仲間に誘われて急に丹沢の沢へ行くことになった。蓑毛から登る春岳沢である。距離は短いので半日コースとなる。
当日は秦野駅前9:05発の蓑毛行きのバスで行くことになったが、仲間のひとりが遅刻して30分ほど後のバスになった。今回のコースは短いので急ぐ必要もない。
終点の蓑毛でバスを降りるが、この時間はもう他に登山者は見られない。沢沿いの道をヤビツ峠方面へ向かった。
【名水百選の橋を通過】
この沢が春岳沢だが、まだしばらく登山道を歩く。
橋を渡った先にヤビツ峠と髭僧の滝への分岐がある。右手の髭僧の滝方面へ進んだ。 金目ダムを右に見ながら通過し、沢に向かって下ると髭僧の滝の前に出る。
【髭僧の滝】
10メートルほどの滝の手前で沢の準備をする。
髭僧の滝の手前が入渓点となるため、沢装備に変えようとザックを降ろすとそこはヒルの巣窟であった。数センチの細長いヒルが必死に登山靴をはい上がってくる。地面に置いたザックにも取り付いているようだ。皆でしばらくヒルの排除に躍起になる。
髭僧の滝は鶴岡さんがトップで登る。続いて私が登り、残りの二人は巻いて登ってきた。ザイルを使ったのはここだけだった。
【余裕の三人】
沢に入って20分ほど。小さな滝やナメが続く。11:38
【深山渓谷の趣】
今回のコースで一番景色のきれいなところである。11:43
【水流は続く】
短いコースだが、いつまでも水流が続く。このあと水流ははたと止まり、ガレ場を少し登ると作業道に出る。11:50
【沢の終了点には人がいっぱい】
登山道でもないのに20人ばかりの集団が来ていた。水質調査のサークル?とのことだった。12:03
沢の終了点からは作業道を通り、表参道に合流する。合流地点で休憩し、昼食とする。このあたりはヒルはいなかったが、ザックや身の回りを点検すると沢から連れてきたのかヒルが張り付いていた。Chifuさんが絶叫すると、先ほどの調査隊の一人が飛んできて、虫除けスプレーを噴射した。
帰りは裏参道を下る。途中、女人禁制の碑がある。江戸時代に女性は大山へ登ることができなかったようだ。
登山道の花
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【ヤマユリ】
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【ヒメフウロ】
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【サワギク】
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【ネジバナ】
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蓑毛ではタイミングよくバスが待っていて、それに乗り込み秦野駅へ。小田急線で丹沢に来た時はほとんど温泉に入ることはなかったが、今回は東海大学前駅で下車して
「丹沢湯彩ほたる」へ向かった。
東海大学前駅から歩いて5分ほどの歩かねばならないが、暑い夏の盛りでは5分といえども汗が出る。しかも上り坂だ。館内の設備は充実しており、歩いてでも訪れる価値はあった。いい湯に入って併設のレストランで生ビールを飲むことができた。
歩数:13,803歩
立ち寄り湯情報
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丹沢湯彩 ほたる★★★
場所:神奈川県秦野市南矢名2-13-13(TEL:0463-78-0026)
料金:650円(休日)・時間:10:00〜23:00・休館:第3火曜日
食堂有
http://www.supersento.info/ver1/hotaru/
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