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高取山-神奈川の山
高取山-神奈川の山
グリーン越しの富士は不発
グリーン越しの富士は不発
【東京CCからの眺め】
○山行情報 | ||||
日程 | 2025年2月16日(日) | |||
山名(山域) | 高取山(大山周辺) | |||
入/下山地 | 東中学校前/鶴巻温泉駅 | |||
メンバー | 伊達、大山、福島 | |||
行動時間 | 6時間26分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
9.3km | 509m | 664m | ---歩 |
○コース(タイム)
東中学校前バス停(9:44)-(11:08)高取山-念仏山-善波峠-(15:29)吾妻山-(16:09)鶴巻温泉駅
《山概略》
高取山は神奈川県丹沢山地の南部に位置する標高556mの山。大山から南に伸びる稜線上にあり、山頂にはNHKの電波塔が立ち、二等三角点がある。
《アプローチ編》
今回は久しぶりに3人での山行。秦野駅に9時集合し、蓑毛行きのバスに乗る。東中学校前のバス停で下車して、そこから高取山を目指す。以前にも同じようなコースで高取山へ行っているのだが、そのときは藤棚というバス停で降りている。
《高取山へ》
東中学校前のバス停には、清水湧水池跡の説明板がある。ふるさと秦野景観100選ということだが、清水湧水池は現存しないようだ。現存しない景観を100選に選ぶのは無理があるように思うが、この案内板を読んでいる間に2人はさっさと先に行ってしまったので慌てて追いかける。
バスが去った方向へ少し進み、右折する。道はしばらく舗装道が続き、上り坂となる。登り切ったところはゴルフ場で、そのままゴルフ場の中へ入っていく。ガードレールの切れ目にハイキング道路と書かれた指導標があるので、その方向へ進む。
古びて朽ちたエスカレーターの下を通り、舗装道を進むと山神社がある。ゴルフ場の敷地内にあるのだが、古い祠があるので、ゴルフ場が出来る前からあったようだ。
ゴルフ場内の移動は続く。グリーンを見下ろす高台まで登っていくのだが、以前はグリーン越しに富士の姿が見えていた。今回は雲が多く富士の姿は見えない。ゴルフ場の外れまで行くとフェンスがあり、その扉に高取山入口と書かれている。そこを入るといよいよ山道である。
春の陽気の中、明るい森の中を登っていくと、早くも高取山山頂である。標高は556m。あまり眺望は良くないが、背後には大山の姿が見えている。二等三角点あり。マイナーな山だが、この山を目指して登ってくるハイカーはそこそこいるようだ。休憩もそこそこに鶴巻方面へ進む。
今回のコースは意外と長くアップダウンも多いため、低山としては結構な体力が必要となる。途中、風の無い平らな場所で鍋昼食を取る。久しぶりに手の込んだ昼食だ。食材等分担したが、私の担当は鍋と火器だった。
食事を終え、尾根歩きを再開。林道造成工事?現場を通過し、ひと登りすると地図には載っていない念仏山(357m)の山頂に出る。昭和初期までこの山頂で念仏講が行われていたらしく、多少の広さがある。
善波峠に向けて尾根を降り、首都圏自然歩道の「野菊と信仰のみちコース」と合流する。このあたりは矢倉沢往還とも呼ばれ、関東ふれあいの道ともなっている。今やハイカーしか歩かない場所だが、古来交通の要衝だったようだ。
道はアップダウンが無くなり歩きやすくなる。眺めの良い吾妻山ピークで小休止し、再び尾根を降りていく。古い石碑の指導標に従い、右手に降りていき、鶴巻温泉街へ向かっていく。
住宅地を抜けていくと鶴巻温泉の弘法の湯がある。この時間帯は非常に混むので、温泉には入らずそのまま駅に向かって解散となった。
【登山道の花メモ】
ホトケノザ、ナズナ、ムラサキオニシバリ
Camera:CANON EOS M6