南郷山は幕山が必須です
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日程 |
2004年05月08日(土) |
山名 |
幕山・南郷山 |
山域 |
神奈川県 |
入/下山地 |
幕山公園 |
メンバー |
単独行 |
幕山公園(9:20)−幕山(10:08)−自害水(10:27)−(10:47)南郷山(10:58)−幕山(11:26)−(12:00)幕山公園=(12:22)温泉(13:06)=横浜
神奈川の山リストからまだ登ったことのない山へ行くことにして、南郷山を選んだ。南郷山は梅林で有名な幕山の隣にある。以前幕山に来たときに、南郷山まで行かなかったのが悔やまれる。南郷山は幕山の頂上を踏まないと行くことができないからだ。南郷山を登るために8年ぶりに幕山を登ることになった。
【駐車場からの幕山】
幕山公園の駐車場から幕山を望む。公園は梅林となっており、春先は賑わう。
箱根の屏風山から下りてきて、幕山公園の駐車場に着いたのは9時を少し回っていた。いくつかある駐車場の内、登山口に近い一番奥の駐車場に止めることができた。梅のシーズンは早い時間からすぐに満車になる駐車場だが、新緑のこの時期ではまだ余裕があるようだ。
すでに歩く準備はもうできているので、車から降りるや歩き始めた。幕山の岩場は岩登りをする人々で賑わっている。それを見上げながら梅林の中を歩く。しばらく歩くと梅林最高地点となる。そこから急坂のつづらが続く。右に行ったり左に行ったりを繰り返し、高度を稼いでいく。途中、四阿で小休憩する。この四阿の中の椅子がやけに高い。
再び歩き始めると、真鶴半島の展望が見えてくる。そして幕山の頂上に到着する。頂上は広いが誰もいない。ここから南郷山までは2,200mと案内板に記されている。
【幕山頂上】
標高620m。
南郷山へ行くためには、いったんこの山頂から下らなければならない。砂利が敷き詰められた道を下っていく。下りきったところで車道に出るが、自害水の方向を示す標識に従い、再び山道へ入っていく。杉林を歩いていると、自害水がある。
自害水(自鑑水):石橋山の合戦で敗れた源頼朝が、水に映った自らの敗残の姿に意気沮喪し自害しそうになったところらしい。
【自害水】
自害水(自鑑水):石橋山の合戦で敗れた源頼朝が、水に映った自らの敗残の姿に意気沮喪し、自害しかけたところを土肥実平が押しとどめたという伝説がある。
自害水を通過し、しばらく歩くと、再び車道に出る。その車道を歩いていくと左手に南郷山の標識がある。そこから最後の登りとなり、それを登り切ると、白銀林道の標識があり、やがて南郷山の頂上となる。
【南郷山頂上】
標高811m。頂上からは相模湾方面が見渡せる。
頂上は、幕山よりは狭いが、雰囲気は変わらない。案内板も同じものが立っている。草の上に腰を下ろし昼食を食べた。帰りは来た道を戻る。車道に出たところで、自害水はショートカットし、そのまま車道を歩く。砂利道の登りは思ったより苦しくは無く、幕山の頂上まで戻る。頂上では先ほどとは違って、多くの人がくつろいでいた。駐車場までの下りでも多くの人とすれ違った。
駐車場の近くの小屋には、地元の観光パンフレットが並べており、そのなかから近くの温泉のチラシを見つけた。しかも割引券が付いていた。その温泉に行くことにした。
温泉情報
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ゆとろ嵯峨沢の湯★★
神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜1191
TEL.0465-62-2688
料金:1050円(下駄箱50円,ロッカー100円必要)
休館:毎週木曜日(祝祭日はその翌日,2・3・8月は無休)
営業:9:30〜22:00、無料休憩室、食堂あり
単純アルカリ性イオン水、400t/日
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Camera:SONY DSC-U30
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