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神奈川県の山

金時山


かの有名な金時山へ
日程 1994年02月20日(日)
山名 金時山
山域 神奈川県
入/下山地 仙石
メンバー 単独

 今回の目的は「富士山を見る」事と、買ったばかりの登山靴の試運転。目的地は金時山である。
 アプローチは、小田急線で箱根湯本まで行き、桃源台行きの箱根登山バスで仙石で下車。そこから更に乙女方面行きへ乗り換えるのだが、接続が極めて悪い。歩いて(20分くらい)乙女口まで行く。
 金時山の登山口はたくさんあるようだが、乙女峠を通るコースがお勧めである。なぜならここは富士を見るのにまさに絶好の場所であるからである。
 今日は登山日よりなのか、金時山がミーハーな山なのか、多くの登山客が来ており、登山道は渋滞していた。所々残雪があるものの、用意してきたアイゼンは使う必要はなかった。日だまりは雪解けで泥土と化している。
 乙女口から30分ほどで乙女峠にたどり着く。多少靄ってはいるものの,富士のすそ野が美しい。しかし、そこは団体客でごった返していた。都会の喧騒を離れ、ひとり静かに雄大な富士の姿を眺めに来たつもりが、冬物大バーゲンの中で絵画の鑑賞をしているような状態になった。早々に山頂めざしてひた歩く。更に30分で山頂へ着き、2軒の茶屋が目に入る。手前の店がかの有名な”金時娘”の営む金時茶屋であるようだ。  崖っぷちの眺めの良いところの岩場の上で、駅弁をたいらげ(ちなみに朝から何も食べていなかった。)、金時茶屋でないほうの茶屋で地蔵堂のバスの時刻を聞くが、これまたちょうどよい時間のバスがなく、金太郎コースでの下山は断念して、金時神社方面へ降りるコースを取る事にする。
 下りは早く、45分ほどで降りる事ができた。このコースは神社の近くに駐車場もあり、マイカーでの登山も可能であることを発見した。

NOYAMA
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