TOP > 山梨百名山 >今倉山   

今倉山−山梨百名山

今倉山−山梨百名山

二十六夜山まで縦走で周回

二十六夜山まで縦走で周回

【赤岩山頂】

赤岩山頂

山行情報
日程 2009年10月31日(土)
山名(山域) 今倉山・二十六夜山(丹沢)
入/下山地 道坂トンネル
メンバー 大山、伊達、福島
行動時間 5時間08分
歩行
距離
登り
下り
歩数
9.0km 1,019m 1,019m ----歩
280x158

コース(タイム)

道坂トンネル(10:53)−(11:56)今倉山(12:06)−(12:40)赤岩(13:31)−(14:24)二十六夜山−(16:01)道坂トンネル=道志の湯(18:14)−(20:15)横浜

 《山概略》
 今倉山は御座入山ともナイダイ山とも呼ばれる道志の山で、山頂部分は都留市との境界に位置する。地図には名前が載っていないが、山頂には三等三角点がある。その点名は茨島(はぎしま)となっている。何とも名前が定まらず不遇の山とも言えるが山梨百名山としてリストアップされているため、それを頼りに登る人もいるのだろう。菜畑山からの縦走路として紹介しているガイドブックもある。

 《アプローチ編》
 この日の前半は近くの鳥ノ胸山を往復して、引き続き今倉山を登ることになった。登山口のある道坂トンネルに向かった。道坂トンネルは入口・出口どちらも駐車スペースがある。広さは入口の方が広く、今年の2月に御正体山を登ったときに利用している。今回はトンネルを出たところにある駐車スペースを利用することになる。トンネルを出て右手の駐車スペースは満車だったが、左手の方    は空いていたのでそこに車を止めた。


道坂トンネルの登山口 【道坂トンネルの登山口】

 道坂トンネルは両側に駐車スペースと登山口がある。こちらは都留市側。

 《今倉山へ》
 トンネルに向かって左手に登山口がある。案内板があるのでわかりやすい。すぐに雑木林の中の登りが続くが、杉植林と違って明るく、木の葉が黄色く色づいているので気持ちよく登ることができる。やがて道は御正体山との分岐に突き当たる。指導標に従い、左手の今倉山方面へ進む。
 道は山頂に向かって一直線の尾根登りになる。時々地面が掘り返されたような場所があるが、イノシシの仕業らしい。それが何ヶ所もあり、よほど活発にイノシシが活躍しているのだろう。尾根上には巨木も立っている。このあたりは良く自然林が残されていたものだ。
 山頂が近くなると緑は減り、枯れ野の様相を呈してくる。登りはじめから1時間ほどで今倉山の山頂(1470.3m)に到着する。山頂では10人ほどが休憩していた。周囲は唐松混合林で覆われ眺望は無い。この稜線上での中心で最高峰だが眺望がないのは残念なことだ。この先の赤岩の眺望が良いと言うことなので、昼食タイムはそこで取ることになった。ちょうど12時で腹も減ってるがしばらくの我慢である。
今倉山への尾根
【今倉山への尾根】
   今倉山山頂
【今倉山山頂】

 二十六夜山方面へ向かっていったん下り、登り返すと西峰だろうか、赤いプレートに御座入山と書かれたピークを通過する。西峰を下りきったところは分岐になっていて、左手に下る道がある。指導標は「都留市街(沢コース)」を指し示しているが、山中の峠道に降りるだけのはずである。分岐はそのまま直進する。落ち葉を踏みながら、ときどき稜線上には巨木が出現し、振り返って見直してしまう。

御座入山を通過
【御座入山を通過】
   稜線上の巨木
【稜線上の巨木】

 稜線を再び登り返して赤岩(松山・1450m)に到着する。狭いピークに先客が5人ほど来ていた。仲間の1人がその5人の一人と知り合いだった。世間は狭い。
 ヤセ尾根のピークとなる赤岩は遮るものが無く眺望に適している。しかしながらこの日は快晴だったものの靄がかかっていて、大パノラマを拝むことはできなかった。前半戦で登った鳥ノ胸山から見えていた富士山も全く見ることができなかった。このピークには方位盤が設置されているので、それを見て想像するしかない。
《二十六夜山へ》
 赤岩で50分ほど休憩して二十六夜山へ向かった。指導標によると二十六夜山まで約60分とある。雰囲気の良い稜線を下っていくと、発破に注意と看板がある。採石でもしているのかと思ったが、そうではなく林道を造るために山を削っているようだ。しかもその工事はとうに終わっている。

赤岩(松山)
【赤岩(松山)】
   林道分岐
【林道分岐】

 登山道は稜線から離れて左斜面を下っていく。そして林道に突き当たり、その林道を右手に進む。林道は綺麗に舗装され、左手には二十六夜山の小高いピークが見えている。
 林道は稜線を越えるように続いているが、その部分の稜線がえぐり取られているのが分かる。そのための発破作業だったのだろう。以前は真っ直ぐ続いていた稜線も林道で分断されているので迂回を余儀なくされている。林道は一般車の通行ができなくなっている。
 林道の峠から再び稜線に取り付き、一直線に登っていくと二十六夜山(1297.3m)の山頂に到着する。山頂の反対側へ少し下ったところに二十六夜塔がある。二十六夜山は日本の花の百名山に指定され、四月下旬頃からエイザンスミレが鑑賞できるそうだ。山名の由来は旧暦の正月と7月26日の夜に月の出を待つ二十六夜待ちの行事に由来するという。
 二十六夜山は、この近くの上野原市にも同じ名前で存在する。そちらの方も二十六夜塔があったが、同じ謂われなのだろうか。上野原市の二十六夜山は山梨百名山のひとつとなっている。以前登ったときは二十六夜塔が倒れていたのが印象として残っている。
 山頂でくつろいでいると、鳥ノ胸山の山頂で会った青年がやってきた。あれっと思ったが、菜畑山経由でずっと歩いてきたようだ。このまま都留市まで歩いて行くのだろう。珍しいコース取りである。

二十六夜山頂上
【二十六夜山頂上】
   林道ゲート
【林道ゲート】

 車で来ていなければ、われわれもこのまま真っ直ぐ稜線を歩き、都留市まで行きたいところである。しかし帰り道として、道坂ンネルまで続く舗装された3.4kmの林道が待っている。退屈な林道をひたすら歩くことになる。
 二十六夜山の山頂からは来た道を戻り、林道の峠から車道を歩く。ここまで来れば、暗くなっても道に迷うことはないが、暗くなる心配は無さそうだ。道路脇にはけっこう花が咲いていて、山肌の紅葉も綺麗に色づいている。写真を撮るなどしてなかなか進まず、時間をかけて下ることになった。
 林道ゲートを越えて県道に合流する。更に数分も歩くとトンネルが見えて来る。車道両脇の駐車スペースの車はすっかり無くなり、自分の車だけが残っていた。
 帰りは久しぶりに道志の湯に立ち寄った。ここ10年で周辺にはいくつか温泉が新規オープンしているため、この温泉の希少さは薄れているが、なかなかの客の入りだった。湯から出て大広間の食堂で「道志の湯定食(1100円)」を食べてから帰途についた。
 
《登山道の花》
ガンクビソウ リュウノウギク リンドウ
 【1.ガンクビソウ】
 【2.リュウノウギク】
 【3.リンドウ】
コウヤボウキ ヤクシソウ アキノキリンソウ
 【4.コウヤボウキ】
 【5.ヤクシソウ】
 【6.アキノキリンソウ】
ナギナタコウジュ フジアザミ ホタルブクロ
 【7.ナギナタコウジュ
 (長刀香需)】
 【8.フジアザミ】
 【9.ホタルブクロ】
トリカブト ゲンノショウコ 白いリンドウ
 【10.トリカブト】
 【11.ゲンノショウコ】
 【12.白いリンドウ】
道志の湯定食
 【13.道志の湯定食】

付近の山 鳥ノ胸山(2009.10.30),畦ヶ丸(1996.11.16),加入道山(2002.02.16),
御正体山(2009.02.28),赤鞍ヶ岳(2004.05.22)

立ち寄り湯情報
道志の湯★★
山梨県南都留郡道志村7501番地
TEL:0554-52-2384
500円、ボディーシャンプー・露天有り
貴重品ロッカー100円必要,休憩室・売店・レストランあり
10:00〜20:00(7〜8月10:00〜21:00),休館:第1火曜・12/28〜12/31
●硫酸塩泉(沸かし)
Camera:SONY DSC-WX1

NOYAMA
   ホームに戻る   
NOHOU