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湯坂路2019-神奈川県の山

湯坂路2019-神奈川県の山

古道を歩いて温泉ランチ

古道を歩いて温泉ランチ

【自然の石垣】

自然の石垣

山行情報
日程 2019年2月17日(日)
山名(山域) 湯坂路(箱根
入/下山地 湯坂路入口/畑宿
メンバー 山地、岡西、萬濃、嶋田
行動時間 1時間20分
歩行
距離
登り
下り
歩数
3.4km 111m 518m --歩
■■■

コース(タイム)

湯坂路入口(09:18)-飛竜ノ滝-(10:36)畑宿

 《山概略》
 箱根の湯坂路は毎年歩いているが、今回はいつもと違うコースを歩いた。歩き始めは湯坂路入口で、いつもと同じだが、東海道の畑宿の方へ降りるコースである。畑宿からは東海道を箱根湯本まで歩きたいところだが、時間の制約もあり、適当な場所からバスで箱根湯本まで下ることになる。

 《アプローチ編》
 小田急箱根湯本駅の前にあるバス停から箱根町行きのバスに乗り、登山口の湯坂路入口へアプローチする。バスは伊豆箱根バスと箱根登山バスが運行しているので本数は少なくない。バスは峠道を登り、かなりの高度を稼いで、湯坂路入口に到着する。バスの乗客はほとんどが観光客で、この停留所で降りたのは自分たちのグループだけだった。湯坂路入口の標高は800mあまりで、箱根湯本までの山道はほとんど下りと言うことになる。


湯坂路入口を少し入ったところ
【湯坂路入口を少し入ったところ】
   森林の一本道を進む
【森林の一本道を進む】

 《畑宿へ》
 バスを降り、バスが来た道を少し戻ると登山口がある。広い山道に入るとすぐに分岐があり、周辺のコースマップがあるので今日のルートを確認する。前回は道を直進したが、今回は右手の「畑宿・飛龍の滝」方面に進む。
 道なりに疎林の中を進み、やがて下り道が続く。沢に架けられた橋を渡り、そろそろ飛竜の滝への分岐と思い、右手に分かれた道を進んだ。しかしながら、どうやら間違えたようで滝の上部の方へ出てしまった。まさに流れが落ちるところが見えている。来た道を戻り、笹に覆われた道を通り抜けた。畑宿への指導標を通過して、まだしばらく下っていく。

石畳が現れる
【石畳が現れる】
   飛竜の滝
【飛竜の滝】

 足下の道は石畳のようになっている。江戸時代からの道だろうか。飛竜の滝への分岐があり、すでに目の前に滝が見えている。沢に架かる橋を渡り、滝がよく見えるところへと登り道が続いている。上に上がると、滝の説明がある。鎌倉時代からこの滝で行者が修行していたようだ。滝はそれほど水量は多くなく、迫力には欠けるが15m+25mの二段の滝で、県下では最大級の滝のようだ。
 滝の前で記念撮影をしてから、下り道に復帰する。沢に沿って下っているので何度か沢を渡りつつも道は続く。

石垣のような自然の壁
【石垣のような自然の壁】
   畑宿に到着
【畑宿に到着】

 突然目の前に見たことの無い岩の壁が見えてくる。石垣のようだが、よく見ると石垣では無く、自然の石が石垣のように割れ目ができている。節理のようだが、そうでも無いようだ。気になる岩である。
 岩壁を通り抜けて小さな橋を渡ると林道風の道になる。道なりに進むと舗装道の下りとなり、左手の休憩スペースに太い桜の木がある。道は右にカーブし、やがて畑宿の集落に出る。
 畑宿は旧東海道の宿場町で、本陣茗荷屋跡や畑宿寄木会館がある。ちょうど通り道で開館していたので、寄せ木会館へ立ち寄り、手の込んだ寄木細工の工芸品を見て回った。町の東海道沿いには赤や白の梅が咲いていた。
 多少寄り道をしたこともあり、畑宿からはバスで箱根湯本の方へ向かった。次に向かうホテルでの温泉ランチの予約時間が迫っていたのだ。バスは奥湯本入口で降り、そこから10分ほど歩いてホテル天成園へ。
 天成園では、温泉&ランチバイキングで予約が必要なのだが、人数が一人欠けたらしっかりとキャンセル料を取られてしまった。融通の利かない対応に釈然とせず、もう二度と利用しないと決めた。
 温泉&ランチの後は、小田急線を入生田駅で途中下車し、神奈川県立生命の星・地球博物館へ立ち寄った。辺鄙なところにあり、あまり知られていないと思うが、地球の歴史が分かる展示や鉱石や昆虫などの標本も多く展示されている。

付近の山 湯坂路(2018.3.17)、湯坂路(2017.4.15)、金時山(2014.4.12)

立ち寄り湯情報
 
天成園
場所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本682(TEL:0460-83-8500)
泉質:アルカリ性単純温泉(pH8.6)
料金:4,050円(ランチバイキング&日帰り温泉プラン)
時間:10:00~14:30
Camera:CANON EOS 6D Mark II

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