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厦門再び-中華圏放浪

厦門再び-中華圏放浪

花粉症対策で国外脱出...

花粉症対策で国外脱出...

【コロンス島の洋館】

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厦門の訪問地

SM場市・松柏公園・厦門博物館・橋梁博物館・外圓厦門書城・厦門駅・南普陀寺・鼓浪嶼・万石植物園

【03月16日】
 厦門三日目は、南普陀寺へ行くことにした。前回も訪れているが、帰国日の午前中に慌ただしく見学したので、改めて訪れたかった。寺の朝は早いので、ホテルの朝食を終えるとすぐに出発しようとしたら、ちょうどWBCの中継が行われていた。日本対キューバ戦である。これは見届けなければならないと、試合終了まで部屋で観戦した。結果は日本の圧勝で、気分良くホテルを出発した。


【厦門京閠中心酒店】

 厦門ベストウエスタンホテル。前回に引き続き、今回も泊まったホテル。住宅街の中にある。周辺には店も多いので便利だ。
 ホテルを出てからGPSのセッティングをするのだが、なかなか衛星を捕捉しない。日本とは何か違うのだろうか。




 GPSの準備ができてから、タクシーをつかまえて南普陀寺へ。前回のタクシー料金はガソリン代として1元余計に払っていたが、今回からそれは解消されている。料金は20元だった。
 月曜日の朝八時過ぎだったが、南普陀寺は多くの観光客でにぎわっていた。外国人よりも中国人が多い。台湾人もいるようだ。中国人ツアーは皆同じ帽子をかぶっているのでわかりやすい。
 前回、南普陀寺にきて不思議だったのが、その入場料金である。3元のはずだが、100元払って70元程度しかお釣りが来なかったのである。そして今回は10元札で払った。すると4元程度しかお釣りをくれないのである。お釣りが間違っているときの中国語会話が分からなかったので、特に追求はしなかったが、まか不思議である。足りない分は寄付したと思うことにし、次回来る機会があれば、5元札で払ってみようと思う。

千手観音
【千手観音】
   南普陀寺
【南普陀寺】

 南普陀寺では、特に千手観音を鑑賞した。四体の金ぴか観音が四方を向いている。ガラスケースの前には多くの供物があり、参拝客が絶えない。この千手観音はよく見たら撮影禁止となっていた。中国では博物館にしろ仏像にしろ撮影禁止は珍しいことだ。
 南普陀寺の敷地は広く前回は山の上まで歩いて行ったが、今回は佛の石までで引き返した。
 【木魚】
 【道路脇のレリーフ】
 【コロンス島にて】
 続いて、コロンス島へ向かった。南普陀寺から船着き場まで歩いた。コロンス島も前回訪れているが、時間が無く日光岩だけを往復していたので古い町並みもゆっくり見て回りたかった。ちなみにコロンス島は、鼓浪嶼(gu lang yu)と言い、全く呼び方が異なる。中国人にコロンス島と言っても誰も分からないだろう。
 コロンス島に渡る船の所要時間がやけに短く感じたが、前回の船着き場とは別の所に着いていた。後から分かったのは、本来の船着き場の桟橋が工事中だったからであった。ふだん長い距離を航行して、暫定ルートの方が距離が短いというのはどういうことだろうか。今回は厦門島から正面に見える船着き場に向かったのだが、ふだんはずっと左岸の船着き場を使っているのである。

旧日本領事館
【旧日本領事館】
   洋館1
【洋館1】

 コロンス島でまず目指したのが、旧日本領事館である。小さい地図に記載されている場所の方へ見当をつけて歩いて行くと、狭い通路の脇にひっそりとそれはあった。煉瓦作りの洋館だが、現在は民家となっていて普通に人が暮らしている。あまり中に入り込んで写真を撮れる雰囲気でもない。洋館前の石碑に「日本帝国主義厦門領事館警察署地下監獄」とある。地下監獄とやらを見てみたいものだが、今は倉庫にでもなっているのだろうか。
 コロンス島にある洋館のほとんどで民間人が暮らしているのだが彼らはそれをどうやって手に入れたのだろうか。もともと租界地で外国人が暮らしていたはずだ。彼らが出て行って早い者勝ちで手に入れたのだろうか。
 島内は車が禁止らしく、走っていないどころか存在しない。路上駐車は車ではなく人力車(リアカー)だ。ただ観光用の電機カートは縦横無尽に走っている。しかし無音なので島内はとても静かだ。洋館からはときおりピアノの音色が聞こえてくる、ほのぼのとした雰囲気だ。

洋館2
【洋館2】
   洋館の前は露店
【洋館の前は露店】

 コロンス島から厦門に戻り、SM場市行きのバスに乗る。タクシーだと200円ちょっとだが、バスだと15円である。卒倒するくらいの安さである。バスは混んでいるとはいえ、それで利益が出るとは思えず、それが社会主義の政策なのだろうか。
 【バス車内の様子】
 【鴨肉麺(10元)】
 【一昨日の鴨肉屋】

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Camera:Canon IXY 910is

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