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八重山諸島の旅-沖縄県の山

八重山諸島の旅-沖縄県の山

花粉対策で沖縄へ

花粉対策で沖縄へ

【西表島・マリュドゥの滝】

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山行情報
日程 2019年2月22日-25日(月)
訪問島 石垣島・西表島・黒島(九州
訪問地 石垣島・石垣島展望台、
西表島・マリユドゥ・カンピレーの滝、
黒島・黒島研究所
メンバー 山地、福島
宿泊 ルートイングランティア石垣
八重山マップ

 《旅概略》
 貯まったマイルで石垣島三泊四日の旅。使ったマイルは17,000マイル(ローシーズン)だった。今回の旅で山の予定は無く、のんびりと沖縄で過ごすつもりだった。事前の予定としては、西表島で滝巡りをすることと、黒島の牛まつりを見ることだった。

 《アプローチ編》
 旅の充実を図るため、搭乗便はいつも第一便に乗っているが、羽田発石垣島行きのANAは6:15発である。20分前に搭乗手続きを済まさなければならないのだが、自宅からこの時間に到着するのは不可能である。よって川崎で前泊することにした。ホテルは川崎リバーホテルで京急川崎駅に近いところにある。たまたまその日は大学時代の仲間と川崎で飲むことになった。

 《石垣島へ》
 ANA089便で羽田を飛び立ったときは薄曇りで、上空からは富士の姿が多少霞んで見えていた。しかし、石垣島は雨模様で残念な天気。この時期琉球地方は雨期のようなので仕方がない。石垣空港では後からJAL便で来る今回の相棒を30分ほど待った。
 空港からはまずは腹ごしらえと、ソーキソバが食べられる「茶房花南」へとレンタカーで向かった。以前、於茂登岳から下山したときに立ち寄り、気に入ったので再びの訪問である。開店前に到着したのだが、なんだか嫌な予感。時間になっても店が開く様子が無い。さらに10分ほど待っても店が開かないので、諦めて別の店に行くことにした。潰れたのだろうか。
 昼食B案は、多少遠くなるが北部の新垣食堂である。車を飛ばし店の前まで来ると、あろうことか「しばらく閉店」の張り紙。昼食C案を急遽明石食堂に定める。車をさらに北上させ、明石食堂に行くと「冬期休業」の張り紙。なんと言うことだろうか、三連敗である。この時期、島内の食堂は示し合わせたように休んでいるのだろうか。働き方改革の進んだ島である。


伊原間郷の駅
【伊原間郷の駅】
   ようやくありついたソーキソバ
【ようやくありついたソーキソバ】

 こうなったら意地である。スマホで検索しまくり、次のD案を「伊原間郷の駅」とした。ここはちょっと怪しげな店だが、背に腹はかえられない。県道の真横にあるこの店は開いていた。しかし入店するにはちょっと躊躇する店構えである。店に入る道は狭く、そこら中に貝殻が並んでいるのである。店の中も貝殻だらけ。特製ソーキソバ(860円)を注文し、食べたが悪くは無かった。

展望台からの野底岳
【展望台からの野底岳】
   バンナ公園の展望台から
【バンナ公園の展望台から】

 昼食後は、野底岳の展望台とバンナ公園の展望台に立ち寄った。パンナ公園は高台にあり、石垣市の中心地が一望でき、周辺の島々を見渡すことができる。この日は曇っていたので、竹富島と西表島を確認するのにとどまった。  そして、予約していた石垣島天文台で4D2Uシアターを見学。専用眼鏡で宇宙を立体的に見ることができ、迫力があった。観測室では口径105cm光学赤外線望遠鏡を間近で見ることができ、この望遠鏡で撮影したという土星の写真などを見せてもらった。翌日の夜は、ここで行われる星空観察会も予約していたのだが、あいにく曇り空のためキャンセルした。(観測会自体は映像で行われたようだ)
 ホテルにチェックインする前に、サンエー石垣シティに立ち寄り、買い物をする。レトルトのソーキなどのお土産を買うのにお買い得な場所である。チラシの特売日に当たるとさらにお得である。

石垣島天文台
【石垣島天文台】
   むりかぶし望遠鏡
【むりかぶし望遠鏡】

 石垣島での宿泊は、いつもルートイングランティア石垣である。JAF割引と大浴場があるのが決め手である。今回三泊するので、ペットボトルのお茶を三本もらったが、飲みきれずに捨てることになる。
 この日の夕食は、焼肉やまもと。予約が必要な人気店である。石垣牛を炭火で焼いて食べることができる。贅沢なひとときであった。

焼肉やまもと
【焼肉やまもと】
   石垣牛をいただく
【石垣牛をいただく】

《西表島へ》
 石垣島二日目は西表島へ。ホテルから歩いて港へ行き、高速船(7:10発)で西表島の大原港へ。当初は北側の上原港へ行く予定だったが、悪天候のため大原港の方へ振り替えとなった。上原港からは、無料バスで上原港へ行くことができるのだが、そのバスが浦内川まで行くというのでそこまで乗っていった。
 バス停は浦内川の橋の手前にあり、そこから歩いて浦内川観光の船着き場へ行った。マリユドゥ・カンピレーの滝 を見るために遊覧船に乗るのだが、奥の船着き場からは小一時間のトレッキングとなる。9:30に下流船着場発で、マングローブの森の説明を聞きながら移動し、10:00上流船着場着。遊歩道を歩いてさらに上流へと向かった。20分ほど歩くとマリュドゥの滝(日本の滝100選)を正面から見る展望台に到着する。水量が多く、二段二十メートルの迫力のある滝である。その先を15分ほど歩くとカンピレーの滝の横に出る。こちらは、高低差こそないものの、長さ200mにわたって数段の滝が続く。

浦内川観光の船着き場
【浦内川観光の船着き場】
   川に沿った遊歩道
【川に沿った遊歩道】

 滝見を終え、来た道を戻り、迎えの船は12:00発。その間に一便有ったようで、遊歩道では10人ほどすれ違った。帰りの船でも風景の説明があり、12:30に下流船着場に到着。バス停に移動し、バスを待つとタイミングよく安永観光の無料バスがやって来た。そのバスで大原港まで行き、そのまま石垣島本島へ戻った。
 石垣島の有名な食事処は、どこも予約で満席のため、予約なしでは入れるところは少なかった。いろいろ探しまくった結果、ホテルから歩いて行ける南の島と言う店に入った。
 
カンピレーの滝
【カンピレーの滝】
   南の島パイヌシマ
【南の島パイヌシマ】

《黒島へ》
 石垣島三日目は黒島へ。黒島行きの第一便は08:00発なので、昨日よりは出発に余裕がある。しかしながらこの日はお祭りなので大変な混雑が予想された。一応予約はしているが、予約をしても乗れる保証は無いので、不思議な予約システムだ。ただし、ネット予約での割引はあるようだ。
 黒島に到着してまず、レンタサイクルを借りる。料金は一日1000円。自転車置き場にある、自転車をどれでも勝手に選んで良いようだ。雨が降ったりやんだりの不安定な天気だが、運を天に任せて自転車をこぎ始める。

黒島内は自転車で巡る
【黒島内は自転車で巡る】
   黒島研究所へ
【黒島研究所へ】

 牛まつりのメイン会場前を通過して、目指すは、黒島研究所である。怪しげなネーミングだが、ウミガメの博物館&水族館である。入場料は500円。中に入ると、黒島の数字と言うことで、牛の数2860、人口216、今年の研究所入場者1197、今年サキシマハブにかまれた人0、とある。人口の10倍以上の牛がいるのは、島のキャッチフレーズともなっている。

子亀が泳ぐ
【子亀が泳ぐ】
   牛汁
【牛汁】

 研究所では多くのウミガメを飼っており、タイマイの子亀なども水槽でゆらゆらと泳いでいる。保護したタマゴから生まれたようで、夏になると海に帰すそうだ。
 研究所を出て、黒島ビジターセンターで雨宿りし、黒島灯台、黒島展望台に立ち寄り、牛まつり会場で牛汁(小700円)を頂いた。石垣牛がたっぷりと入った汁で、小でも十分腹が太った。この日は天気もあまりよろしくないし、遅い時間は混み合うので、早めに黒島を後にして石垣島に戻った。
 石垣島では本土に無いA&Wでバーガーセットを食べ、いったんホテルに戻り休憩。夕食は「あきら」という居酒屋に入る。

A&Wレストラン
【A&Wレストラン】
   あきら
【あきら 】

《四日目》
 石垣島四日目は帰りの日。午前中は時間があるのでドライブする。立ち寄ったのは御神崎、底地ビーチ、川平石崎、川平湾、米原のヤエヤマヤシ群落、玉取崎展望台。ヤエヤマヤシ群落の駐車場では、目の前で絞ったサトウキビ100%のジュースを頂く。50cmほどの茎でけっこうな量が搾り取れる。甘くて美味だ。

御神崎灯台
【御神崎灯台】
   川平公園
【川平公園】

玉取崎展望台からの眺め
【玉取崎展望台からの眺め】
   ヤエヤマヤシ群落
【ヤエヤマヤシ群落】

トウキビジュース
【トウキビジュース】
   空港でもソーキソバ
【空港でもソーキソバ】

 空港に到着し、搭乗前の腹ごしらえでソーキソバを頂く。沖縄でしか食べられないので、滞在中は何度食べても飽きない。
 ANA090便に搭乗し、石垣(12:30)発で東京(羽田)(15:10)着。座席は必ず富士山側の窓際だ。雲があり多少霞んでいたが、しっかりと見ることができた。

付近の山 於茂登岳(2013.10.25)、野底岳(2018.3.24)

Camera:CANON EOS 6D Mark II、iPhone XS

NOYAMA
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