斜里岳

斜里岳

[アプローチ] [大雪山] [斜里岳] [阿寒岳]

 【山 名】斜里岳
 【山 域】北海道
 【日 程】1997.8.8
 【天 気】晴れ
 【入山地】清岳荘
 【交 通】マイカー

 清里から清岳荘(せいがくそう)までの道はナビではよくわからなかった。斜里岳に向かっていけばいいのであるが、夕立と思われる豪雨のため山のシルエットはおろか数百メートル先も見えない。だいたいの見当をつけ、進んでいくうちに、「斜里岳登山口」の道標がでてきた。この道標に従って行くうちにアスファルトの道はいつしか林道となる。
 清岳荘までの林道は思いのほか悪路であった。しかも豪雨が降り続いている。上下に揺れながら何度もシャーシを擦りながら進んだ。ナビは何もないところを走っている。
 清岳荘の前の駐車スペースっはすでに4台ほど止まっていた。ほとんど道外のナンバーだ。雨がやむまで、しばらく車内でテレビを見る。明日の天気は悪くはなさそうだ。雨がやんで小屋の中へはいる。シュラフ持ち込みだというと、素泊まりは500円であった。小屋の管理人は話し好きでよくしゃべる。小屋の外からは夕日に赤く染まった斜里岳の頂上が見られた。明日もこのくらい天気が良ければいいが。

【羽衣の滝】

 


 翌日は4時に起床。天気はやや曇り空だが山頂は見えている。小屋泊まり組のなかで一番に出発。沢沿いの登山道を歩く。何度も沢を渡りながら上流部へと向かう。下二股は沢沿いの左手を進む。豪快な羽衣の滝や万丈の滝を見ながら歩くが、途中道を間違える。壁のような斜面を登っていくと道がなくなった。しかも4mほど滑落し、肘を強打しすりむいた。後ろからきた人も間違えた道をやってきた。彼は子供をおいて2時に屈斜路湖を車で出てきたそうだ。15分ほどロスして登山道に復帰。上二股付近から水流がなくなる。樹林帯を抜けると馬ノ背にむけてのガレ場となる。南斜里岳への分岐である馬ノ背までくると斜里岳はすぐ近くだ。

【滝が続く旧道】

 


【シナノキンバイ?】

 シナノキンバイ?(キンポウゲ科キンバイソウ属)


【馬ノ背から斜里岳を望む】

 


 馬ノ背で小休止したあとに一気に斜里岳山頂を目指す。祠を通過し最後の急坂を上るとやや開けた山頂に行き着く。真ん中にはケルンとともに斜里岳の看板がある。
【チシマフウロ】

 チシマフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)
 早池峰山が南限


【チシマフウロ】

 チシマフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)
 早池峰山が南限


【調査中】

 


【調査中】

 


【斜里岳山頂から南斜里方面】

 



【斜里岳山頂からの眺望】

 山頂に滞在した30分あまりの中で、もっともガスが抜けた瞬間に撮影。
 清里の町とともに屈斜路湖が見える。


【斜里岳頂上】

 斜里岳頂上(1545m)


 斜里岳山頂はガスに覆われ、眺望はない。ここでもしばらくガスがはれるのを待った。知床方面は終始見えなかったが、清里方面と南斜里はごくたまに見えた。南斜里分岐には後続の登山者が見えた。先ほどの人としばらく話し込んでから下山開始。はじめは僕が後ろを歩いていたが、いつの間にか僕が先行していた。上二股からは左手のコースを選んだが、どういうわけかキジ場に迷い込み、来た道の沢沿いコースに戻ってしまった。そのまま一気に下りて清岳荘に到着。このとき天気は快晴に変わっていた。

【斜里岳山頂からの眺望】

 下っていくうちに眺望がよくなってきた。
 屈斜路湖や中島が見える


 清岳荘の親爺に麓に温泉はないかと訪ねたら、清里に安い共同温泉があるという。でかい看板が出てるからすぐに分かると言うことであった。
 がたがたの林道を下りて行き、もう少しで舗装道かというところで、正面から工作用車両である整地用のグレーダがやって来た。それとすれ違うと、今までがたがたの林道が見事にフラットになっている。あと30分ほど遅く下りていれば終始快適な林道であったのに残念。

【斜里岳】

 斜里岳から離れつつある車を路肩に停めて撮影


 清岳荘の親父おすすめの緑清荘はすぐにわかった。なるほど大きな看板が立っている。しかしその真新しい鉄筋の建物はぱっと見、温泉があるようには思えない。図書館か市民センターという感じである。中に入ってすぐにロビーがあり、カウンターがある。そしてその横に、温泉の券売機があった。ここは町営の研修センターのようだ。宿泊施設や研修室とともに大浴場が併設している。
 日帰りの入浴料金は280円。これはきわめて安い。風呂の設備は充実しており、広い休憩所の利用は自由だ。風呂から上がって、しばらくこの休憩所で休んだ。コンセントを拝借してパソコンをしたり、食堂で注文して昼食をとった(休憩所まで持ってきてくれる)。

 阿寒へ向かう途中、摩周湖に寄ることにした。しかし展望台の駐車場は有料であった。しかも、観光客がわんさといたため、寄らずにそのまま通過することにした。

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