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日本百名山金峰山(廻目平ルート) |
樹林帯を抜けると金峰山小屋に着く。ここがちょうど森林限界で、眺めがよい。山頂近くの五丈岩もここまでくると見えるようになる。小屋の横には(名もない?)巨岩があり、登って上に立つことができる。この岩の上からの眺望がよいことは、山小屋特集のTV番組でやっていたことがある。 確保無しにその岩を登るのはいささか危険ではあったが、何とか登って上に立つと、なるほど眺めがよい。360度のパノラマ写真をデジカメと銀塩の両方で撮った。 余談ではあるが、先の番組では、小屋の(若い)女主人がいつもこの岩の上で気を休めているような場面があった。しかしその主人が言うには、それは”やらせ”らしくて、滅多に岩に登るわけではなく、スタッフにのせられて登って撮影したそうだ。 【金峰山小屋脇にある岩の上からの眺望】 高さ8メートルほどの岩の上に立つとかなり眺めはよい。五丈岩が見える。 14枚の写真を結合 小屋の隣にある岩の上で30分ほど待っていると、ようやくS夫妻が追いついてきた。彼らも岩の上(途中まで)に登り、眺望を楽しんだ。(10:31) 【金峰山小屋を後にして振り返る】 先ほど登った岩とともに後方に瑞牆山が見える。 10:43 【五丈岩】 五丈岩が見えてきたら山頂は近い。山頂は左手にあるが多くの人でにぎわっていた。 【山頂からの五丈岩】 自然にできたとは思えないほど、整然と積み上がった岩である。この岩を眺めつつ昼食をとったが、その間何人かがこの岩のてっぺんに立つべく挑戦していた。 11:55 【大日岩方面】 瑞牆山荘ルートはこの尾根を歩いてくることになる。道々登山者が連なっているのが見える。 12:02 【下山開始】 目の前の雄大な風景を見ながら下山するが、すぐに樹林帯に入り眺望はなくなる。 林道まで近くなり足下をよく見ると様々なキノコが生えている。中でもおとぎ話に出てきそうなキノコがあった。 【クライミング中】 休憩がてらしばらく見学。今回はクライミング装備を持ってこなかったが、見ているとやりたくなってくる。 14:08 【兜岩】 朝は逆光であったためよく見えなかったが、昼過ぎのこの時間では順光できれいに見える。ここまで来ると廻目平は近い。 テン場へ戻り、テントを撤収。廻目平を後にした。清里あたりから渋滞が始まり、大泉村で風呂に入った。 双葉SAで食事のあとS夫妻と別れ、僕はしばらく渋滞が解消するのを駐車場で待った。1時間ほど時間をつぶした21時の時点で八王子を先頭に45kの渋滞、相模湖ICまでの予測時間は240分以上となっていた。渋滞が解消する気配はないので、一宮御坂ICで降りて、河口湖、山中湖、道志、厚木経由で横浜へ向かった。そのコースで自宅まで180分。中央自動車道を降りて正解であった。
Camera:CANON Power Shot A5 |
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