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古城山-兵庫県の山

古城山-兵庫県の山

東洋のマチュピチュは朝が早い

東洋のマチュピチュは朝が早い

【雲上の古城】

雲上の古城

山行情報
日程 2012年08月12日(日)
山名(山域) 古城山(西日本
入/下山地 中腹駐車場
メンバー 単独行
行動時間 1時間48分
歩行
距離
登り
下り
歩数
3.2km 280m 280m ----歩
古城山マップ

コース(タイム)

駐車場(6:00)-大手門-竹田城跡-(7:48)駐車場=(8:09)立雲峡

 《山概略》
 タイトルは古城山だが、今回訪問の本命はその山頂に築かれた竹田城跡の見学である。東洋のマチュピチュとも呼ばれる竹田城は、1440年代に守護大名の山名持豊の家臣である太田恒が築いている。その後いったん廃城となるが、1600年頃に現在の石垣積みの城郭となっている。

 《アプローチ編》
 夏休みは車で福岡へ帰省することにしていた。途中、愛知県の山に行く予定だったが、天候不順のため中止となっていた。そのため、豊川で知人と遅めの朝食を取りながら歓談した。その後、西へ向かい、琵琶湖を北上し、小浜市のSAで車中泊をした。
 翌朝夜も明けきれぬうちに朝来市に入り、竹田城へ。一方通行の山道を車で上り、中腹の駐車場に到着するとすでに多くの車が止まっていた。


駐車場にある門
【駐車場にある門】
   山道に入ります
【山道に入ります】


 《竹田城へ》
 駐車場から門をくぐり、しばらく舗装道を歩く。早くも戻ってくる人もいる。600mほど歩くと左手に山道があり、天守台へ100mの指導標がある。その山道に入り、細い道を登っていくとガスの中に石垣が見えてくる。

南二の丸の門から入城
【南二の丸の門から入城】
   天守閣跡に三角点
【天守閣跡に三角点】

 朝が早いためか、山の上はガスがかかっていてなかなか全体が見渡せない。掃除をしている地元のおじさんに声をかけると、ガスは必ず晴れるという。しばらく山頂付近をうろうろして時間を潰していると徐々に晴れてきて城址の全貌が見える夜になった。

朝のうちはガスが多い
【朝のうちはガスが多い】
   南千畳を望む
【南千畳を望む】

 天守台の上には三角点もあり、ここからの見晴らしが素晴らしい。段々の城壁や緑は写真で見たマチュピチュとそっくりである。隣ではマチュピチュに行く必要はないな、などとつぶやく声も聞かれた。

天守台
【天守台】
   城壁は断崖絶壁
【城壁は断崖絶壁】

下界は円山川が流れる
【下界は円山川が流れる】
   立雲峡から和田城跡を望む
【立雲峡から和田城跡を望む】

 古城山の上に立ちひととおり城址を見学するのにそれほど時間は必要としない。今度は遠くからこの城址を見てやろうと、車で立雲峡へ移動した。
 立雲峡の駐車場から展望台まではちょっとした山道を数分間歩くだけである。山の上に城壁が連なっている姿はすぐに見つけることができた。そのすぐ下は町並みである。まさに天空の城である。天守があった頃、お殿様はどのような気分で城下を眺めていたのだろうか。

付近の山 氷ノ山(1999.04.30
Camera:CANON PowerShot S100

NOYAMA
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