|
畦ヶ丸山-神奈川県の山 畦ヶ丸山-神奈川県の山 山頂付近はアイスバーン 山頂付近はアイスバーン 【畦ヶ丸山頂】
コース(タイム)西丹沢自然教室(07:56)-(09:08)善六ノタワ-(09:51)畦ヶ丸-(10:38)大滝峠上-(11:02)一軒屋避難小屋-(11:48)大滝橋-(12:23)西丹沢自然教室
《山概略》
《畦ヶ丸へ》 今回畦ヶ丸に来たのは、新たに購入したGPSのetrex30を使ってみるためである。これまで使っていたvistaやOREGONも持参し、最新のGPSとの性能比較をするために3台同時に動かしながら山へ入ることにした。 西丹沢自然教室のトイレで用を足し、一応入山届けを記入して提出する。朝早くから職員がいて対応してくれた。登山口は自然教室向かって左手にあり、緑の吊り橋が見えている。 河内川に架かる西丹沢公園橋と名の付いた吊り橋を渡り、指導標の畦ヶ丸方面に向かって歩いて行く。正面に堰堤が行く手を塞いでいるが、左手に階段があるのでそれを登って堰堤の上に出る。堰堤の上は一面の白い河原で沢の上流の方へ歩いて行くと、簡単な橋があるので向こう岸へ渡る。
沢に沿った道が続き、何度も徒渉するが、橋があるので安心である。時期によってはこの橋が流されていることもあった。そのときは石伝いに渡るか、多少濡れて渡るしかない。。 沢沿いの道を歩いていると、丹沢が沢の山であることをあらためて感じる。丹沢とは深くて美しい谷という意味らしいが、西丹沢こそ丹沢らしい場所といえるだろう。 テーブルのある権現山登山口を通過するが、その登山口は何年も前から閉鎖中となっている。以前はなかった林業用径路で登山道ではありませんという立て札がある。
沢沿いの歩きがしばらく続き、ようやく道は尾根に変わる。階段状の登りがあり、トラバース道もある。善六のタワを越え、やせ尾根を登っていく。かなり高度を上げた頃、地面が白くなってくる。雪がうっすらと残っているのだが、土は凍結し、雪はつるつるのアイスバーン状態になっている。滑りやすく危険な道がしばらく続いた。急坂は滑って実に歩きにくい。早めにアイゼンを付ければ良かったのだが、そのまま山頂まで頑張ってしまう。 200m先避難小屋という指導標を通過し、200mも歩かないところに畦ヶ丸山頂(1293m)がある。ケルンや三角点があるが、樹林や霧のため眺望はない。風は弱いが、氷の上に立っているようで冷え冷えとする。あまり長居はしないで先に進むことにする。今回はピストンではなく、周遊コースを歩くことにしている。
大滝峠方面へ下り、やせ尾根を歩く。山頂からはアイゼンを付けていたが、こちらの道はあまり氷ってはなかった。左手に避難小屋を見て、モロクボ沢ノ頭分岐を直進する。稜線の細道が続き、大滝峠上で左手に下っていく。 落ち葉の道が続き、途中から沢沿いの下りとなる。初めは水もなく、涸れ沢だったが、途中から水が現れ、徐々に水量が増えてくる。一軒屋避難小屋に到着し、ここで初めて長い休憩(と言っても10分くらい)を取り、行動食のパンを食べる。
一軒屋避難小屋からの沢沿いの道は荒れているところが多い。崩れたトラバース道は慎重に歩く。眼下に見える沢は青くて綺麗だ。夏なら沢登りをしたいところだろう。植林帯に入り、そこから抜け出ると林道に出る。下りの方の林道を進み、開いたゲートを通過する。
林道がバス通りと合流するところが大滝橋である。ここから車道沿いの歩道を歩いて自然教室まで戻る。新箒沢隧道を通り、箒スギを見上げて、長い車道を30分以上歩くと自然教室の建物が見えてくる。 三機種ログを取ったGPSだが、結果は見事なモノで、谷筋の衛星電波が入りにくいところなど新しく買ったetrex30は余裕でルートを踏襲していた。他の2機と比べ明らかに正確であった。今後は手作業でのルート修正の手間も減りそうだ。山の方は、先週に続き雪を期待したがほとんど無く、雪山ではなかった。この時期西丹沢へ入る人は少ないが、5人ほどの(いずれも単独)登山者とすれ違った。 下山後の温泉は、いつもは近くのぶなの湯へ入るのだが、高速に乗り海老名まで移動して、おふろの王様へ入った。こちらの方が食事ができてくつろげるからだ。
Camera:CANON EOS 6D
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |