トップ | 日本四百名山 | 東海自然歩道 | 神奈川県の山 | 東京都の山

奥秩父の山

男山・天狗山


【馬越峠からの眺望】

************
日程 1999年5月29日(土)
山名 男山・天狗山
山域 奥秩父
入/下山地 御所平/馬越峠
メンバー 大山,伊達,鈴木,岸波,福島


廻目平=大深山遺跡駐車場=馬越峠=御所平−男山−天狗山−馬越峠=鹿の湯=廻目平

 男山へは朝の7時から登り始めると言うことで、前夜のうちに廻目平キャンプ場入りしておいた。車はキャンプ場のゲートの手前に路駐。ゲートを入ると、朝早く出られないからだ。
 キャンプ場には今回の山行とは別の仲間がテントを張っており、彼らとともにしばらくテントの中で小宴会。前夜泊となると夜遅くまで飲んでしまうのはいつものことである。
 翌朝は5時には起き、集合場所である大深山(おおみやま)遺跡の駐車場へ向かった。10km余りの道のりであるが、他に車はほとんどは知っていないので快調に飛ばせる。大深山遺跡はカーナビにはその場所は明記されているが、そこに続く道が記載されていない。しかし、役場付近からは道標がしっかり案内してくれたため難なくたどり着くことができた。駐車場には前夜ここに泊まっていた仲間が朝食中であった。我々もそこで昨夜コンビニで買っておいた朝食をとる。
 食事を終え、総勢5人が車3台で下山地となる馬越峠へ向かった。峠からは南北の眺望がいい。北は御座山がよく見える。その御座山にも仲間が登っているはずである。

【御所平の登山口】

 馬越峠に車を2台置いて、1台の車で入山口の御所平へ移動。はじめ登山口が判らず、大蔵峠まで行ってしまったが、引き返してこの登山口にたどり着いた。とくに駐車場はないが、比較的広い道に路駐する。7:42


 登山口からはひたすら林道が続く。この林道はわだちが深いので普通の車は入らない方がいい。登山口からしばらく道標など無く、果たしてこの道が本当に男山へ続いているのか不安であったが、30分以上歩くとようやく男山の文字を認めることができた。
 林道が終わりかける頃、右手に水場が現れる。この先から急坂となる。一汗かいた後に更に汗をかきつつ登り切ると男山の鞍部にでる。左手の男山まではもう一息だ。

【男山山頂】

 男山(1851m)に到達。ピークに立つと素晴らしい眺望である。360度遮るものがない大パノラマが広がる。八ヶ岳手前の平地は広い範囲で銀色に光っている。高原野菜を作る畑のビニールシートのようだが、土地の半分以上を覆っているように見える。



【山頂からの360度展望】

 左から御座山、天狗山、金峰山、瑞牆山、信州峠の上に富士山が顔を出し、南アルプス連峰、八ヶ岳、蓼科山とつづく。この後向かうとんがった天狗山はいかにも急坂そうで、かなり存在感がある。9:27

【シャクナゲ】

 天狗山までの尾根にはシャクナゲの木が多い。しかし花はポツポツと咲いている程度で大群落とは言い難い。今年は不作なのだろうか。後から聞いた話では、この日の御座山の方はシャクナゲが見事だったそうだ。10:15


 このゴルフ場を回り込むように稜線が続くため、終始この風景が見えている。10:23


【天狗山を望む】

 天狗山までの尾根の右側斜面にはゴルフ場があり、プレイしてるところがよく見える。しばらくこのゴルフ場の風景が見え隠れする。10:24


 天狗山の急坂の手前で、『天狗山は岩場が多いので非常に危険です。父兄引率者のいない小学生は登山をご遠慮下さい』との看板が行く手を阻む。ここから下山することもできるようだ。かまわず、山頂を目指す。


【天狗山より男山を望む】

 天狗山(1882m)に到着(11:20)。まだ新しい祠のある天狗山も360度の眺望である。しかし昼近くになったため雲が増え、男山の時ほど遠くは見えなくなってきた。
 村から聞こえる12時の鐘とともに馬越峠に向けて下山開始。雑木林の中の急坂が続いた。


【フデリンドウ】

12:17


 峠まで間もなくと言うところで御座山へ行っていた夫妻と遭遇。ウエストポーチにワッペンを付けたMMLのメンバーだ。御座山を終え、さらに天狗山を目指すとは何とも元気なお方だ。ピークまであとどれくらいかと聞かれたので、「んー、30分くらいです」と答えたが、実はこのあと以外と早く峠に着いたので、60分と答えねばならないところであった。失礼しました。
 石碑のある馬越峠に到着(12:28)。南牧村の鹿の湯まで車を飛ばし、沸かし湯ではあるが温泉で汗を流す。(料金は600円だったかな)

【男山を望む】

駅に向かう途中、目の前に男山が見えてきた。思わず車を止めて写真を撮った。13:48



Camera:CANON Power Shot A5

NOYAMA
ホームに戻る
NOHOU