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塔ノ岳-神奈川県の山

塔ノ岳-神奈川県の山

晴れの予報で丹沢へGO!

晴れの予報で丹沢へGO!

【尾根から広がる好展望】

尾根から広がる好展望

山行情報
日程 2016年9月25日(日)
山名(山域) 塔ノ岳(丹沢
入/下山地 大倉
メンバー 単独行
行動時間 6時間23分
歩行
距離
登り
下り
歩数
14.5km 1,441m 1,441m --歩
塔ノ岳マップ

コース(タイム)

大倉(06:53)ー(09:05)花立山荘-(09:51)塔ノ岳(10:14)-(10:45)花立山荘-(13:16)大倉

 《山概略》
 塔ノ岳は表丹沢山の主峰の一つ。交通の便が良く、登山口からの標高差が1400mほど有り、登りがいのある山である。大倉尾根は馬鹿尾根と言われているが、訪れる人は多く、休日は賑やかである。山頂からの眺望もすばらしく、天気が良ければ相模湾が一望でき、富士や箱根の山々を望むことができる。

 《アプローチ編》
 小田急線の渋沢駅までは、丹沢フリー切符を使うのが定番である。バスに乗り換え、登山口の大倉までがフリー区間となる。休日の朝に渋沢駅に降り立つのは登山者ばかりである。大倉行きの始発バスの時間にあわせてバス停に向かったが、定刻より早くバスがやって来た。どうやら臨時バスが出たようだ。タイミング良く、大倉まで座っていくことができた。バスはもちろん満車である。


大倉を出発
【大倉を出発】
   尾根をひたすら登る
【尾根をひたすら登る】

 《塔ノ岳へ》
 大倉でバスを降り、そのまま丹沢の方へ歩き始める。しばらくは舗装道路の緩やかな登り坂である。この時間に山へ行く連中はベテランが多い。ハイスペースで歩くため、こちらも意識して早くなる。しかし写真を撮りながら歩くので、写真を撮っている間にも次々と抜かれていく。樹林帯に入ってもしばらくは舗装道路で、昨日まで降った雨で路面は濡れている。

堀山の家を休まず通過
【堀山の家を休まず通過】
   空が広がり登りは続く
【空が広がり登りは続く】

 大倉尾根はいくつかの茶屋があるが、まだ朝早いため開いてない店が多い。最初の観音茶屋は、以前はアーケードがあったが綺麗さっぱりと無くなっている。その次の見晴小屋は朝日を浴びたテラスの上で、店の主人だろうか、読書をしていた。その見晴小屋を過ぎると、本格的な登りが始まる。階段状登りがしばらく続き、木道へと変わる。植林された紅葉並木で緑の葉が鮮やかだ。秋には別の彩りを見せてくれるのだろう。

花立山荘
【花立山荘】
   オヤマボクチ
【オヤマボクチ】

 駒止茶屋を越え、右手に表尾根の稜線が見えてくる。元気があれば塔ノ岳を越えて表尾根のヤビツ峠まで歩きたいところだ。堀山の家を通過。ここはいつも多くの登山者が休んでいるので、休むことなく通過する。登山道脇にはホトトギスの花が咲いている。秋の花はそれほど見られないが、ツリフネソウなども見られた。
 花立山荘直下の上り坂が一番の難所である。振り向けば町並みや相模湾が見渡せる好展望である。休憩がてら眺望を堪能する。急坂を登っていくと”氷”の幟が見えてくる。そこを目指して登っていくと花立山荘に到着である。山荘前のベンチで小休止する。少しくもが出ているが富士の姿はしっかりと見える。山頂付近は白く雪が積もっているようだ。(この年、甲府気象台による富士初冠雪は10/26)

富士が見える
【富士が見える】
   塔ノ岳登頂
【塔ノ岳登頂】

 花立山荘からもうひと頑張り、金冷しを経て展望雄大な塔ノ岳山頂(1,491m)に到着する。最近は晴れの日を狙って来るので、塔ノ岳からの眺望はいつも素晴らしい。富士を正面に見るベンチに座って休憩した。

来た道を下る
【来た道を下る】
   まだ続々と登ってくる
【まだ続々と登ってくる】

 やはり日曜なので早く帰っておきたい。下りは来た道を戻ることにした。まだ続々と登ってくる登山者とすれ違いながら下山する。持参の飲料が足りず、のどが渇いたので、登山口の駐車場の自販機で炭酸飲料を飲み爽快感を味わう。大倉のバス停では誰も並んでいなかったが、バスが到着して出発する頃には満員となった。

付近の山 三ノ塔(2015.7.11)、塔ノ岳(2014.5.17

Camera:CANON EOS 80D

NOYAMA
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