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源氏山-神奈川県の山

源氏山-神奈川県の山

春爛漫の鎌倉へ

春爛漫の鎌倉へ

【源氏山の頼朝像】

頼朝像

○山行情報
日程 2022年3月12日(土)
山名(山域) 源氏山(三浦半島
入/下山地 北鎌倉駅/長谷駅
メンバー 伊達、黒岩、貞清、山本、福島
行動時間 6時間21分
歩行 距離登り下り歩数
10.5km355m372m--歩

源氏山マップ

○コース(タイム)

北鎌倉駅(09:03)-浄智寺-葛原岡神社-(10:16)源氏山-銭洗弁天-佐助稲荷神社-(12:04)長谷寺-長谷駅=鎌倉駅-鶴岡八幡宮-(15:24)鎌倉駅

 《山概略》
 源氏山は神奈川県鎌倉市にある標高93mの山。周辺は源氏山公園で、源頼朝の像が置かれている。ハイキングコース上には寺社仏閣が多く、観光をしながら歩くことができる。

 《アプローチ編》
 北鎌倉駅9時集合で、その1時間ほど前に自宅を出発する。横浜駅で電車を乗り換え、横須賀線で25分で北鎌倉駅に到着。自宅からは1時間ちょっとなので、山へ行くには最も短いアプローチである。

 《源氏山へ》
 北鎌倉駅前に5人が集まり出発する。県道沿いの歩道を鎌倉駅方面へ進み、北条時宗の墓がある円覚寺の前を通過する。鎌倉といえば源氏や北条で、両者にまつわる寺社が多く残されている。今年の大河ドラマは鎌倉殿の13人で、元々人気の観光地が一層注目されるところだ。




 横須賀線の踏切の手前を右に曲がり、浄智寺の方へ向かっていく。北条宗政が亡くなったときの菩提寺である。寶所在近と書かれた総門をくぐり、古風な石段を登っていく。鐘楼門の手前で左へ行き、ハイキングコースの道に入る。
 道は舗装道から山道に変わる。それほど長くはない山道を越えると葛原岡神社の前に出る。あまり馴染みのない、鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基卿をお祀りする神社である。



 神社の前で花の写真を撮っていると、神主さん?が神社の裏にある多くの桜が咲いている場所を案内してくれた。この時期にしては早咲きの桜である。神主さんはその花の名前を知らなかったが、玉縄桜だろう。ソメイヨシノの早咲きを選び育てたものだ。
 葛原岡神社から源氏山へ。源氏山公園に入ると、源頼朝像がある。今の大河ドラマでは大泉洋が演じている。頼朝の鎌倉入り800年を記念して1980年に建てられている。頼朝像の奥にトイレがあり、その裏手の小山を登ると源氏山の山頂である。源氏山を示す道標はないが、小さな祠が建っている。
 山頂は小広いが、頼朝像の回りにはテーブルがあったので、そこへ戻って昼食休憩にした。その後、銭洗井弁天へ。



 急坂の舗装道の脇に洞窟の入口が有り、そこを通り抜けると銭洗井弁天がある。ここは多くの人が集まり、お金を洗っている。銭洗井弁天は何度も来ているが、今回初めて裏手の道を通り抜けていく。坂を下り住宅地の中に入り、指導標に従い佐助稲荷神社の方へ行く。佐助とは源頼朝の幼名である。神社は入口は赤い鳥居の連続で階段を上っていく。神社の周りは多くのキツネの置物が奉納されている。



 佐助稲荷神社からは、長谷寺へ。住宅地を歩き、トンネルを通り抜け、交差点を左に曲がる。高徳院の大仏が近いが、今回は立ち寄らず長谷寺に向かう。長谷寺でも多くの花が咲いている。ご本尊の十一面観世音菩薩が特別開帳されていて、いつもは見えない膝下が見えるようになり、全身を拝観することができた。
 テラスに移動し、住宅越しの相模湾を見渡す。天気が良いので遠くまで見えている。テラスのテーブルで小休止してから寺を下り、長谷駅へ向かう。



 長谷駅から鎌倉駅まで江ノ電に乗り移動する。休日の江ノ電はいつも混んでいたが、この日はそうでもなかった。鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ。混雑した小町通りを避け、若宮大路を歩く。この通りは改装されて、両脇の桜も植え替えられている。まだ花は咲いておらず、時期ではないようだ。歩いている人も少ない。
 鶴岡八幡宮で参拝し、鎌倉駅の方へ戻る。シラスを食べたいという声が有り、若宮大路沿いの看板が出ている店を探した。最初の店は酒の提供がなく、二件目は酒が出せるとのことでその店に入った。ビールで乾杯し生シラス丼を食べ、ほろ酔い気分で店を出て、鎌倉駅で解散となった。


《登山道の花》
ハトサブレ-の元 生シラス丼
【1.ハトサブレ-の元】
【2.生シラス丼】
Camera:CANON EOS M6