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神奈川県の山明神岳・明星ヶ岳 |
【参加者】稲葉@板橋さん、大山@多摩さん、今村@茨城さん、岸波@八王子さん、竹内@新宿さん、小町@武蔵野さん、津田@川越さん、城村@千葉さん、石川@鴻巣さん、石川@横浜さん、福島@横浜MMLで公募した山行を神奈川県の西の果て、箱根で行った。最初は参加人数が心配であったが、延べ13名の参加となった。今回のコースは箱根の外輪山を縦走する展望の山歩きで、天気は曇りだったものの眺望は良く、風も弱かったため爽快な山行になった。 集合場所の小田原には6名が集まった。道了尊までの連絡切符を買い、大雄山線に乗り込んだ。3両編成の地方線はのんびりと大雄山駅まで走る。大雄山の駅前には熊にまたがった金太郎の像があり、その前を通りバスターミナルに向かう。15分ほどのバス待ちのあいだ、向こうから一人のランナーが走ってくる、小町さんである。松田から走ってきて道了尊まで走るという。彼はすぐに消え、我々はバスに乗り込んだ。 【道了尊にて】 バスは10分ほどで道了尊に着き、小町さんもちょうど合流した。参道を登っていくと、新松田からの合流組4人が下りてきた。乗ってきたタクシーが上の方まで連れて行ってしまったようだ。11人が揃い、見事な大杉が立ち並ぶハイキングコースを歩き始めた。 緩やかな尾根道を稜線目指して登っていくが、すぐに汗をかき、上着を取る。気温は1度ほどだが風がないため歩いているうちは温かい。2度林道を横切り、三角点のある明神岳見晴らし小屋に着く。丹沢の山並みがよく見える。10分ほど休憩。 見晴小屋からは残雪が目立ってくる。地面も凍っており足が滑る。皆軽アイゼンは持ってきているはずだが、この程度の雪では着けることもないだろう。 【相模湾が望める】 樹林帯を抜け出て、展望が開ける。小田原の町並みや相模湾が見渡せる。朽ちたゴンドラの鉄塔跡はかつてこの場所がスキー場だったのだろうか。神明水、明神水それぞれの水場はほとんど機能していない。 稜線に出ると目の前に箱根山が見える。山腹の至る所で煙を吐いており、活火山であることがよくわかる。我々のいる稜線もその箱根山を取り囲むように伸びており、外輪山と言われる所以がよくわかる。山頂はもうすぐである。 登り始めから3時間弱で標高1169.1mの明神ヶ岳山頂に到着。眺望はよいが、金時山の奥の富士山は半分ガスで覆われている。 【山頂にて】 山頂での記念撮影となり、6人が同時にセルフタイマー体制を取るその姿はかなり滑稽である。冷たい風を避け、ブッシュの中で囲んで昼食とする。いつもはここで宴会が始まるのだが、今回は気温も低く(-1度)、歩く距離も長いのでおとなしく(?)食事だけに済ませる。 【箱根山の眺望】 【稜線を見下ろす】 明星ヶ岳までの稜線は終始見晴らしもよく、日本版万里の長城を歩いているようである。緩やかなアップダウンを繰り返し明星ヶ岳を目指す。 次のページCamera:CANON Power Shot S10 |
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