迎えの仲間が来るまで、うどんを食べたり、売店で売っているお土産をながめたりして過ごした。
 埼玉県から今回の山行に参加するT橋さんは、角田山を登ってから燕条駅へ迎えに来てくれた。今夜の宿泊地である慈光寺の駐車場に向かう途中、「村松さくらんど温泉」に立ち寄って体を温める。
 慈光寺の駐車場ではすでに仲間が来ていて、駐車場の隅に張られたテントの中で宴会が行われていた。我々もそれに加わり、鍋やお酒の相伴に預かる。


【慈光寺駐車場】

 一夜明けた慈光寺の朝はコンコンと雪が降っていた。気温も下がり、駐車場は凍結していた。そのため滑り転ける者が続出した。駐車場宿泊組と今朝合流組合わせた12名で越後白山を目指すことになった。  駐車場雪の下はツルツルに凍っていて、滑り転ける者が続出。しかしながら、現地組はスパイク付きの長靴のため、その心配はない(7:18)。


【杉並木を行く】

 慈光寺の杉並木は県天然記念物に指定されており、樹齢は300年から500年を越すと言われ、見事な大杉が参道を取り囲んでいる(7:25)。

【慈光寺】

 滝谷慈光寺の山門の下には、六地蔵尊が参道に向かって並んでいる。(7:34)
[滝谷慈光寺] 楠木正成の直系、傑堂能勝禅師により応永10年(1403)頃、中興開山された越後往古四ヶ道場のひとつ。



【尾根道を行く】

 尾根に取り付く頃、1合目の看板がある。始めから急坂であるが、トレースがついており、ルートファインドの必要は無さそうだ(8:42)。


【雪屁に注意】

 尾根が細くなると左手は明らかにせっぴとなっているのが分かる(9:20)。高度を稼いでいるうちに次第に風が強くなってくる。


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Camera:CANON Power Shot S10

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