西上州の山鍬柄岳 |
駐車スペース(8:39)−石尊大権現−(9:22)鍬柄岳(9:50)−林道−駐車スペース 荒船山へ行った翌日に今回の鍬柄岳へ行った。鍬柄岳は群馬県富岡市にある標高598mの山である。地元では石尊山とも呼ばれているようだ。ガイドブックでは大桁山とともに歩くコースを紹介しているが、今回は鍬柄岳単独の登山である。 上信越自動車道の下仁田ICからすぐの山である。千平駅横の踏切を渡り、路地のような道を進み山の中へ入ると右手に数台分の駐車スペースがある。 【鍬柄岳を望む】 駐車スペースからは鍬柄岳の山頂が見える。岩峰の上にはアンテナのようなものが光っていた。あれは何だろうか(8:39)。 杉林の薄暗い中をゆっくりと登り始める。やがて石尊大権現のお堂の脇を通過する。道がつづらになり、それを登り切ると尾根にでる。緩やかな登りはつかの間で、岩場に突き当たり、そこからクサリ場となる。 【クサリ場】 岩壁を回り込むように、クサリ場が続き、徐々に山頂へと近づく(9:09)。 岩場を上るにつれ周りの景色がよく見え、高度感が感じられる。足を踏み外すとはるか下まで真っ逆さまだ。 【山頂には旗がはためいていた】 岩場を上りきると、今度はやせた岩場を山頂まで歩く。山頂には旗がはためいているのが見える。下から光って見えたのはその竹のポールだったようだ(9:20)。 【山頂からのパノラマ】 山頂からはほぼ360度のパノラマ。西には昨日歩いた空母のような荒船山が見える。トモ岩の絶壁はまさに切れ落ちているのがよくわかる。そのトモ岩のすぐ手前には物語山。御座山や赤岳、中央は大桁山、東大桁山が見える(9:23)。→回るパノラマ 山頂では9月1日に祭りがあるようで、その時には多くの人が登ってくるのだろう。しかしながらこの時の山頂は我々4人だけで、他のハイカーとは出会わなかった。 下りはクサリ場が終わったあたりから、広い緩やかな道があったのでそちらを歩いた。車が通れるほどの幅で、多少遠回りしながら下っていく。最後に藪こぎの洗礼を受け、体中衣服に付着する種子だらけになる。車に乗るまでにひたすらその種を取り除きながら歩くことになった。(その種子は3週間たった今でも、突如として部屋の片隅で発見される。) 今回はほとんど汗をかかなかったので温泉は無し。下仁田の県道脇の露店で下仁田ネギとこんにゃくを買って横浜への帰路に就いた。 Camera:CANON Power Shot S10 |
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