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寝姿山−静岡県の山 寝姿山−静岡県の山 縦走路進入禁止!あえなく撤退 縦走路進入禁止!あえなく撤退 【寝姿山山頂】
コース(タイム)横浜(5:41)=下田港(9:05)−(9:58)寝姿山−(10:47)下田港=修善寺温泉=五味八珍=(16:20)横浜
《山概略》
車道を登り続けるとお城が見えてくる。入り口には下田城美術館と書いてあるが閉鎖されているようだ。城壁に沿って進み、城を通り過ぎる。山に入る道がないか右手の斜面を注意深く見ているのだが、なかなか見つからずそのまま車道を歩き続ける。車道の峠を越えて下り坂になり、しばらく進むと右手に分かれ道がある。そこも車道だが山頂は方角的にそちらへ行かなければならない。 右の道に入ると上り坂になり、ダートになる。しばらく歩くと人がいたので、寝姿山の山頂の場所を聞いてみた。すると返ってきた答えはこの山全体が寝姿山で山頂はないと言うことだった。同じようなことをすでに何度か聞かれたと言うことだった。仕方がないのでそのまま歩き続けた。すると、寝姿山の指導標を発見。その方向へ進むと散策広場のようなところに入っていった。 ついにGPSを取り出して、マップ上の三角点へ向かうことにした。するとようやく、寝姿山山頂の標識を発見。実にわかりにくい場所だ。周囲には誰もいない。標高は200.07mとあるが横浜ランドークタワー(296.3m)より低い。山頂発見を記念してセルフタイマーで自分写真を撮った。ここは広場の真ん中あたりなので山の周りの風景は全く見えない。 《高根山へ向かうはずが...》 山頂からロープウエイ駅まで歩けば景色の綺麗なところもあるのだろうが、今回は縦走するつもりだったのでさっさと高根山の方へ向かうことにした。寝姿山の山頂まで来ると高根山方向の指導標はあるのでその方へ向かえばいい。今度はちゃんと山道を歩いて山頂を下った。 先ほどは車道を登ってきたのでずいぶん遠回りして余計に歩いたようだが、山道はショートカットの道になっている。あっという間に先ほど登ってきた車道に出た。車道からこの道はわかりにくく、素直にこの道に入ることは難しいだろう。 【まさかの立ち入り禁止】 車道をわずかに下り、反対側の山へ入っていくのだが、その道と思われる先には立ち入り禁止の看板がある。車だけの立ち入り禁止では無さそうで、しっかりと"私有地につき"と書かれている。しかも軽トラに乗った番犬がこちらをうかがっているではないか。その犬は近づいても吠えはしなかったが、ゲートを越えると襲ってくるように仕込まれているかもしれない。念のため、看板に電話番号が書かれていたので、そこに電話をしてみた。しかし、休日のせいか誰も出なかった。 結局、強行突破は行わず素直に撤退することにした。途中、指導標に書かれていた「高根山ハイキングコース」とは何だったのだろう。幻のハイキングコースであった。 来た道を歩いて道の駅まで戻った。予想外の短時間で山歩きが終わり、道の駅を散策した。岸壁の近くには童の石像がある。東京都新島村から下田市に寄贈された「友好のモヤイ」ということだ。モヤイ像の後ろの岸壁にはイカ釣り漁船が停泊している。たくさんのランプがぶら下がっているのでイカ釣り漁船ということがわかる。 駐車場のところでは、まだ朝市が行われていた。覗いてみたが、買うことはなかった。車に戻り温泉へ向かうことにした。
《帰路で温泉と食事》 温泉は修善寺温泉へ行くことにしていた。下田から距離はあるが帰り道である。途中いくつもの温泉があり、よほどその温泉へ入ってしまおうかと思ったが、初志貫徹して修善寺温泉街へたどり着いた。 修善寺の町は車を止めるところがない。観光センターの前に大きめの駐車場があるのだが満車である。仕方がないので路駐して素早く観光センターで筥湯という温泉の場所を確認した。 筥湯の周りには有料駐車場しかなく、温泉に入るために駐車料金を払うのはばからしい。駐車場のおばさんに聞いてみると、筥湯のすぐ横にある1台分のスペースに駐めればいいと言われた。わたしゃ商売あがったりだけどね、とも言われる。その筥湯の隣には従業員用とも思える狭いスペースがあり、そこに車を止めた。 温泉はシャンプー等置いておらず、ただ浸かるだけの本格温泉である。しかし湯は塩素臭もなく、なかなか良かった。続いて食事処は函南町まで移動して、五味八珍で浜松餃子セットを食べることになる。ここも事前に調べていて、最近話題の浜松餃子を食べてみたかったのだ。ボリュームたっぷりの餃子を美味しく頂き帰路についた。 国道一号線は沼津方面が渋滞していたので、逆の箱根越えの道に行くことにした。こちらは順調で、箱根からは有料道路を使いまくった。ETCだと割引があり、以前よりもけっこう安上がりになっていた。箱根新道から小田原厚木道路を経て東名に入ったところの厚木から事故渋滞が発生。横浜ICまで5分のところを30分以上かかって、ようやく自宅に帰り着いた。
Camera:SONY DSC-WX1
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