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百蔵山-山梨百名山

百蔵山-山梨百名山

花見のつもりが時期が過ぎ

花見のつもりが時期が過ぎ

【山頂でまったり】

山頂でまったり

山行情報
日程 2018年4月7日(土)
山名(山域) 百蔵山(大月周辺
入/下山地 大月市総合グランド駐車場
メンバー 林夫妻、浜岡、小楠、大冨、福島
行動時間 4時間15分
歩行
距離
登り
下り
歩数
6.5km 742m 742m --歩
■■■

コース(タイム)

百蔵山登山口(08:05)-(09:48)百蔵山(11:19)-(12:21)百蔵山登山口

 《山概略》
 百蔵山(ももくらさん)は山梨県大月市にある1,003mの山である。中央線や中央高速道の下り線から右手に見ることができる。猿橋駅から登ることもでき、都心から近く手軽に登れる山でもある。山梨百名山で、秀麗富嶽十二景の一つにも数えられている。大月市では毎年4月上旬に岩殿山で桜祭りを開催するが、その時期に近くの百蔵山で花見がてらの山行を計画した。百蔵山の山頂にも桜の木が植えられているのである。

 《アプローチ編》
 2018年は全国的に桜の開花時期が1週間以上早まり、期待した花見は諦めての出発となった。百蔵山は電車で行くこともできるが、その後の温泉を考えてマイカーでのアプローチとした。利用する駐車場は、登山口近くにある大月市総合グランドの駐車場である。駐車場は混むかと思ったが、登山者の利用がほとんど無く、余裕で駐めることができた。


駐車場を出発
【駐車場を出発】
   周遊の起点を右へ
【周遊の起点を右へ】

 《百蔵山へ》
 駐車場まで上り坂が続いており、すでに標高は400mを超えている。猿橋駅より100mほど高い位置にある。そこからのスタートである。駐車場からはすでに富士山が見えている。正面の百蔵山に向かって車道を上っていく。最初の分岐を左に入り、その次を右に進む。指導標があるので分かりやすい。そして三番目の分岐が今回の周遊コースの起点となる。右手に進み、反時計回りに一周する予定だ。

ここから山道
【ここから山道】
   尾根の登り
【尾根の登り】

 車道歩きが続き、道なりに進んでいくと浄水場の前を通る。なぜか貯水池には水が張られていない。柵のすぐ先に蛇口がいくつも並んでいるが、どのような用途があるのだろうか。浄水場の建屋越しにも富士山が見えている。
 浄水場を通り越してようやく右手に山道の入口が見えてくる。このあたりは桜の木があるがすでに散った後だ。山道に入り、雑木林の中を歩いて行く。
ロープのある急坂
【ロープのある急坂】
   山頂近くは緩やかな道
【山頂近くは緩やかな道】

 いつもは一人ですたすたと登る山だが、今回は6人と大所帯である。のんびりと休み休み進む。富士山が徐々に大きく見えてくるが、雲が多く薄ぼんやりとしか見えない。桜の代わりにピンクのツツジが現れ、足を止めて写真を撮る。キューブ型の石材に彫られた地蔵の前を通過する。
 道は急坂となり、集団の歩くスピードはいよいよ落ちてくる。ロープが張られているが、下山用のロープだろう。登りよりも下りの方が辛そうだ。急坂を登り切ると、緩やかな道が続き、やがて1,003mの山頂に到着する。

山頂に到着
【山頂に到着】
   チーズフォンデュ開始
【チーズフォンデュ開始】

 山頂には山梨百名山と三等三角点の標柱がある。大月市の秀麗富嶽十二景のひとつに数えられる山頂からの眺望は、雲が多いためいまいちだ。眺望を期待するなら冬場に来た方がよい。山頂は広いので休憩適地である。一つだけテーブルがあり、我々6人でちょうど良い大きさである。山頂には他に誰もいないので、我々でそのテーブルを占拠して昼食準備をする。ちなみに山頂にはそれなりに桜が咲いていた。一応花見としての面目は立ちそうだ。昼食は持ち寄った食材でチーズフォンデュである。

下山路の展望台
【下山路の展望台】
   植林帯を下る
【植林帯を下る】

 1時間あまりチーズフォンデュで歓談して下山する。この時間になると、山頂には何組かの登山者が来ていた。それほど時間をかけて登る山でもないので、軽く休憩してすぐに立ち去っていく人が多い。
 山頂から西の方へ尾根道を進む。まわりは松の木の植林で、幹の周りに白いベルトのようなものが巻かれている。しばらく下ると、分岐があるので左へ降りていく。このまままっすぐ行くと葛野部落へ降りるようだ。急な下り坂を進むと、展望台がある。富士や大月市街周辺の山並みを一望できるのだが、数本の木がじゃまして展望台としては残念だ。

登山者カウンターあり
【登山者カウンターあり】
   住宅地に降りる
【住宅地に降りる】

 植林帯の急な下りを進み、登山口近くになると登山者カウンターがある。通過すればカウントするのではなく、自分で押さなければならない。我々は下山で通過するのだが、押すべきなのだろうか。
 大山祇神社の前を通過し、舗装道を進むと、先ほどの周遊起点に到着する。駐車場はもう目の前である。登山としてはかなり楽なコースだった。下山後は、30分ほどかけて秋山温泉へ向かった。まだ昼過ぎだが温泉には多くの車が駐まっていた。

《登山道の花》
スミレ ツツジ ツバキ
 【1.スミレ】
 【2.ツツジ】
 【3.ツバキ】
サクラ
 【4.サクラ】

付近の山 岩殿山(2016.4.9)、扇山(1997.1.11)

立ち寄り湯情報
 
秋山温泉 ★★★
場所:山梨県上野原市秋山2210(TEL:0554-56-2611)
泉質:アルカリ性低張性温泉(湧出口温度36.4度pH9.6)
料金:750円(17時以降400円)、時間:10:00~21:00
休館:月曜日(祝日の場合は営業)
食堂有り、上野原駅送迎バス有り
Camera:CANON EOS 6D

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