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浅草岳−日本三百名山 浅草岳−日本三百名山 残雪求めて豪雪地帯へ 残雪求めて豪雪地帯へ 【尾根を登る】
コース(タイム)横浜(16:30)=(19:30)赤城高原SA(19:45)=(21:30)入広瀬道の駅(6:55)=大自然館(7:43)−(12:32)浅草岳(13:35)−(16:35)大自然館
《アプローチ編》 【ふり向くと守門岳】 浅草岳に向かって登っていく背後には守門岳がそびえている。高度を稼ぐにつれその姿は微妙に変化する。 (10:24) 川沿いの土手を歩き始める。足元の雪は多いが、周辺の雪解けは早くようだ。道は大山氏が以前来た経験からの記憶で進んでいく。踏み跡は至る所にあり、あまりあてにもしない、適当に見当を付けて登っていく。だいたいのコースは夏道より南側の尾根を嘉平与ポッチを目指していく。途中左手に大きな滝が見えるが、これは下山時には日中の陽気で解けた雪のためか、水量が倍ほどになり迫力ある滝となる。途中道を見失いつつも、GPSで位置を確認したり、適当な感で進んでいるうちに、はっきりした踏み跡に合流する。標高1100mあたりで夏道の尾根に林道が見えるが、そこの雪はすっかり解けていた。背後には守門岳の姿がはっきりと見える。亀裂の入った雪塊の上を慎重に歩き、歩き始めから2時間ほどで三角点のある嘉平与ポッチに到着。 小休止の後、浅草岳の山頂を目指す。嘉平与ポッチからは夏道となる。コースタイムは30分であるが、けっこう長く感じる。山頂に近くなるほどに雪は少なくなり、緩やかな登りの木道を歩いて山頂に到着。 浅草岳の標高は1585m。遮るものが無く、眺望が広がる。登ってきた北西の方角には守門岳、左に目を転じると、八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳の越後三山。さらに眼下には昭和36年に竣工した田子倉湖が5億トンの水を蓄え、その背後に燧ヶ岳、会津駒ヶ岳が控えている。山頂には無粋な看板が立っているので、少し離れたところで360度のパノラマ写真を撮る。3人がビールで乾杯し、30分ほど休憩する。 【浅草岳山頂からのパノラマ】 下山は来た道を戻る。嘉平与ポッチから僕以外の二人はスキーを履いて快適に滑り降りていくが、雪が続かないため脱ぎ履きを繰り返しているうちに、徒歩が追いつく。途中何度も道を間違え、見失いながらもその都度ルート復帰する。登るときは通らなかった、ミズバショウの大群落を通過したり、こんな大滝は見なかったと思ったのが、それは日中の雪解けで水量が増したと分かったりして、最後には雪の林道まで戻ってくることができた。 大自然館まで車を移動し、「洞窟風呂」と書かれた温泉に入ることになった。洞窟温泉でなく洞窟風呂と書いてあることから、温泉ではないかと思ったが、どうやら温泉らしい。受付は2階にあり、なぜか風呂は3階になる。脱衣所の先が洞窟と言うよりトンネルで、50mほど歩くとまた脱衣所になる。その奥が洞窟風呂なのだが、湯船の奥には外が見えている。どうやら山の急斜面に横穴を掘り、風呂をこしらえた代物だった。造りはともかく、気持ちよく温泉に浸かり、汗を流した。 明日は平標山だ。
Camera:CANON Power Shot G2
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