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日本百名山宮之浦岳 |
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92.11.7 【福岡〜鹿児島〜宮ノ浦】 福岡の実家をベースに前夜から夜行バス「桜島」で鹿児島へ向かった。 バスは6時に鹿児島へ到着したが外はまだ暗い。 【鹿児島港】 バス停から鹿児島港までは徒歩で行った。桜島は相変わらず白煙を噴いており,朝一番のジェットフォイルが停泊している。 7時30分に出航したジェットフォイルは途中,種子島へ寄り屋久島へと向かった。それでも2時間半しかかからない。フェリーだと4時間である。もちろん料金の方も6500円,3000円と差はある。ちなみに航空便の方は40分10420円となっている。ただし空港までは西鹿児島から1時間,1100円のバスでのアプローチが必要。 【宮之浦〜楠川〜辻の岩屋】 ジェットフォイルが宮之浦港に着くと連絡バスが待ちかまえていた。屋久島のバスは島を周回する右回りか左回りのバスしかない。港でくつろぐ間もなく,バスに乗り込み楠川で降りる 【楠川登山口】 バス停で降りたのは僕一人。登山口はすぐに見つかった。島の中心に向かってのびる道がそうである。振り返るとすぐそこに海岸線がある。登山口の標高は数メートル。標高1935.3mの宮之浦岳まで二日かけて登ることになる。 三本杉を通過 【苔むした杉】 湿度の高い屋久島の森は杉や倒木は苔で覆われている。 いたるところで見られる倒木更新の姿は森の生命力を感じさせられる。 【杉のトンネル】 登山道が幹の空間を突き抜けている 白谷山荘を通過。ここに泊まっても良かったけど,少しでも行程を稼ぐために,この先の辻の岩屋で泊まることにしていた。 【辻の岩屋】 地図には岩小屋と書いてあったが、現物を見て唖然とした。小屋とは名ばかりで巨岩の下に雨露を防ぐだけの隙間があるのみ。それも石が支えている。つぶれたら一貫の終わりだ。少々緊張しつつも一夜を過ごした。 朝起きたらシュラフカバーが夜露でかなり濡れていた。 次のページへ |
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