山梨県の山篠井山 |
この連休中に何とか東海自然歩道の続きをやっておきたいと思っていた。しかし次の井出駅から西里までは、長丁場で山の中での泊まりが伴う。なんとか野宿をしないで済む方法はないかと、とりあえず車で下見をすることにした。ついでに近くの篠井山を登った。 高速料金の割引の時間帯に合わせ、厚木ICから入り、富士ICを6時過ぎに出るように出発時間を調整。PAでさらに調整して、6:05に富士ICを出場した。富士市内は渋滞しており、国道52号から福士川沿いに林道を登っていき、奥山登山口には7時を回って到着した。
【奥山登山口】 ここから山頂までの標高差は約860m。撮影は下山後。 気温が高く、Tシャツ一枚で十分だ。ハイキングコースには山頂までの距離が書かれた白いプレートがときどき出現する。3.4kmから始まり、割とすぐに登れそうな感じだ。沢沿いに右へ左へと何度も渡渉する。渡渉ヶ所には丸木橋が架かっているが滑りやすく注意が必要だ。沢には小魚が泳いでいるのが見えた。近づいてよく見ようとすると、魚影は消えた。こんな上流に魚が生息するのも不思議だ。沢の上流の方には水場がある。 【明源の滝】 ナメ滝。登山口から1.0km、山頂まで2.4km。 沢から離れ、沢音も聞こえなくなるとヒノキ林のつづら折りとなる。汗だくになりながら登っていると、上から2人組が降りてきた(夫婦といいたいところだが、そうでないパターンが多い)。立ち止まって少し話をさせてもらった。彼らは本当は昨日登るはずだったが、昨日まで林道が閉鎖されていて、今日になったという。今日いきなりこの山へ来たのは運が良いようだ。彼らはレンタカーで来て、昨夜は車中泊をしたそうだ。登山口に一台だけ品川ナンバーの車が停まっていたのは、彼らのだろうか。女性の方がこの辺りの山に詳しく、篠井山は山梨百名山だから登ったというようなことを言っていた。 つづらを登り続け、最後の急坂を登ると明るい山頂に到着する。 【篠井山頂上】 標高1394m、ブナやアスナロの木が茂る。三角点、方位盤、登山者カードボックス有り。 鉄の登山者カードボックスがあり、中をのぞくと更にタッパがあり、その中に登山者名簿があった。記念に名前を記した。リストをざっと見たところ、10代、20代は皆無で、中高年以上かその子供と家族連れで来ているのが目立っていた。下りは同じ道を辿って登山口目指した。 登山口から車で少し下ったところを右折すると、奥山温泉の建物がある。ここだけ立派な建物で、舗装された駐車場もある。いつものように下山後の湯泉に入るべく建物の中に入ろうとした。すると、入湯料は1500円と張り紙があった。目の玉がぶっ飛ぶような高額料金で、思わず車へ引き返した。 たしか下の街になんぶの湯があったはずなので、車でそこまで移動した。駐車場がやけに空いているなあと思ったら、なんと休館日であった。こちらの料金は500円で良心的だったのに。この日の温泉はあきらめて横浜へ帰った。(後日、奥山温泉の入浴のみは500円であることが分かった) Camera:Panasonic DMC-FX9
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