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日本百名山蔵王山 |
刈田岳−熊野岳−自然園−名号峰−峨ヶ温泉−表登山口=(バス)=刈田岳 【名号峰から蔵王山を望む】 8月4日(火) 4:30起床。蔵王坊平国設野営場のテントの中で朝を迎えた。昨夜は断続的に雨が降り続いていたものの、朝にはあがったかに見えた。しかしテントを撤収しているときに再び雨が降り出した。急ぎ、車に乗り込み、とりあえず蔵王山の登山口である刈田岳の駐車スペースへ向かった。(野営場6:00出発) 【刈田岳駐車場】 朝6:11では有料道路の料金所は無人であり、ゲートも閉まっていない。 刈田岳の駐車スペースにはさすがに車はとまっていなかった。6:29 【刈田岳山頂方面】 レストハウスを抜けて、右手に行くと刈田岳の山頂に至る。200mもないだろう。そちらへは向かわずに、左手の熊野岳(蔵王山最高峰)へ向かった。6:31 【熊野岳へ続く道】 蔵王山最高峰の熊野岳は平坦な山で、刈田岳まで車で来れば観光客でも容易に登ることができる。 とりつきは遊歩道らしき道が続くが、お釜を見るためにはこの道から外れて右の方に行かなければならない。6:32 【お釜】 天気が気になったが、ガスはなくお釜は見ることができた。 巨大なお釜周辺は一枚に収まりきれなかったので、縦横2枚ずつ4枚撮影して合成。 【分岐】 左手の熊野岳へ向かった。6:59 【熊野岳神社】 蔵王山最高峰の熊野岳(1840.5m)に到着。ここにきてガスがでてきた。7:09 【熊野岳山頂付近】 山頂付近は、多少開けている。ガスって道を見失わないように、道々ケルンが続いている。7:15 【避難小屋近くの記念碑?】 クマノ...の後の文字は読めない。旧避難小屋か。7:22 【名号峰方面を望む】 7:31 【自然園付近】 この時期では自然園に花は見られなかった。むしろその手前の方(熊野岳より)にコマクサの群落があった。7:49 【追分の分岐】 左前方の刈田岳から来た。左手前がかもしか温泉を経てエコーライン、右手奧が上宝沢を経て山形市、そして我々が向かう右手前の峨ヶ温泉。8:03 【名号峰山頂】 名号峰山頂(1490.9m)、8:20 【蔵王の花】 8:23 【名号峰山頂付近で見かけたひよこ】 登山道脇にたたずんでいるひよこを発見。最初は立ったままミイラ化しているかと思ったが、よく見ると生きていた。近づいても逃げる様子もなく、くちばしをつつくと大きな口を開けた。近くに巣があるのか、親鳥がいるのか、何の鳥なのか、皆目分からない。果たしてこのひよこは生きながらえることができるのか、心配しつつもその場を後にした。 8:34 【コマクサ】 この時期の蔵王山にはコマクサが各所で群落をなしている。8:35 【樹林帯のゆるやかな道】 藪がきれいに伐採されて、歩きやすい緩やかな道だった。8:46 【猫鼻】 猫鼻というポイントを通過。(9:15)なにゆえ猫鼻か、小屋でも建っていたのだろうか。 樹林帯の急坂を下っていると、真っ白な大きな屋根が見えてくる。それが峨ヶ温泉であった。ずいぶん大きな施設であるというのが最初の印象であった。入り口で入浴を希望すると、10時まで待ってくれという。あと10分ちょっとだったので、入り口で待つことにした。 峨ヶ温泉の人の話によると、ここから学校登山で歩くことが多いらしい。それで途中の登山道をよく整備しているそうである。確かに登山道のヤブは綺麗に刈られていた。また、宿泊客の登山者を刈田岳まで運んでいるそうであるが、結構天候が悪くても縦走を強行する客がいるため、遭難事故も起きているという。何としてでも百名山である蔵王山をクリヤーしようと躍起になっている客は多いのだろうか。 【峨々温泉露天風呂】 峨々温泉の日帰り客用の露天風呂。コンクリートで即席に作ったようで、けっこう狭い。湯の温度が熱かったので長湯はできなかった。宿泊客用として別に大浴場があるようだ。840円。10:11 【峨々温泉】 ボンネットバスは真冬でも客の送迎に使われているようだ。10:54 峨ヶ温泉から表登山口までは、アスファルトの登り坂である。およそ30分の道のりで、再び汗をかく。表登山口バス停の時刻は昨日のうちに調べてある。午前中は1時間に一本しかないので、タイミングを逃すと1時間近く待つことになる。
【刈田岳までのバス】 車を回収すべく、バスを使って刈田岳へ。11時54分の定刻より前に現れたバスには、夏休みだというのに1人も客がいなかった。我々2人だけを乗せたバスは刈田岳までのワイディングロードを登った。 バスの中ではすっかり寝ていて、気付いた時には既に刈田岳の駐車場に着いていた。あたりは一面ガスにおおわれ、今朝ほど眺望はなくなっていたので、我々はラッキーであった。 刈田岳を後にして次の目的地、象潟へ向かった。 明日は鳥海山登山ですCamera:CANON EOS 10D |
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