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大石林山-沖縄県の山 大石林山-沖縄県の山 沖縄最北の山は観光地 沖縄最北の山は観光地 【辺戸岬から大石林山を望む】
コース(タイム)精気小屋(11:00)-(11:26)展望台-(12:05)チケット売場
《山概略》
《大石林山へ》 大石林山はいくつかのコースがあるが、今回歩くのはその全てのコースだ。バスを降りたところから「奇岩・美ら海パノラマコース」を歩く。沖縄特有の樹林帯の中の遊歩道だが、大きな石灰岩が道脇にいくつも突き出ている。主立った岩には名前が付けられ、名札がある。巨人のこしかけ、縁結びの岩、立神の大岩と続く。
悟空岩からは登りとなり、階段を上っていく。岩山の裏の方に出ると、辺戸岬方面の展望が開ける。沖縄の最北端の岬で、その向こうには鹿児島の与論島が見えている。与論島には山が無いので、平べったく見えにくいが、この日は快晴でよく見えている。
展望台のあたりが最高所で、後は下りが続く。ドリーネの鍋池を見て、烏帽子岩というピナクル地形を通過する。精気小屋からは「やんばる森林コース」となる。石灰岩で作られた猪垣や、ソテツ群落、日本最大級と言われる御願ガジュマルがある。 九州にもカルスト地形はあるが、同じカルスト地形でも多雨地域の亜熱帯にあるカルスト地形は全く姿が違うことが分かる。入場料は高めだが、なかなか見応えがあった。
コースの最後がチケット売場の建物である。中には「沖縄石の文化博物館」があり、沖縄の地史的な成り立ちが展示されている。引き続き、辺戸岬の方へ向かい、沖縄最北端の地から東シナ海を眺め、振り返ると、大石林山の特異な形を見ることができた。 那覇に戻る途中、大宜味村の笑味の店で「まかちくみそうれランチ」を頂き、古宇利大橋を往復した。レンタカーを返却し、空港へ向かって一泊二日の駆け足のしま山の旅だった。
Camera:CANON EOS 90D
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