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神奈川県の山

駒ヶ岳・神山


積雪10cmの日溜まりハイク
日程 2000年01月29日(土)
山名 駒ヶ岳・神山
山域 箱根山
入/下山地 駒ヶ岳
メンバー 単独行


■ルート■ 駒ヶ岳−神山−冠ヶ岳−早雲山駅
■アプローチ■ 横浜(JR)小田原(箱根登山バス)箱根園(駒ヶ岳ロープウエイ)駒ヶ岳頂上
早雲山駅(箱根登山バス)小田原(JR)横浜

 箱根山というピークはなく、いわゆる山塊である。最高峰は山塊の中でも最後まで火山活動を続けていた神山(1437.9m)で、大涌谷の噴煙はその名残となっている。
 以前上空を飛ぶ機内から、外輪山の中にある箱根山と芦ノ湖がくっきりと見えたことがあった。外輪山は、金時山や、明神・明星岳、箱根峠などを結ぶ稜線で、それらに囲まれる形で、駒ヶ岳や神山がある。

 自宅からJRを乗り継ぎ2時間弱で小田原駅に到着。駅前のバスターミナルで乗るべきバスを探す。観光地なのに駅前に案内の地図がなく、戸惑っていたらチケット売りのおばさんが教えてくれた。駒ヶ岳へ行くには5番乗り場で待てとのことであった。当初はケーブルで駒ヶ岳へ向かうつもりであったが、現在点検中で営業していないとのことで、ロープウエイを使うことにした。バスの行き先は箱根園だ。始発のバスは9:05で、30分ほど時間があった。朝食を取っていなかったので、駅前のそば屋で胃袋を満たした。  バスは一時間以上かけて、箱根園に到着。ロープウエイ乗り場まではすぐだ。チケットを買うときJAFの会員証を提示すると割り引くとの表示があった。早速定期入れから取り出し示すと、片道は適用されないとのことで断られた。
【箱根元宮】

 ロープウエイは、標高1327mの駒ヶ岳山頂へ一気に運んでくれる。一面雪に覆われ、快晴の陽光が反射してまぶしい。箱根元宮まで5分ほどの道のりを歩き、参拝する。思えばこれが初詣だ。今年はY2K対応のために元旦から出勤していたのであった。(10:45)


【駒ヶ岳からの富士】

 駒ヶ岳には木立が全くないので眺望がよい。方角によって場所を移しながら見ることになるが、伊豆や小田原の町並み、一目でそれと分かる富士山が見える(10:52)。


 昨日までの寒気は北上し、関東地方は高気圧に覆われていた。気温も上がったため、登りとなると上着を脱いでも汗がでてくる。
 狭い神山の狭い山頂(1437.9m)は中高年に占拠されていた。木々に囲まれているので眺望も全くない。ここでの休憩はあきらめ、先に進むことにした。

【神山山頂付近の眺望】

 山頂からやや離れたところに眺望できるところがある(11:30)


【冠ヶ岳】

 冠ヶ岳の分岐から、5分ほどで冠ヶ岳山頂へ。ここも眺望が無い(11:41)。
 冠ケ岳(かんむりがたけ)
 この山は、仙石原方面から見ると烏帽子のように見えることから冠ヶ岳と名付けられ、粘性の高い溶岩が柱状のまま固まってできた山です。10月末になると付近一帯が色づき始め、箱根の秋のすばらしさを満喫できます。


 早雲山駅の駐車場に降り立つと、目の前にバス停があった。そしてまさにバスの時刻を見ようとした瞬間に小田原行きのバスが来た。このあたりの見学や、登山ケーブルで強羅へ行くことを考えていたが、あまりのタイミングの良さにそのバスに乗ってしまった。
 小田原に到着すると、更にまたタイミング良く東京行きの快速アクティーがやってきた。横浜まではあっという間であった。

Camera:CANON Power Shot S10

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