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大山-神奈川県の山

大山-神奈川県の山

今年最初の大山詣で

今年最初の大山詣で

【北尾根からの富士】

北尾根からの富士

山行情報
日程 2020年2月2日(日)
山名(山域) 大山(大山
入/下山地 大山ケーブル前
メンバー 単独行
行動時間 4時間28分
歩行
距離
登り
下り
歩数
9.8km 1,230m 1,230m 25,961歩
大山マップ

コース(タイム)

大山ケーブルバス停(06:57)-(7:42)阿夫利神社下社-(08:58)大山-(10:25)見晴台-(11:25)大山ケーブルバス停

 《山概略》
 大山は神奈川県の丹沢山地の東にある標高1,252mの山。交通の便が良く、神奈川県で最も登られている山の一つである。あめふり山とも言われ、奈良時代より霊山として栄え、山中にある大山阿部利神社とともに護国の山として崇められてきた。日本三百名山。

 《アプローチ編》
 このところ、関東における初登りは大山である(正月は福岡に帰省しているので本当の初登りは福岡の山となっている)。今年は少し遅れて、2月の大山登山となった。
 朝一番早い時間で登りたく、最も早い電車で伊勢原駅に向かうのだが、大山ケーブル行きの始発バスには間に合わない。二番目の6:35発が自宅からの最も早いアプローチとなる。駅に到着するころはまだ真っ暗だが、バスに乗り、大山ケーブルのバス停に着くころには、明るくなっている。


夜明けとともに出発
【夜明けとともに出発】
   女坂を進む
【女坂を進む】


 《大山へ》
 バス停を出発し、さっそく登りが始まる。右手に有料駐車場があるが、この時間ではまだ空きがあるようだ。しかしここから登るために車で来ることはないだろう。車だと帰りは大渋滞にはまるのは必至なので、電車バスを利用した方が便利である。
 表参道の商店街を抜けて、まだ運行してない大山ケーブル駅前を通過する。道は男坂と女坂に分かれるが、若者の集団が男坂の方へ行ったので、女坂の方に進むことにした。男坂は急な階段が続くが、女坂の方もそれなりに石段は多い。女坂は大山寺を経由することができる。大山寺の山号は雨降山、平安期の創建である。もともと大山阿夫利神社下社の境内にあったが、神仏分離によりこの地に移動している。

大山寺への階段
【大山寺への階段】
   阿夫利神社は改装中?
【阿夫利神社は改装中?】

 大山寺の脇を素通りし、道なりに進むが突然目の前にトンネルが現れた。何度も登ってる道で、あるはずのないトンネルに一瞬ドキッとしたが数十メートル手前の道を曲がり損ねていた。このトンネルは阿夫利隧道で、大山ケーブルや大山寺を作る際に物資を運ぶために作られたと思われる。
 女坂が男坂と合流し、さらに石段を登り続けると左手に公衆トイレがあるが、改修工事で閉鎖されていた。下の大山寺近くのトイレも改修予告の張り紙があった。そして大山阿夫利神社の前に出ると、本殿が白いパネルで覆われていた。ここも改修かと思って帰ってから調べると、その後節分祭で豆まき?が行われていたので、その為の設備だったのかもしれない。

夫婦杉
【夫婦杉】
   江の島方面の眺望
【江の島方面の眺望】

 大山阿夫利神社の左手にある登山口からが本格的な登りとなる。片開きの鳥居の門をくぐり、急な石段を登る。この時間の登り登山者は健脚が多くペースも早い。彼らに負けじと頂上までは何時にも増してハイペースで登って行くことになるが、後日筋肉痛となる。蓑毛分岐にあるベンチで小休止する。すでにシャツは汗でぐっしょりである。

木道を進む
【木道を進む】
   山頂の北側へ
【山頂の北側へ】

 山頂が近づくと富士の姿が見えてくる。快晴で空気も透き通っているのでより綺麗に見える。富士は半分ほど雪が積もっているが、大山の方はほとんど雪がない。グレイチングを通過するあたりは、道脇に多少雪が残っている程度である。
 大山の山頂(1252m)に到着。奥の院の周りにはすでに何人か休憩している。山頂の小広場は雪が解けたのかぬかるんでいる。山頂はそのまま通過して、北面の展望台の方へ行く。展望台は日が差さないので、雪が凍り付いて残っている。そこからの富士は絶景である。手前には丹沢の稜線が伸びている。富士の左には愛鷹山、右には南アルプスの白い稜線が続いている。
柵を越えて北尾根へ
【柵を越えて北尾根へ】
   見晴台から大山を振り返る
【見晴台から大山を振り返る】

 山頂のレーダー施設の裏に続く北尾根に少し入って行き、誰もいないところで新しく入手した小型ドローンの飛行テストをした。しかしマイクロSDカードが認識しなかったので早々に切り上げて帰ることにした。帰りは日向薬師方面の尾根を下り、見晴台から折り返して阿夫利神社の方へトラバースする道である。この時期は登ってくる人も少なく、快適に下山。神社の先は男坂を下って大山ケーブル前のバス停に到着する。この日は午後から用事があったので、温泉(弘法の湯)には立ち寄らずに電車を乗り継いでまっすぐ帰った。

付近の山 大山(2018.1.27)、三ノ塔(2019.9.27)

Camera:CANON EOS 6D Mark II

NOYAMA
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