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両神山−日本百名山

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登山口へ大きく迂回...

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両神山からの眺望

登山ルート
日程 1999年09月25日
山名 両神山
山域 埼玉県
入/下山地 上落合橋
メンバー 稲葉、荘司夫妻、福島
行動時間


コース(タイム)---初日

上落合橋(11:10)−八丁峠−西岳−両神山−(16:51)上落合橋

 まだ夜も明け切れぬうちから横浜を出発し、板橋でI氏をピックアップ。関越に入り、高坂SAでS夫妻と合流。4人2台で両神山登山口目指して車を走らせる。
 自宅を出発しておよそ5時間、ようやく志賀坂峠トンネルに到着。ここから林道で登山口まで更に車で入る予定なのだが、「両神山登山道通行禁止のおしらせ」という無情な看板が立ちはだかる。なんでも8月14日の集中豪雨により崩落が発生しているため当分の間通行が禁止されているそうだ。といっても道は封鎖されているではなく、問題はなさそうだ。しばし4人で対策会議を開き、結局、大滝村経由で反対側からアプローチすることになった。
 更に車を走らせて大滝村を通過し、中津川にそって奥地へと行っていく。人気のない林道を走っていると突如集落が現れる。日窒鉱山の集落である。人の気配は依然と無い。
 上落合橋の登山口へは志賀坂峠から2時間かかった。都合7時間のアプローチ運転だ。


photo 192*128 【上落合橋】

 林道脇の駐車スペースに車を止め、登り始める。登山ポストのところに、地元の駐在所作成の詳細なマップが置いてあった(11:16)。


八丁峠を目指す 【まずは八丁峠を目指す】

12:10

【八丁峠】
 八丁峠通過(12:31)
両神山縦走路の大要
 この登山路は両神山頂から北へ延びる八丁尾根から八丁峠から登るスリルに満ちた岩稜コースと、両神山から南北へ延びる梵天尾根を下る比較的静かな登山の楽しめるコースに別れています。
 八丁尾根コースは秩父古生層で形成され、チャートの岩石が露出していて、のこぎりの歯のような岩峰が見られる。この岩峰を鎖につたわって登ると、わずかな土や岩の割れ目に成長した、ヤツオツツジ、コメツツジ、ヒカゲツツツジ、シャクナゲ等が春になるとかれんな花をつけ登山者を楽しませてくれます。
 また梵天尾根コースは、標高1300〜1400mの位置にあり一部厚生林の面影を残すジゾウカンバ、ミズナラ、ダケカンバ、カエデ、エゾザクラ等の広葉樹林の中を散策しながら進める。コース途中にある、小岩峰、三芳岩に登ると展望が開け両神山の巨大な岩壁の雄大な姿を見ることができます。


八丁峠 【八丁峠】

12:31


武甲山方面 【武甲山方面】

12:41


岩場を慎重に 【岩場を慎重にくだる】

12:52


西岳を望む 【西岳を望む】

 盛り上がった山頂が緑で覆われている。13:02


【西岳】
西岳到着(13:20)。


クサリ場の連続 秩父方面の山
【クサリ場の連続】
西岳から東岳にかけてクサリ場が続く。(13:29)
【秩父方面の山】
13:30

東岳到着(14:25)。ここで小休止。


両神山山頂 【両神山山頂】

両神山山頂1723m到着(15:02)。ガスっていて眺望はない。


 下山ルートは、マップ上では廃道になりかかっている沢づたいのルートでほぼ直線的に落合橋へ出ることができる。はじめ下山口を探したが、トラロープで進入を止めていたのでその位置が分かった。ルートはしっかりしており、特に迷いそうなところではなかったが、落合橋に無事戻ることができた。


夕日を浴びる二子山 【夕日を浴びる二子山】

 落合橋の登山口に戻ったのは、16:51。登り始めが遅かったこともあり、暗くなることも心配したが、まだ明るいうちに下山することができた。帰りは志賀坂林道トンネルを通って、今朝方通行止めになっていた志賀坂トンネルに向かった。しかし落石や通行止めの様子もなくすんなりと抜けることができた。途中、展望台からは夕日を浴びた二子山を見ることができた。明日はそこへ行くことになる(17:18)。


Camera:CANON Power Shot A5

NOYAMA
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