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泉ヶ岳-日本三百名山 泉ヶ岳-日本三百名山 仙台市民憩いの山はプチハード 仙台市民憩いの山はプチハード 【北泉ヶ岳へ向かう】
コース(タイム)泉ヶ岳スキー場(5:03)-水神コース-(7:05)泉ヶ岳-(8:33)北泉ヶ岳(8:58)-(10:35)泉ヶ岳スキー場
《山概略》
《泉ヶ岳へ》 夜明けと共に登山準備を始め、大駐車場を出発したのは5時だった。駐車場にはまだ数台の車しか来ていない。道はしばらく樹林帯の遊歩道が続く。右手は造成工事が行われ、泉岳少年自然の家が増築されるようだ。 遊歩道の車止めを過ぎると登山口があり、登山ポストもここにある。泉ヶ岳山頂から大壁は例年以上の残雪があると張り紙があった。登山口からも緩やかな登りが続き、一本松を過ぎた辺りからところどころで残雪が現れる。雪が溶けたところはぬかるみとなり、登山靴が真っ黒になる。 水神平という場所は分岐があり、リフト乗り場に続いている。ここはまっすぐ水神方面へ歩いた。再び分岐があり、左手は北泉ヶ岳・船形山、右手は泉ヶ岳の山頂となる。ここから周回ルートとなり、左手の道から戻ってくることになる。少し休憩してから、右手の道に進んだ。 歩き始めてすぐに、水神と書かれた碑が見えてくる。人の背丈ほどの大きな石で、明治28歳と彫られている。100年以上前の碑にしてはコケもなくやけに綺麗だと仲間がつぶやいていた。
ならの木林に入り、徐々に傾斜がきつくなってくる。大岩(どれが大岩かわからない)を通過し、雪で埋まったさいの河原も通過する。この辺りで写真を撮ろうとすると、レンズの前を小虫が飛び交い写真にゴミとなって写ってしまう。シャッターを押すタイミングを取るのに苦労した。 樹林帯を抜け、頂上直下だけ眺望が見られるようになる。雪をかぶった山は船形山だろうか。泉ヶ岳とは尾根続きとなっている。
泉ヶ岳山頂(1,175m)に到着する。山頂は広く三角点もあるが眺望は良くない。鉄の祠の中には大量の小銭が入っている。少し休憩してから北泉ヶ岳へ向かった。北西の尾根を下ると、そこからの眺めは素晴らしい。何やら分からぬが雪の山なみが続いている。正面の山は船形山であることは分かる。 マンサクの花が咲いていて、北泉ヶ岳をバックに写真を撮ろうとするが、手前の花になかなかピントが合わない。デジカメは花の写真を撮るときにしばしばピントが合わないが、非常にもどかしい。
尾根を下りきると雪が深くなる。三叉路に突き当たり、右手の北泉ヶ岳方面へ進む。この場所にはまた戻ってくることになる。雪原のブナ林を歩いて行くと登り坂となり、登り切ると雪で覆われた北泉ヶ岳山頂(1253m)となる。三角点はないようだが、泉ヶ岳よりこちらの方が標高は高い。 山頂で休憩していると北の方から6人ほどのパーティーが登ってきた。彼らも山頂で少し休憩して、泉ヶ岳の方へ向かっていった。
下山は先ほど登ってきた三叉路まで下り、少年自然の家方面へまっすぐに進んだ。道は滑りやすい急な下りとなり、ブナ林から杉林へと変わる。眼下にヒザ川の流れが見え、そこまで下って渡渉する。ヒザ川は七北田川の源流となり、仙台の水源となっているようだ。 水神の分岐からは、これから登る多くの登山者とすれ違うようになる。道端には朝見られなかった花が沢山咲いている。写真を撮りながら少し遠回りして、大駐車場に戻った。
下山した時間はまだ10時過ぎで、まだまだこれから登り始める人も多い。大駐車場は車で埋まっていたが、それは山側だけで道側はまだ空きが残っていた。1000台収容の駐車場なのでそうそう満車になることはないだろう。続いて車で向かう温泉は、近くの天然温泉スパ泉ヶ岳だ。車で県道を少し下ったところにある。 スパ泉ヶ岳では食事付きの温泉セットというチケットがあり、これを買うことにした。温泉と食事(珈琲付き)と休憩室で1500円となり、個別に買うよりは安くなるようだ。入浴客はまだ少なくのんびりと昼の温泉と食事を満喫した。 明日は摩耶山へ行く予定である。今日で帰る仲間の1人を仙台の地下鉄駅で降ろしてから鶴岡市へ向かった。
Camera:NIKON COOLPIX P300
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