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西上州の山

鼻曲山


MAP192*136
思いがけない雪、運がいいのか悪いのか...
日程 2001年12月15日(土)
山名 鼻曲山
山域 群馬県
入/下山地 霧積温泉
メンバー 石川,城村,難波,今野,福島

コース(タイム)

霧積館(10:30)−十六曲峠−鼻曲峠−(12:50)鼻曲山(13:05)−(14:38)霧積ノゾキ−(15:25)霧積館

 軽井沢は晴れの日が多い!なんて宣伝をやっているものだから、今回の山行も好天に恵まれた気持ちの良いものになるはずだった。前夜の軽井沢ベース基地からの報告によると、積雪は全くなく空には星が輝いているとのことだった。
 土曜日の早朝、関東地方は快晴で、関越道を走っているときも順調だった。遠くの山々がくっきりと見え富士山まではっきりと見えていた。それが、上信越道に分岐し西上州の山々を望む頃になると、目標の山域だけ真っ白になっているではないか。明らかに雪が降っている。べつに雪が降るのはよいのだが、車が登山口までたどり着けるかが不安であった。車はノーマルタイヤのセダンである。
 横川から旧中山道のほうへ右折し、しばらく走って霧積温泉方面へ右折する。所々雪が積もっており、車がスリップし始める。霧積ダムまで来てこの車でのアプローチをあきらめ、仲間の車に乗り移ることにした。こちらは四駆のスノータイヤなので心強い。
 霧積ダムではすでに到着している仲間と合流して総勢5人で鼻曲山の山頂に向け出発した。雪はちらほらと降っているが風がないので寒くはない。道も急坂ではないので歩きやすい。登山道からいったん車道にでて再び登山道の中に入る。左手には本当に鼻の形をした鼻曲山山頂が見え隠れしている。十六曲峠付近ではカモシカに遭遇。我々の接近に驚いたのか斜面を駆け下りていった。

photo 192*128 【鼻曲山山頂を望む】

 山頂部はなんとなく鼻の形をしている。

 ロープが渡してある急坂を登り休憩をしていると、今日の最初で最後の登山者(二人組)に出会う。アイゼンにピッケルと完璧な冬山装備だ。まさか雪などあろうはずがないと思っていた僕とは雲泥の差の装備だ。山頂が近づくにつれ風が強くなってくる。気温はマイナス3度ほどで耳が痛い。歩き始めから2時間20分ほどで鼻曲山の山頂(1,655m)に到着。
 山頂も風があるのであまり長居はせずに下山にかかる。登りでは眺望がなかった霧積ノゾキからは妙義の山塊が望め、先ほど遭遇したのと同じ場所で再びカモシカに遭遇。今度は10m先の登山道に立っておりこちらを窺っている。写真を一枚だけ撮ることができ、こちらが近づくと逃げていった。
 登山口には格好の温泉があるが、仲間の情報によるとどうやら冷泉らしい。この寒い時期には絶対入ってはいけないと言われた。絶対というのも大げさではあるが、真偽のほどは定かではない。とりあえず今回は、そこでは入浴はしないことにした。


【霧積館】

【鼻曲山山頂】

【霧積ノゾキからの妙義】

【カモシカと遭遇】


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