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日本百名山

空木岳

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紅葉のピークは人出もピーク
日程 2000年10月08日
山名 空木岳
山域 中央アルプス
入/下山地 千畳敷/駒ヶ根高原
メンバー MML3人


池袋=駒ヶ根=しらび平=千畳敷−頂上山荘キャンプ地−駒ヶ岳−宝剣岳−檜尾岳−空木岳−空木避難小屋−駒ヶ根高原=駒ヶ根駅=横浜

【千畳敷】

 木曽駒ヶ岳から宝剣岳(2931m)には意外と早く着く(6:52)。眼下には千畳敷カールの中が見え、ホテル千畳敷の赤い屋根が目立つ。ホテルの中のロープウエイ駅からはまた大量の人間が送り込まれてくるのだろう。


【宝剣岳山頂】

 宝剣岳山頂の岩の上には立つこともできるが、そんなことはしない。この日は風もなく条件はよかった(6:52)。


 宝剣岳を越えれば難所はもう無い。遭難の碑がある広場で小休止する(7:26)。


【島田娘あたり】

 極楽平を越え、島田娘を通過する。空木岳までのうねった山容が直線的に望める(7:54)。


 濁沢大峰を通過(8:37)。


【檜尾岳】

 檜尾岳(2728m)を通過(9:55)。山頂から檜尾根方向にかまぼこ屋根の檜尾避難小屋が見える。雲海対岸の島は南アルプス。白峰三山や富士の姿もよく見える。



【ふり向く】

 檜尾岳から木曽駒方面を振り返る。写真左の御嶽のすぐ右が山ノ沢岳、その鞍部にちょうど乗鞍岳が見え、木曽駒ヶ岳、宝剣岳と続く(10:05)。


【熊沢岳】

 途中、名古屋の山仲間とばったり出会う。彼らは我々とちょうど逆コースであった。空木避難小屋が昨夜は満員だったとの情報を得た。今夜我々はそこに泊まる予定となっている。
 巨岩の転がる熊沢岳山頂(2778m)で、小休止(11:26)。東川岳を通過(12:36)。


【木曽殿山荘】

 木曽殿山荘から少し下ったところに水場がある。この時期の今回のコースでは唯一の水場である(13:02)。
 ここから空木岳山頂に向け、最後の長い急坂を登ることになる。


【空木岳山頂】

 空木岳山頂(2864m)に到着(14:48)。東方にのびる池山尾根に空木岳駒峰ヒュッテがそしてその先に空木避難小屋も見えている。
 すでに天気は下り坂で、みぞれまじりの雨が降っている。山頂では長居をせずに、空木避難小屋へ下っていくことにした。


【空木避難小屋】

 山頂から下ること30分ほどで避難小屋があるはずだがなかなか見つからない。少々不安になったところで、ようやく避難小屋の姿が見えてくる(15:40)。
 小屋の回りにはいくつかのテントが張られ(本来幕営は禁止)、小屋の中もすでに多くの先客が入っていた。我々2人は中に入り、一人はテントを立てることになった。定員は20ほどだが、その後3〜4人が加わり満員となった。もっとすし詰め状態になるかと思ったが、あとから来る人達はテントを張っていたようだ。


 3日目の朝、ガスが濃く、小雨も降っている。越百山までの縦走はやめて、駒ヶ根高原へ下山することにした。昨日までの好天で十分展望を楽しんだので、雨の下山も苦にならない。
 5時間余りの尾根下りを黙々とこなし、駒ヶ根高原の町にでる。バス停に向かう途中、温泉の看板がいかにも我々を誘っているかのようだった。その温泉宿へ入って3日ぶりの風呂に入った。
(完)

Camera:CANON Power Shot S10

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