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秋田駒ヶ岳−日本二百名山

秋田駒ヶ岳−日本二百名山

高山植物と温泉の宝庫

高山植物と温泉の宝庫

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山行情報
日程 2010年08月11日(水)
山名(山域) 秋田駒ヶ岳(八幡平周辺)
入/下山地 8合目登山口
メンバー 大山、勝野、福島
行動時間 4時間37分
歩行
距離
登り
下り
歩数
9.2km 762m 762m 24,125歩
280x158

コース(タイム)

八合目(6:30)−(7:58)男女岳−湿原−(10:15)横岳−(11:07)八合目

 《山概略》
 秋田駒ヶ岳は高山植物の豊かさにおいてその名が知られ、花の百名山にも名を連ねている。と言っても、田中澄江の『花の百名山』には無く、『新・花の百名山』の方で紹介されている。二つの本ではダブっている山もあるが、紹介されている山は合わせると百以上ある。全国で花の百名山と称している山は百以上あることになる。

 《アプローチ編》
 登山口となる八合目までは、マイカー規制のためバスを使わなければならない。バス乗り場はマイカー規制とともに作られた広い駐車場を擁するアルパこまくさの建物の前にある。バスは片道600円、往復割引はないので往復するとけっこうな金額になる。
 事前にネットで調べた情報で始発バスが6:30であることを確認し、それに間に合うように前日から泊まっていた田沢湖キャンプ場を出発した。しかし現地で時刻表を見ると6:01が始発だった。早めに着いていたので、その始発にも間に合い、乗ることができた。朝6時から乗客は20人ほどいた。駐車場で車中泊していたグループも多かったようだ。
 バスは20分ほどかけて狭い林道を登り8合目に到着した。一番バスのはずだが、8合目駐車場にはすでに登山者の姿が何人も見られた。マイカー規制を突破する裏技でもあったのだろうか。


アルパこまくさバス停 【アルパこまくさバス停】

 アルパこまくさはちょっとした高台にあり、そこからの眺めも良い。写真奥の駐車場はかなり広く余裕がある。

 《秋田駒ヶ岳へ》
 秋田駒ヶ岳にはその名のピークが無く、男女岳(おなめだけ)、男岳、女岳、横岳と言ったピークがある。最高峰は男女岳なので、まずはそこを目指すことにした。
 登山口には7/17、旧道に熊の親子が出たとの掲示がある。今回東北に来て三つ目の山だが、いずれも最近熊が出没している情報があった。気休めではあるが、一応ザックには鈴を付けている。
 八合目登山口からは西の方へ男女岳を反時計回りに回り込むように歩く。さっそく道脇には様々な花が咲いているので写真を撮りながら歩いた。前を家族連れが歩いていたが、彼らは花には見向きもせずに黙々と歩いている。気がつくとあっという間に先の方を歩いていて視界から消えた。

八合目バス停
【八合目バス停】
   硫黄鉱山跡
【硫黄鉱山跡】

 写真を撮るために立ち止まると、虫達が寄ってくる。ここでも虫除けスプレーを噴霧しながらの行動となる。今回の東北行でスプレーが1本カラになった。
 歩き始めてすぐ左手に硫黄鉱山跡が見える。ここだけ草木も生えぬ地肌が露出し、硫黄のにおいがする。その先が片倉岳で、展望台となっている。ガスが多く遠くの山並みは見えないが、田沢湖を見ることができた。

乳頭山方面を望む
【乳頭山方面を望む】
   片倉岳展望台(赤土の広場)
【片倉岳展望台(赤土の広場)】


 男女岳を半分ほど回り込んだところでその全貌が見えてくる。綺麗なコニーデ型をしている。遊歩道は木道に代わり、前方に阿弥陀池が見えてくる。池の縁に沿った木道を歩き、池が途切れたところで左手に男女岳の登り口がある。
 男女岳の登り道は、はじめは石が敷き詰められた道だが、その後階段が続く。一気に直登と思ったが、上の方はつづらになっている。

男女岳への階段
【男女岳への階段】
   秋田駒ヶ岳山頂
【秋田駒ヶ岳山頂】

 男女岳(1637.4m)に到着。女目岳とも書かれている。ここが秋田駒ヶ岳の山頂だ。一等三角点もあるが、標石は完全に浮いている。標高は低くなっているのだろう。周辺は相変わらずガスに覆われ景色がない。かろうじて直下の阿弥陀池を見下ろすことができる。

阿弥陀池と男女岳 【阿弥陀池と男女岳】


 男女岳を降り、阿弥陀池を回り込んで男岳の方へ向かう。男岳手前のコルまで至り、男岳には向かわず、そのままコルの奥へ下る。以前も来たことがある勝野さんによると、この先に花がよく咲いている場所があるらしい。急な斜面を下っていくと数人の登山者とすれ違う。後方には男岳、右手には女岳、前方左には横岳とピークに囲まれ、山肌は一面緑である。久住の坊ヶ鶴を思い出させる光景である。

急な斜面を下る
【急な斜面を下る】
   お花畑の木道
【お花畑の木道】

 様々な花を愛でながら緑の中の木道を歩き、駒池のところで休憩する。人が来る気配もないので、木道の上で横になると気持ちが良い。
 駒池から横長根の尾根へ向かうと風景はがらりと変わる。緑から黒に変わるのである。草木も生えない火山礫の斜面をトラバースする。雑草も生えない火山礫でも、ところどころにコマクサの可憐な花が咲いているのが不思議だ。  横長根に合流すると、横岳に向かっての急登となる。大焼砂では両脇にはロープが張られ、植生が保護されている。このあたりにかけてコマクサの群落がよく見られる。

横岳トラバース
【横岳トラバース】
   大焼砂
【大焼砂】

 横岳(1582.7m)を通過すると、八合目登山口へ向かっての下山となる。ケルンが積まれた焼森山頂を経由し、あまり整備が行き届いていない急な下り坂を進むと、八合目まであと5分の標識がある。そして八合目の小屋の前に出る。ちょうど水場があったので、秋田駒の名水で喉を潤した。
 バス停まで行くとちょうどバスが待っていた。遅れて降りてきた大山さんも無事にバスに乗り込み、慌ただしくアルパこまくさまで戻った。
 下山後の楽しみである温泉だが、アルパこまくさにも温泉はある。しかし、ここは秘湯で名高い乳頭温泉へ行くことにした。その中でも有名なのが鶴の湯である。山の奥深く車で入り込むと、そこは秘湯とは名ばかりで駐車場には車が溢れ、多くの人がぞろぞろと歩いている。目指すは露天風呂で、乳白色の不思議な湯に浸かった。

《登山道の花》
ヤマハハコ エゾシオガマ ウメバチソウ
 【1.ヤマハハコ】
 【2.エゾシオガマ】
 【3.ウメバチソウ】
ハンゴンソウ ■■ モミジカラマツ
 【4.ハンゴンソウ】
 【5.■■】
 【6.モミジカラマツ】
エゾニュウ イワオトギリ タカネスミレ
 【7.エゾニュウ】
 【8.イワオトギリ】
 【9.タカネスミレ】
ハクサンシャジン ノコンギク ゴマナ
 【10.ハクサンシャジン】
 【11.ノコンギク】
 【12.ゴマナ】
マルバシモツケ オニアザミ ネバリノギラン
 【13.マルバシモツケ】
 【14.オニアザミ】
 【15.ネバリノギラン】
ムシカリの実 シロバナトウウチソウ ミヤマホツツジ
 【16.ムシカリの実】
 【17.シロバナトウウチソウ】
 【18.ミヤマホツツジ】
ミヤマリンドウ タデ科 タデ科
 【19.ミヤマリンドウ】
 【20.タデ科】
 【21.タデ科】
ハクサンシャジン ミヤマリンドウの蕾 ハクサンフウロ
 【22.ハクサンシャジン】
 【23.ミヤマリンドウの蕾】
 【24.ハクサンフウロ】
トウゲブキ コマクサ タカネスミレ
 【25.トウゲブキ】
 【26.コマクサ】
 【27.タカネスミレ】

付近の山 岩手山(2006.08.10)、八幡平(2000.09.28)、森吉山(2010.08.10)、姫神山(2006.08.09)

立ち寄り湯情報
乳頭温泉 鶴の湯★★★
場所:秋田県仙北郡田沢湖町田沢字先達沢国有林50 (TEL:0187-46-2139)
泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉
料金:500円・月曜休み
時間:10:00〜15:00

白神岳編桃洞沢・赤水沢編森吉山編秋田駒ヶ岳編
Camera:SONY DSC-WX1

NOYAMA
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