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高尾山-東京都の山

高尾山-東京都の山

ビアマウントへの道~峰ノ薬師から

ビアマウントへの道~峰ノ薬師から

【西山峠近くの見晴台より】

西山峠近くの見晴台より

山行情報
日程 2017年6月17日(土)
山名(山域) 中沢山・高尾山(高尾山稜
入/下山地 峰ノ薬師入口
メンバー 林夫妻、千葉、大冨、嶋田、福島
行動時間 4時間50分
歩行
距離
登り
下り
歩数
11.9km 1058m 791m --歩
高尾山マップ

コース(タイム)

峯の薬師表参道口(09:50)-峯の薬師-(11:25)中沢山-(12:56)大垂水峠-(13:59)高尾山-(14:39)ビアマウント

 《山概略》
 毎年恒例の高尾山ビアマウントへの道。様々なコースで高尾山を登り、ビアマウントで暑気払いをするのだが、今年のコースは峯の薬師から大垂水峠を経て高尾山へ行くコースを設定した。峯の薬師の創建は室町時代の明応年間で、江戸時代には武相四大薬師(新井薬師・高尾山薬王院。大山日向薬師)のひとつとして厚く信仰されていた。JR橋本駅からバスで25分ほどで行くことができるが便は少ない。

 《アプローチ編》
 橋本駅に9時集合で、9:15発の三ヶ木行きバスに乗る計画とした。峯の薬師入口経由のバスは少ないので、この時間に乗れなければアウトである。しかし参加予定のメンバー6名は定刻に集合。無事バスの中の人となった。
 バスは相模原の町を抜けると津久井湖をかすめて山道を走る。峯の薬師入口は歩道すらない道の途中にあり、バス停の所だけ申し訳程度の広場となっている。バスを降りると湖の奥に津久井城山がちらりと見える。


峯の薬師入口で下車
【峯の薬師入口で下車】
   森の中の参道を歩く
【森の中の参道を歩く】

 《高尾山へ》
 峯の薬師入口バス停からはバスが行った方へ歩いて行く。60mほど進むと右手に山へ入る階段が見えてくる。峯の薬師表参道口と書かれた石柱がある。その階段を登っていくと山道となり、道脇には地蔵などが見られる。参道は深い緑に覆われ、日差しは届かない。15分ほど登っていくと、最後にまた階段があり、その上が峯の薬師である。境内の広場には姿三四郎決闘の場と書かれた碑があり、子育て地蔵尊が立っている。東の方の展望が開け、先ほど見た津久井城山や東京方面が少し高い位置から見ることができる。

峯の薬師境内
【峯の薬師境内】
   峯の薬師からの眺め
【峯の薬師からの眺め】

 峯の薬師から奥に道は続き、鐘楼を経て道なりに進む。黒い門を脇から越えて、フェンス沿いに進むと三沢峠にでる。草戸山などからの道と合流するので、このあたりは人が多い。周辺案内図もあるのでルートを確認する。
 三沢峠からはしばらく稜線歩きとなる。いくつかの小ピークがあるが、巻道もあるので楽をしてそちらに進む。小ピークに登ったところで眺望はないのであまりメリットはない。

三沢峠は交通の要所
【三沢峠は交通の要所】
   中沢山には観音様
【中沢山には観音様】

 深い緑の中を登ったり降りたりしながら、泰光寺山のピークを巻いて西山峠を越え、しばらく進むと、ようやく左に展望が開けた見晴台がある。津久井湖や石老山、丹沢の山並みを見ることができる。展望台には手作りのベンチやリュック掛が設置されている。見晴台から再び森の中に入り、中沢山分岐に到着。ここはピークに立つことにして、右手の坂を登っていく。
 中沢山山頂(494m)には聖観音菩薩像が立っている。台座を含めて3メートルほどの高さがあり、津久井湖の方を向いている。像の後ろが少し広くなっているので、そこで休憩する。

大垂水峠方面へ
【大垂水峠方面へ】
   大垂水峠の陸橋を渡る
【大垂水峠の陸橋を渡る】

 中沢山から大垂水峠へ向かう。途中、地図にはないコンピラ山(514.7m)のピークを通過する。ここにも手作りのイスとテーブル。団体が休憩していた。関東ふれあいの道の案内板がある大洞山を通過し、細い道を進んでいくと車の走る音が聞こえてくる。大垂水峠が近いようだ。やがて峠にかかる大垂水峠橋の前に出る。

歩数の合わない階段を登る
【歩数の合わない階段を登る】
   人だかりの高尾山頂
【人だかりの高尾山頂】

 大垂水峠からは昨年歩いたコースと同じである。橋の先の階段を登って、林道を歩くと鉄塔の下に出る。指導標に従って進み、細いトラバース道をしばらく歩く。高尾山の稜線に出ると多くの人が行き交っている。高尾山までは登りが続く。来るたびに道が整備されているようで、特に富士見台園地あたりが綺麗になっている。その先にトイレもある。
 山道の人口密度が増し、高尾山山頂(599.3m)に到着する。山頂標識は相変わらず記念撮影待ちの行列ができている。東京方面の眺望はばっちり見えているが、スカイツリーの姿は確認できなかった。最近視力が落ちているせいか。

ビアマウントへ入場
【ビアマウントへ入場】
   ほろ酔い気分でケーブル下山
【ほろ酔い気分でケーブル下山】

 高尾山頂ではあまり長居はせず、ビアマウントへ向け移動する。薬王院を通過し、階段のない女坂を下っていくとビアマウントの行列に到着する。ビアマウントは開店から1時間が経過しているが、まだ一巡目が入り切れていないようだ。一巡目が入ると整理券が配られるのだが、それまでは行列に並ぶしかない。ビアマウントに入れたのは、到着してから1時間半ほど経ってからだった。
 今年は、ビアマウントの後で、高尾口にある極楽湯にはいることにした。ちょうど招待券が手に入ったからだ。昨年開業した温泉施設だが、お湯はぬるぬるした温泉らしい湯だった。

付近の山 高尾山(2016.9.3)、草戸山(2010.4.25)、石老山(2017.3.20)

立ち寄り湯情報
 
京王高尾山温泉 極楽湯★★★★
場所:東京都八王子市高尾町2229番7(TEL:042-663-4126)
泉質:アルカリ性単純温泉(源泉26.2℃)
料金:1000円(シーズン料金1200円)・時間:8:00~23:00
休館:無休
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS 6D

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