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高柄山−山梨百名山

高柄山−山梨百名山

駅から登る山梨百名山最東端の山

駅から登る山梨百名山最東端の山

【落ち葉の尾根を歩く】

落ち葉の尾根を歩く

山行情報
日程 2009年12月12日(土)
山名(山域) 鶴島御前山・高柄山(高尾山稜)
入/下山地 上野原駅/秋山温泉
メンバー 大山、伊達、佐野
行動時間 8時間00分
歩行
距離
登り
下り
歩数
14.5km 1,500m 1,415m 31,642歩
高柄山コースマップ

コース(タイム)

上野原駅(8:11)−御前山(9:07)−(11:13)高柄山(11:29)−(12:31)無名峰(13:23)−金山峠−(15:16)秋山温泉(18:00)=上野原駅

 《山概略》
 高柄山(たかつかやま)は山梨県の東に突き出た部分にあり、相模原市と接している。標高は733mと山梨百名山の中でも低い部類に入るが、アップダウンの多い尾根を歩くとそれなりに登ることになり、日帰りでもそれなりの体力を要する山である。JR中央線の四方津駅や上野原駅から登ることができるので、アプローチは手頃である。

 《アプローチ編》
 上野原駅に8:10に到着する電車で集合することになったが、それに間に合う自宅最寄りのバスは5:37発だった。しかしそのバスに乗ると上野原には7:28に着いてしまった。上野原駅では多くの高校生が下車していた。都心からわざわざ田舎の高校に通っているのだろうか。駅前のバスターミナルは、バスが何度も切り返しをして方向転換しなければならないほど狭いところにある。以前生藤山に行ったときにここのバスを利用したことを思い出した。駅は改札を出るとトイレはないので、改札を出る前にホーム東京側のトイレを利用することになる。

 《御前山へ》
 時間通り四人揃ったところで出発。駅のコンコースから階段を上って、バス停とは逆の右の方へ行く。線路を跨いで階段を下るとそこは住宅地。桂川の方へ向かって歩き、島田駐在所前交差点を渡る。そのまま直進すると、桂川橋にさしかかる。橋の上は見通しが良く、これから登る御前山が川越しに見えているが案外小ぶりだ。


桂川橋からの御前山 【桂川橋からの御前山】

 桂川橋から右手に見えている山がこれから登る御前山だ。広角24mmのレンズでは余裕のパノラマだ。

 橋を渡るまで山の道標がないため、初めて訪れる者にとっては不案内な場所である。橋を渡った先の右手にようやく御前山、高柄山と書かれた指導標が現れる。その指導標に従い、右の方へ入っていく。集落を縫うように続く道は少しずつ登っている。集落が途切れると墓地が現れ、その先に水路の高架(高さ3bほど)があるのでそれをくぐる。
 道は林道になるが、すぐに左手の登山道と分かれる。御前山の尾根に取り付き植林の中を登っていく。登るにつれて傾斜が険しくなり、頼りないトラロープが一本お助け紐として設置してあるので、ときどきそれにすがって登る。山の上の方は自然林で足もとは落ち葉の絨毯となっている。

急登をよじ登る
【急登をよじ登る】
   御前山頂上
【御前山頂上】
御前山頂上からの眺望 【御前山頂上からの眺望】
 急登が終わり、そろそろ山頂かというところで小さな祠が現れる。しかしそこはまだ山頂ではなく、その少し先が山頂となる。御前山山頂(484.1m)からは上野原市街を一望でき、その背後には生藤山や大岳がそびえている。この日はこの時期にしては暖かく、空気も澄んでいて眺望もはっきりしていた。
 今回の山行では山と高原地図の『高尾・陣馬』を持ってきていた。この地図上には他にも御前山がいくつかある。今回の鶴島御前山、四方津御前山(460.9m)、綱之上御前山(568m)、斧窪御前山(523m)、大月市の御前山などである。いずれも甲州街道沿いにあるが、何か意味があるのだろうか。
 山頂で写真を撮りまくり、先に進むことにした。山と高原地図では登山道は引き返すことになっているが、道は奥へと続いているので反対側へ降りた。

 《高柄山へ》
 御前山の登りは急だったが、下りも急勾配である。木々の間からときどきゴルフ場のグリーンが見え隠れしている。落ち葉の道を下ると分岐があり、新矢野根峠(1時間)の方へ進む。窪地に降りて道標の指し示す新矢野峠方向へ登り返す。杉植林の中を登り、ゴルフ場のフェンスに突き当たるのでフェンスを回り込むように進む。アップダウンが続き、あずま屋がある新矢ノ根峠に到着する。あずま屋の中に入って休憩した。
 新矢ノ根峠からの尾根の下りは気持ちが良い。木々の葉が落ち、明るく、地面は落ち葉の絨毯で、踏みつける音も心地よい。正面には木々の間から高柄山も見えている。暑くもなく寒くもなく、この日はまさに山歩き日和だ。気持ちよく歩いているうちに山頂に到着した。

高柄山頂上 【高柄山頂上】

 山梨百名山の高柄山

高柄山頂上からの眺望 【高柄山頂上から丹沢方面】

 高柄山(733.2m)の山頂からは上野原の権現山方面と、丹沢方面を見渡すことができる。富士山は見えるのだろうか、丹沢方面は雲が多く確認することができなかった。山頂ではすでに何組かのハイカーが休んでいた。登山道で人と会わなくてもたいてい山頂には人がいるものだ。四方津駅から登ってきたのだろうか。
 高柄山山頂での昼食はお預けになり、大地峠方面へ向かうことになった。尾根道を下り、アップダウンを繰り返しながら進んでいくと、林道に出る。舗装された立派な林道だ。左に数十b歩くと登山道は再び山の中へ続く。大丸山頂を通過し、なかなか昼食適地が見つからずに歩き続けているうちに矢平山近くまで来てしまい、その手前のピークで昼食休憩を取ることになった。
 矢平山手前のピークで昼食を取り終えると、目的地は秋山温泉に変わる。仲間のひとりが温泉の無料券を持っていた。今回の目的は秋山温泉に入るための山行であったと言っても良い。歩いてきた尾根を戻り、旧大地峠の手前で林道に降りる。車の通らない林道をしばらく歩き、左にカーブするところのミラーがあるところが秋山温泉方面に下る尾根の入り口である。地図上では赤い線にはなっていないが、道ははっきりしている。広くはない尾根なので、尾根の上を道なりに進むだけで迷うことはない。

無名峰で休憩
【無名峰で休憩】
   無名尾根への入り口
【無名尾根への入り口】

 金山峠を通過し、デン笠(616m)、金ピラ山と越えていく。道なりに下っていくとフェンス(後にこのフェンスがイノシシ避けのものであることが分かる)に突き当たる。そこを右手に進んでいくと集落の農道にでた。(前のフェンスを左の方に行けばもう少し尾根を下ることができたようだ。)
 農道を下り山の斜面に広がる畑の中を通過する。畑では里の年寄りが働いていた。県道35号に降りて東へ歩いた。秋山トンネルの前を通過し、右手に秋山大橋が見えてくる。ちょうど富士急行バスが我々を追い抜き、大橋の近くのバス停で多くのハイカーを降ろしていた。きっと彼らも秋山温泉へ向かっているのだろう。

金山峠付近
【金山峠付近】
   富岡の集落
【富岡の集落】

 秋山大橋を渡ってもしばらく車道歩きが続き、ようやく秋山温泉へ到着する。秋山温泉の受付カウンターは多くの人でごった返していた。ほとんどの者が手に温泉無料券を握りしめている。温泉は源泉かけ流しだそうだ。このあたりの温泉で源泉かけ流しは珍しい。のんびりと温泉を堪能し、食堂で至福の生ビールを飲み、ちょっと贅沢な「季節の野菜御前」をいただいた。
 秋山温泉から上野原駅へはシャトルバスを利用した。18時発のバスに乗り、上野原駅に到着すると数分後には上りの電車が到着した。八王子駅で横浜線に乗り換え帰宅した。
付近の山 生藤山(2003.09.06)、陣場山(1999.09.11)、峰山(2003.09.23)、大室山(2005.03.19)、倉岳山(2007.12.15)

立ち寄り湯情報
 
秋山温泉 ★★★
場所:山梨県上野原市秋山2210(TEL:0554-56-2611)
泉質:アルカリ性低張性温泉(湧出口温度36.4度pH9.6)
料金:800円(17時移行500円)、時間:10:00〜21:00
休館:年中無休(設備点検の休みあり)
食堂有り、飲食物持込禁止、上野原駅送迎バス有り

Camera:SONY DSC-WX1

NOYAMA
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