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神奈川県の山屏風岩山 |
横浜(4:45)=大滝橋(6:40)−一軒家避難小屋−(8:00)大滝峠上−(8:33)屏風岩山(9:00)−(10:30)大滝橋=ブナの湯 『分県登山ガイド』の神奈川県版で紹介されている山で、まだ未踏のものが残り少なくなってきた。その中の屏風岩山へ行くことにした。標高1000m程度の山で、真夏には不向きではあるが、この週末はそれほど暑くならないと天気予報で言っていたので脱水状態登山にはならないだろう。 いつものように、渋滞を避けるため早朝に出発。国道246号を西に向かう。246号と言えば高速と変わらないスピードで走れることができるというのは昔の話だ。このご時世で、東名高速を走るべきトラックが国道を走ったり、信号も増えたため、ストレス無くして走ることはできない(朝の5時ですよ!)。 246号から丹沢湖を経由し、大滝橋に着く。車は旧大滝橋に停める。新しい大滝橋が隣にできているので、旧大滝橋の先は行き止まりになっている。車が一台しか通れなかったトンネルも閉鎖されている。旧大滝橋にはすでに車が一台停まっていた。 大滝橋から指導標に従い大滝峠上方面へ歩き始める。この道は東海自然歩道になっていて、すでに何回も歩いている道だ。入口にある東海自然歩道の案内板は、完全に朽ち果てていた。神奈川県もまた東海自然歩道の整備をあきらめた感がある。神奈川県もというのは、山梨県も整備が行われていないからである。その点、静岡県はしっかりやっている。道や案内板は良く整備され、各自治体のパンフレットにもコースが紹介されている。 指導標こそ朽ち果ててはいるものの、道自体は人も良く歩くためしっかりしている。林道を歩いていると車止めがあり、その手前には3台ほどの車が停まっていた。ここにはその3台以上、停められるようなスペースはなかった。車止めを越えてしばらく林道の道が続く。左手には中川川が流れ、護岸がコンクリートで固められている。道も以前来たときよりもコンクリの道が延びていた。林道から登山道に変わる頃、数台の車とともにテントが張られていた。このあたりはテント場ではないはずだが、寝起きの状態でそこにいる人に声をかけてみたら、車止めには鍵がかかっていなかったので、ここまで入ってきたとのこと。後から考えたらどうも確信犯ぽい。 道は沢沿いに続き、何度か渡渉する。登山口が大滝と言うからには大滝があるはずだが、ついに気づくことはなかった。コンクリでできた滝は何度か目にした。この日は涼しいと思ったが、湿度はあるようで、かなり汗をかく。一軒家避難小屋に着く頃には、シャツは汗でずぶ濡れだった。 一軒家避難小屋といえば、昭和47年に過激派が爆弾製造工場としてこのあたりでキャンプを張っていたことが新聞で報道されている。当時は東京のビル街でよく爆弾騒ぎがあったことを覚えている。現在の避難小屋は、ちょうどその年に建てられたものだという。 一軒家避難小屋は閉め切られてひと気がない。ステタロー沢沿いに登り続ける。このあたりの指導標は大滝峠上を示しており、この先にある畦ヶ丸というピークの文字は出てこない。もちろん屏風岩山も同様である。初めての人には少しとまどうかも知れない。 大滝峠上にはベンチがある。少し休憩して、水分を補給する。500mlのお茶を持ってきているが、すでにそれ以上の汗はかいているだろう。血液どろどろ状態かも知れない。しかしその気になれば沢の水はいくらでもあるので、それを飲めばよい。 大滝峠上から大滝峠のほうへ道が別れる。ここからは下りだ。かなり急な下りなので、これを登り返すのはいい気はしない。すぐに右手に分岐があるが、これは旧東海自然歩道らしい。沢が多く危険なため廃道になっている。地図上ではうすく点線になっている。屏風岩山へは右には行かずにまっすぐ進む。 大滝峠を越えて、屏風岩山へ向かっての登りが始まる。途中、道一杯にブナの木が大往生していた。かなり太く、排除は不可能だ。この先何年も朽ちるまでそこにあるのだろう。 【頂上】 屏風岩山頂上(1052m)。頂上は樹林に囲まれている。東の方が少しだけ展望があるが、雲が多く何も見えなかった。 登りが徐々にきつくなってくると、山頂が近いことが分かる。相当な汗をかいた頃、屏風岩山の山頂となる。誰もいない静かな山頂で、ここに来て初めて屏風岩山という標識が立っている。すぐ近くには三角点もある。山頂は樹林に覆われ景色はない。快晴だが陽に当たらないので逆に良い。倒木にこしかけしばらく休憩する。いつもならこの程度の山なら休憩もしないで下山するのだが疲れていたのだろうか。のんびりおにぎりを食べてから下山することにした。 下山は二本杉方面へ行くことも考えたが、藪が多く遠回りにもなるので来た道を戻った。大滝峠上からの下りは多くの人とすれ違う。畦ヶ丸が目的だろうか。一軒家避難小屋では子供たちが近くの沢で水筒に水を入れていた。この時間はずいぶんにぎやかだ。登山口で見たテントにはこの子供たちが泊まっていたのかもしれない。 大滝橋まで戻り、車に乗り込むと灼熱状態。窓を全開にして、近くの中川温泉へ向かった。10年ぶりに訪れた中川温泉には山北町営のブナの湯ができていた。この温泉に入るのも楽しみであった。
Camera:SONY DSC-U30 |
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