| |||||||||
神奈川県の山幕山 |
湯河原町の幕山は伊豆半島の付け根に位置する。朝7時前に横浜の自宅を出発。国道1号を西進し,西湘バイパス(料金\250に値上がりしていた!)を早川で降りる。バイパスは真鶴道路手前の石橋まで続いているのだが,さらに料金(\200)が必用となり,それほど道は混んでないので一般道を通ることにする。続いてあらわれる真鶴道路も同様である。真鶴町に入り,吉浜橋を右折。新崎川沿いに幕山公園へ向かう。出発からおよそ100分ほどで,幕山公園の駐車場に到着。公園では梅まつりが行われるらしく,駐車場では誘導員が駐車位置まで誘導してくれた。 よく整備された幕山ハイキングコースには3000本の梅が花を咲かせており,赤やピンクの色が鮮やかである。幕山の中腹は岸壁となっており,帰りにはここで岩登りの練習を行っている人たちがいた。 梅林を抜け,砂利道の登山道をジグザグにのっぼっていくと,真鶴岬や相模灘が見渡せる。天気が曇りであるため眺望はかすんでいる。登り始めて小一時間ほどで山頂(615m)に到着。時間が早いせいか,ここまで登山者は途中で追い抜いた1人しか出会っていない。山頂付近はススキの原だが季節がら枯れている。山頂はちょっとした広場で,360度の展望。湯河原の町や真鶴岬,南郷山,城山などが見渡せる。 さきほど追い抜いた人が到着し,会話を交わす。地元の人で,山頂まで来るつもりはなかったそうであるが,10(20だったかもしれない)数年ぶりに登った事になるとのこと。公園の梅まつりは今日までで,もう少したつと多くの人が訪れるそうである。 下りは大石ガ平経由で帰ろうとしたが,道が分からなかったので来た道を戻ることにした。登りとは違って,次々と人とすれ違う。大した山ではないので皆気軽に登っているが,なかにはニッカ姿で35L以上のアタックを担いだ本格的な山屋もいた。縦走でもするのだろうか。 梅林も尚いっそうの人で賑わっていた。道路には駐車待ちの長い行列ができていた。それらを後目に横浜へ向けて車を走らせた。 |
| |
ホームに戻る |