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日和田山−埼玉県の山 日和田山−埼玉県の山 里山は分岐が多く地図は必須 里山は分岐が多く地図は必須 【日和田鳥居の人だかり】
コース(タイム)横浜(6:29)=高麗駅(8:29)−(9:10)日和田山−(9:43)物見山−(10:11)北向地蔵−(10:39)五常の滝−(11:04)武蔵横手駅
《山概略》
女坂は地図で見ると男坂より少し距離が長い。しかし急坂は男坂と変わらないようだ。途中岩場には宝塔が相輪と本体とが分かれて置かれていた。コンクリートで固定されていたので復元する気は無さそうだ。やがて目の前に先ほど麓で見た山腹の鳥居が見えてくる。鳥居の周りでは多くの人が仁王立ちになり風景を楽しんでいる。 鳥居のあたりは岩場になっており、眺望が開けている。手前には日高市の町並みが見え、富士山や丹沢の山並みが見渡せる。巾着田という巨大球場のような形が見えるが何だろうか。 【日和田鳥居からの眺望】 鳥居の奥には金刀比羅神社の小屋がある。その右横を通り抜けて上へと進むと分岐がある。左は日和田山の巻き道のようなので、右へ進む。それほど登ることもなく日和田山の山頂へ到着した。 日和田山の山頂(305.1m)には大きな宝塔と三角点がある。ここからの眺めも良く、先ほどの鳥居の眺望より左側を見渡すことができる。どこまでも町並みが続き、東京のビル群も見える。 日和田山の下りは急な岩場で慎重に下る。岩が節理のようになっているところもある。巻き道と合流すると道は緩やかになる。植林の中を進んでいくと車道と合流する。右手にアンテナ施設が見えるが、そのあたりが高指山の山頂になるようだ。その山頂には寄らずに車道をそのまま歩いて行くと左手に駒高の集落が見えてくる。右手にはあずま屋とトイレもある。続いて左手にはふじみやという茶屋がある。この茶屋は正真正銘の富士見茶屋である。
ふじみやの先で車道から分かれ、右手の山道に入っていく。植林の中にぽつんと神社がある。小屋の前に布袋様の置物があり、殺風景な神社のワンポイントとなっていた。 道は左右に分岐する。右手が物見山山頂となっているので、左は巻き道なのだろう。右に向かった。程なく物見山山頂(375.4m)に到着する。山頂は半分が植林で覆われているが南側は伐採されているので見通しが良くなっている。ベンチがあるので座って休憩した。この山頂は人気がないのか人はいない。自宅から持ってきた缶コーヒーを飲み再出発。 物見山山頂を反対側に下り、巻き道と合流する。右手にあずま屋があり、勾配の少ない植林の中を歩いて行く。奥武蔵自然道の指導標は北向地蔵を指している。道は車道と合流し、しばらく車道を歩くが登山道は右に分かれる。雑木林の中を歩いて行くと北向き地蔵がある。地蔵はあずま屋の中で手厚く祀られている。
《五常の滝へ》 北向き地蔵のすぐ後ろは車道で、それを横切り山道を下る。指導標の指し示す先は武蔵横手駅に変わっている。植林帯の小道を下ると土山の集落に出る。道は舗装道の谷間の下りになる。突き当たった三差路を右に曲がるりまっすぐな道を下ると、左手に五常の滝の入り口がある。滝の入り口には道標があるのだが、下山者には反対側を向いているので分かりにくい。危うく通り過ぎるところであった。 沢の方へ下っていくと、岩場に五常の滝不動尊が祀られ、その先に落差12mの五常の滝がある。五常の滝は南北朝時代に地元の高麗一族の武者が出陣前に滝に打たれて身を清めたという伝説が残っているそうだ。 車道に戻り、武蔵横手駅を目指す。これから登ってくる登山者が増え始め、挨拶を交わしながら道なりに下り坂を歩く。国道299号に突き当たるとすぐ右手に武蔵横手駅が見えている。国道を横断し駅に到着する。
参考:西武鉄道「ハイキングマップ(奥武蔵・秩父・奥多摩)」 Camera:SONY DSC-WX1
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