週末は野山にいます


群馬県の山

▲榛名山(帰部ヶ岳)
 (2006.5.26)
▲榛名山(相馬山)
 (2015.6.20)
▲子持山(2020.3.20)
▲小野子山(2006.5.26)
▲十二ヶ岳(2006.5.26)
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岩櫃山-ぐんま百名山

岩櫃山-ぐんま百名山

低山ながらもスリル満点の岩峰

低山ながらもスリル満点の岩峰

【山頂の岩峰へ向かう】

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○山行情報
日程 2022年12月3日(土)
山名(山域) 岩櫃山(榛名山周辺の山
入/下山地 平沢登山口駐車場
メンバー 単独行
行動時間 2時間6分
歩行 距離登り下り歩数
3.5km316m316m---歩

岩櫃山マップ

○コース(タイム)

平沢登山口駐車場(08:44)-岩櫃城址-(09:44)岩櫃山(10:14)-(10:49)平沢登山口駐車場

 《山概略》
 岩櫃山は群馬県東吾妻町にある標高802mの山。麓一帯は岩櫃城が築かれ、真田信繁が幼少時代を過ごしたとされている。幕府よる一国一城令により廃城となり、現在は構造物などは再現されていないが、国指定史跡となっている。岩櫃山はぐんま百名山に選ばれている。

 《アプローチ編》
 早朝の横浜をマイカーで出発。4時間ほどかけて平沢登山口駐車場に到着。案外広い駐車場で、すでに何台か駐まっている車は、県外ナンバーが多い。岩櫃山登山だけではなく、岩櫃城を目的に来ている観光客もいるようだ。駐車場の入口に分かりやすい周辺ガイドマップが有るので、これを見てこの日のコースを確認する。

 《岩櫃山へ》
 駐車場を出発し舗装道を登っていくと標高511mに観光案内所がある。まだオープンしていない時間だが、パンフレットの類は入手することができる。岩櫃山の地図も含まれていた。観光案内所の先に登山口が有り、プレハブの休憩所が建ち、三合目の看板が立っている。




 登山口の先で道は尾根通りと沢通りに分かれる。尾根通りの方が岩櫃城の本丸を通るようなので、左手のその方へ進む。整備された杉林の中の道に入り、緩やかに登っていく。すでに岩櫃城の縄張りのような感じで、竪堀や曲輪がある。案内板に従い、高台を越えていくとあずま屋が有り、その先に岩櫃城の本丸跡がある。かつて城があったとは感じさせない広場である。
 本丸跡を後にして、尾根通りを進むと、ようやく四合目の看板がある。緩やかに登り五合目を過ぎると天狗岩がある。さざれ石のような岩が一本だけ突き立っている。



 道は徐々に細く怪しくなってくると、岩場コースと迂回コースに分かれる。先行者が岩場コースに行っているようなので、自分も岩場コースに進むと、結構危険な岩場コースだ。片手にはカメラを持っているので、中途半端な態勢で上れる岩ではない。危険を冒す必要も無いので、引き返して迂回コースに向かった。
 迂回コースはたいした迂回ではなく、やがて岩場コースと合流した。その後も多少の岩場は有り、眺望も開け十二ヶ岳が正面に見える。
 六合目から下りとなり沢通りの道と合流する。その鞍部からは岩場の登りとなる。天狗の蹴上げ岩、ハシゴ、一本槍と通過し、岩の谷間を登っていく。登り切った八合目で一息つき、九合目で尾根に出る。ここでようやく岩櫃山の頂上が見えてくる。突き立って岩がそれで、とても登れるとは思えない。頂上には吹き流しがあるようで、風がないことが分かる。



 山頂岩の基部まで移動し、上からぶら下がるクサリをつかんで、全体重をかけて登ることになる。実際登ってみると、案外たいしたことは無く、山頂に到達することができた。岩の上はそれほど広くはなく、4~5人も立てば満員である。1mほどある岩の上に立つと、360度のパノラマで上州の山々を見渡すことができる。風がないのが救いで、風があればとても立っていられないだろう。断崖絶壁の眼下には民家が有り、屋根の真上から見下ろす形になる。



 山頂にいる間に次々と人が登ってきて、下りは渋滞となり最後に降りることとなった。クサリを握りしめ、懸垂下降で降りていく。
 来た道を降りていき、岩の谷間を抜けると沢通りの道を降りていく。なかなか良い雰囲気の谷で、これも攻められにくい道なのだろうか。五合目、四合目と道標が有り、やがて観光案内所の方へ降りていく。そのまま駐車場まで降りるが、駐車場の方はまだ空きが多かった。
 11時前に下山できたので、この日は引き続き次の山である崇台山がある富岡市へ向かった。





○当日泊の宿
ホテルルートイン安中★★★★
ルートイン安中 場所:群馬県安中市原市398-2
TEL:027-380-1211
料金:1泊朝食 4,470円(全国旅行割適用)
大浴場:有り
その他:珈琲自由
Camera:CANON EOS 6D Mark II