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大丸・小丸-神奈川県の山 大丸・小丸-神奈川県の山 ブナの森、雪は期待はずれ ブナの森、雪は期待はずれ 【大丸のブナ】
コース(タイム)大倉(8:28)-(9:35)二俣-マルガヤ尾根-(12:00)小丸-(12:29)大丸(13:05)-大倉尾根-(15:34)大倉
《山概略》
指導標に従い道を進み、林道に入る。途中別の林道に合流するところでは、新たにゲートができていた。以前は二俣まで車が入ることができたが、もうできないようだ。長い林道を歩き、1時間ほどかかって二俣に到着する。 二俣は休憩地点になっていて、多くのハイカーが休んでいる。若者が多いようで、ほとんどが鍋割山へ行くのだろう。我々は今回鍋割山は通らない予定である。日溜まりの二俣で少し休憩してから林道を進んだ。 本沢に架かる簡易橋を渡り、右手に広場のような場所がある。そこがマルガヤ尾根の取り付きで、歩きやすそうな場所を選んで斜面を登っていく。植林帯の急斜面で、這うように登っていくと急斜面は落ち着いてくる。 以前この尾根を歩いたときは、周囲で大規模な狩りが行われていて、銃声や猟犬の吠える声が続いていたが、この日は静かで穏やかだ。道無き急斜面を登っていくと、植林帯はマツに変わり、ブナ林へと変わる。
道はやせ尾根となり、一本道を進む。高度を上げていくと遠く眺望を見ることができるようになる。富士山が見えてくるが雲が多く半ば隠れている。それにしてもこのあたりは南面のためか雪の気配が全くない。東の方に見える大山や三ノ塔には雪が積もっているようだ。
大倉から標高差1000mくらいを登って塔ノ岳と鍋割山の間の稜線に到達する。ここからは整備された登山道で人の往来も多い。稜線を右に進み、雪のない道を緩やかに登っていく。すぐに小丸と書かれた道標がある。一応ピークで、標高は1,341mである。 小丸を越えて、ブナの森を楽しみながら歩き、小丸尾根分岐を通過する。大丸が近づくと足下には雪が目立ってくるが、数センチ程度だ。やがて大丸のピーク(1,386m)に到着する。
大丸で、登山道から少し離れたところで休憩した。まわりは一面雪だが深さはそれ程無い。湯を沸かしてカップ麺を食べた。相棒の大山氏はブナ林のスケッチに挑戦している。小一時間大丸のピークで過ごし、塔ノ岳方面へ下った。下り道は凍っていて滑りやすいが、凍結距離は100mほどだったので、アイゼンを付けずに慎重に下った。
塔ノ岳手前300mの金冷しで、右手の大倉方面へ曲がる。この日の大倉尾根は視界が良く、秦野の街並みや相模湾方面が一望できた。茶屋が点在する大倉尾根を一気に下り、住宅地に入ると、黄色が鮮やかな蝋梅が咲いていた。 大倉からバスに乗り渋沢駅で乗り換え、いつものように小田急線で東海大学前駅で途中下車して天然温泉さざんかに立ち寄って帰った。
Camera:CANON EOS 6D
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