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吾妻山-神奈川の山
吾妻山-神奈川の山
菜の花と富士と相模湾
菜の花と富士と相模湾
【菜の花と富士】
○山行情報 | ||||
日程 | 2025年2月11日(火) | |||
山名(山域) | 吾妻山(箱根周辺) | |||
入/下山地 | 二宮駅 | |||
メンバー | 林夫妻、浜岡、山地、大富、福島 | |||
行動時間 | 1時間41分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
3.0km | 119m | 119m | ---歩 |
○コース(タイム)
二宮駅(10:04)-梅沢登り口-(10:48)吾妻山-第二展望台-(11:40)二宮駅
《山概略》
吾妻山は神奈川県二宮町にある標高136.2メートルの山で、吾妻山公園として整備されている。山頂からは相模湾や富士山を一望できる絶景スポットで、1月~2月には約6万株の早咲き菜の花が咲き誇り、黄色の絨毯のような美しい景色を見に多くの人が訪れる。
《アプローチ編》
吾妻山は駅から登る山なので、二宮駅に10時集合。駅前には6人が集まった。この時期は菜の花が見頃と言うことで、駅前では関係者がパンフレットを配っている。ハイキングコースのルートマップも載っていて、なかなか重宝するパンフレットである。
《吾妻山へ》
改札を出て海側の方へ降りていく。なんでも「ガラスのうさぎ像」を見るためらしい。地図では駅前にあるのだが、なかなか見つからない。そのうち交番から警官が出てきて場所を教えてくれた。目の前にあったのだが。木が邪魔をして見えにくかったのだ。その像は頭巾をかぶった少女がガラスのうさぎを抱えたものだった。由緒が銅板に書かれていたようだが読まなかった。
無事像を見て、国道1号の通りに出て西の方へ進む。東海道の大動脈だが、このあたりは片側一車線の道である。吾妻山入口の交差点を右に曲がり、線路の反対側に出ると吾妻山公園の梅沢口がある。
梅沢口の階段を登り、鳥居をくぐると吾妻神社がある。吾妻神社には、日本武尊にまつわる伝説が残り、妃の弟橘姫命(オトタチバナヒメノミコト)が海に身を投じて海の神の怒りを鎮めた後、その櫛を山頂に埋めて祠を作ったと伝えられているそうだ。
神社の左手をひと登りすると、さっそく黄色の花畑が見えてくる。人の数も半端ではなく、多くの人が菜の花にカメラを向けている。ちょうど菜の花越しに富士の姿が見えまさに絶景である。富士の右には丹沢や大山、左には箱根の山々が見えている。
展望台の方へ行くと、吾妻山の山頂標識がある。標高は136.2mで、近くにほとんど地面に埋もれた三等三角点の標柱がある。低い山頂だが周りに遮るものがないので、360度の大展望だ。相模湾を一望でき、伊豆や初島も見える。
遊歩道に沿って二宮町役場の方へ進む。第二展望台に立ち寄ると、東の方角の眺望が有り、江ノ島や二宮駅を見下ろすことが出来る。
階段を降りていくと役場口の入口に出る。まだ登ってくる人は多く年に一度の大賑わいだ。役場には駐車場が有り、車で来ることも出来るようだが、もちろん満車だ。駅は目の前でこの日のハイキングは終了。下山後のお楽しみは、小田原駅まで移動して、さかな酒場 魚星と言うところで、打ち上げ兼新年会を行った。
【登山道の花】
アブラナ、ホトケノザ、ナズナ、ムラサキオニバシリ
Camera:CANON EOS R8