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千葉県の山

伊予ヶ岳・富山

千葉にも山があったんだ
山名 伊予ヶ岳・富山
日程 2001年02月03日
天気 快晴
入/下山地 平群天神社/岩井駅



横浜(8:00)=(8:50)木更津(8:55)=岩井=平群天神社(10:50)−(11:25)南峰−(11:40)北峰−県道出合−(15:21)水車小屋−(13:56)富山北峰−富山南峰−福満寺付近−(16:40)岩井駅(18:13)=木更津(19:10)=(20:00)横浜

 アクアラインバスを利用するのは初めてであったため、事前に京急に電話して乗り場を確認しておいた。横浜駅東口の18番ターミナルがそれである。事前の予約は不要で路線バスなので勝手に乗ってくれとのことであった。ついでに割り引き効果のあるバスカードは使えないとのことだった。
 当日は予定していた7:30横浜発のアクアラインバスは目の前で発車してしまった。次は30分後の8:00発、これに乗り込みとりあえず落ち着く。海ほたるや海上からの東京湾を眺めようと楽しみにしていたが、川崎側のトンネルですっかり寝込んでしまい、意識が戻るとすでに再上陸の後だった。木更津には定刻よりやや早めに着いたので、予定通り8:55発の館山行きに乗ることができた。車内で仲間の一人と合流、下車した岩井駅で5人が揃った。もう一人、今回のリーダーがまだ来ていない。
 岩井駅には富山町ウォーキングセンターがあり、ハイキングマップを入手。富山の伏姫籠穴周辺が土砂崩れで通行止めとの情報を入手した。
 岩井駅前から伊予ヶ岳登山口まで行く町営バス(マイクロバス)があるが、多くのハイカーが殺到して満員状態。我々は乗るのをあきらめ、仲間の車で行くことにした。

【平群天神社】

 伊予ヶ岳登山口の平群天神社(10:26)。広場には登山者の車が所狭しと駐車されている。社殿の向こうには南方の岩峰が見え、山頂の人が見える。
 仲間の車は遅れて来たリーダーを拾って再び、この神社に戻ってくる。


 今回のメンバー6人が揃い出発(10:52)。南峰の岩塊が目の前にそびえており、周りの多くのハイカーとともに山頂に向け歩き出す。
 


【南峰からのパノラマ】


 歩くこと30分ほどで南方のピーク(336.6m)に到着(11:26)。360度の眺望が拝める。電車の中で見えた富士山はもう見えなくなっていた。それでも快晴の下、見通しはよい。この後訪れる双耳峰の富山も目の前に見えている。
 引き続き北峰のピークまで行き、来た道を引き返す。平群天神社までは戻らずに、その手前の分岐から富山(とみさん)に向かって歩いていく。

【伊予ヶ岳】

 里まで下りてきて振り返ると、伊予ヶ岳が一望できる(12:18)。南峰は、千葉のマッターホルンと言われるらしい。標高わずか300mあまりではあるが...。

【富山】

 里の畑が広がる車道をひたすら歩き、目の前の富山を目指す(12:47)。途中、吉井の大井戸や水車小屋を眺めつつ、道路脇の無人販売所のみかんをついばむ。
 富山山頂に向かう車道は所々雪がまだ残っている。車が一台側溝にはまっており、5分ほどそこで停滞。さらに山頂近くの鞍部まで至る。そこは眺望も良く、仮設トイレもある。この山は『南総里見八犬伝』ゆかりの地であるようだが、恥ずかしながら読んだことはない。

【富山山頂】

 富山の山頂は広く、無粋な展望台が建っている(13:56)。皇太子御散歩なる石碑が建ち、それ故か綺麗なテーブルのひとつを確保し、昼食とする。
 帰りは岩井駅を目指す。途中には水仙の群落が季節最後の開花を見せている。福万寺のわきを通り、車道に出て西に向かって30分ほど歩くと岩井駅に出る。

 岩井駅前の喫茶店(中華屋?)で休憩して、18:13発のJRに乗って帰路につく。
Camera:CANON Power Shot S10

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