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入道ヶ岳-三重県の山

入道ヶ岳-三重県の山

帰省移動でちょっと立ち寄り

帰省移動でちょっと立ち寄り

【入道ヶ岳山頂】

入道ヶ岳山頂

山行情報
日程 2013年12月28日(土)
山名(山域) 入道ヶ岳(鈴鹿
入/下山地 椿神社駐車場
メンバー 勝野、山口、福島
行動時間 6時間
歩行
距離
登り
下り
歩数
7.8km 903m 903m 21,900歩
入道ヶ岳マップ

コース(タイム)

駐車場(8:31)-椿神社-北尾根-(11:46)入道ヶ岳-椿神社-(14:30)駐車場

 《山概略》
 入道ヶ岳は三重県鈴鹿市にある鈴鹿山脈の山である。鈴鹿にはセブンマウンテン(藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳)なるものがあり、そのひとつでもある。標高は905.5mとセブンマウンテンの中では一番低く、登りやすい山となっている。

 《アプローチ編》
 横浜から福岡へ車で帰省する途中に登ることになる。職場の納会をサボって金曜の夕方に出発し、豊川の知人の家経由で翌朝鈴鹿へ。実は当初、藤原岳に行く予定だったが昨夜来の雪で登山口まで行くのが困難と言うことで、急遽入道ヶ岳へ行くことになった。
 入道ヶ岳の登山口は椿神社で、登山者が使っても良い駐車場が椿会館の南側にある。広い未舗装の駐車場で、工事関係の車しか駐まっていなかった。


椿神社の登山者用駐車場
【椿神社の登山者用駐車場】
   登山口は椿神社の脇にある
【登山口は椿神社の脇にある】


 《入道ヶ岳へ》
 駐車場を出発。道を挟んで反対側にも神社の駐車場があり、そちらの方が登山口には近く、トイレもある。何カ所かある神社の駐車場はかなり広いが、普段はこの駐車場が埋まることはないのだろう。椿会館の前を通り、椿神社の鳥居と獅子堂が見えてくる。神社は帰りに寄ることにし、神社の左手にある車道を進んだ。
 小雪がはらはらと舞い道の両脇は雪化粧状態だ。やがて右手に鳥居が見えてきてそこが登山口である。鳥居の奥は階段状の登りで左右にびっしりと椿が植えられている。すでに薄紅色の花を咲かせている木もある。木にはそれぞれ名札があり、人々が競うように寄進して植えているようだ。

雪の中咲く椿
【雪の中咲く椿】
   急な長い階段が続く
【急な長い階段が続く】

 椿の生い茂る長い階段を上りきると愛宕社の祠がある。山はこの祠の横を通り抜けていくことになる。軽く参拝してから祠の裏手に続く尾根を登った。雪道を少し登ると通報ポイントの2番が現れる。この道標は山頂近くの10番まで順に続く。

ポイントごとに番号
【ポイントごとに番号】
   鉄塔を通過
【鉄塔を通過】

 鉄塔の下をくぐると左手に入道ヶ岳の山頂らしき山が見えてくる。山頂までは右の方から回り込んで道が続くようだ。登山道は昨日から降った5cmほどの積雪があるが、すでに何人か歩いたようでトレースができている。雪がないときよりもルートは分かりやすくなっているようだ。
 道は3番ポイントから少し下るが、その登り返しがけっこうな急坂だ。登り返しは再びやってくる。5番のポイントで少し休憩する。この時点ではポイントは何番まであるのかわからず、5番が果たして中間地点かどうか疑問だった。

急な尾根を登る
【急な尾根を登る】
   つかの間の平地
【つかの間の平地】

 5番ポイントから少し登ると避難小屋がある。扉のない掘っ立て小屋なので、避難してもあまり快適では無さそうだ。山頂まで1.3kmの道標がある。小屋の先に6番があり、登りはさらに続く。左手に木立の隙間からちらちらとえぐられた山が見えてくる。石灰石の採掘のようだ。山が半ば無くなっていて痛ましい姿だ。

山頂はまだ遠い
【山頂はまだ遠い】
   10番は山頂ではない
【10番は山頂ではない】

 長い急登はようやく終わり、緩やかな登りとなるが、風が徐々に強くなってくる。周囲はアセビの木が増え、そのトンネルに入ると防風林の役目を果たし急に暖かく感じる。ポイントの8番を越えると雪は10cm以上と深くなる。目の前の山頂が徐々に近づくのがわかる。
 ようやく10番のポイントまで到着するが、そこはまだ山頂ではないようだ。北ノ頭と呼ばれるところのようだ。少し先に三角点がある。ここまで他の登山者と会うことはなかったが、山頂近くまで来ると、少なくない人数の人たちが来ていることに気がついた。

アセビのトンネル
【アセビのトンネル】
   広い山頂に到着
【広い山頂に到着】

 北ノ頭からアセビのトンネルをくぐると広い山頂に鳥居が立っているのが見えてくる。強い風の中、鳥居に近づき、入道ヶ岳の道標を確認し、山頂(905.5m)に到着する。風のため寒くあまり長居はできないので、速やかに山頂写真と眺望のパノラマ写真を撮って下山に取りかかる。

鎌ヶ岳か
【鎌ヶ岳か】
   椿神社に立ち寄り
【椿神社に立ち寄り】

 下山は井戸谷コースを下る案もあったが、雪が深いおそれがあったので、無難な来た道を戻ることになった。下る途中に風のないところで休憩し、昼食の鍋を作っていただいた。愛宕社の祠まで下ると、今朝あった雪はすっかり溶けて地面が見えていた。最後に椿神社に立ち寄り参拝した。この神社の由緒を確認したが、椿にゆかりのある大社であるようだった。

付近の山 御在所山(1999.10.31)

立ち寄り湯情報
 
片岡温泉 アクアイグニス★★★★
場所:片岡温泉 アクアイグニス(TEL:059-394-1511)
泉質:アルカリ性単純温泉(源泉掛け流し)
料金:600円・時間:6:00〜24:00
休館:不定休
食堂:奥田食堂、露天:有
Camera:CANON PowerShot S100

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