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名護岳-沖縄県の山

名護岳-沖縄県の山

サクラ咲く真冬の名護岳へ

サクラ咲く真冬の名護岳へ

【北部の島々を一望】

北部の島々を一望

山行情報
日程 2019年1月27日(日)
山名(山域) 名護岳(九州
入/下山地 名護青年の家/名護中央公園
メンバー 単独行
行動時間 2時間21分
歩行
距離
登り
下り
歩数
5.4km 358m 477m --歩
■■■

コース(タイム)

名護青年の家(11:30)-(12:09)名護岳-(13:51)名護中央公園G

 《山概略》
 名護岳は、沖縄県名護市にある標高345mの山。イタジイなど多様な植生が残り、県立名護中央公園に接しているため、市民に親しまれている山である。

 《アプローチ編》
 羽田から朝一番のANAで沖縄入りし、現地旅行中の知人にレンタカーで名護岳登山口である名護青年の家まで送ってもらった。折しも桜祭りが行われている最中で、名護中央公園周辺は車両進入禁止の道が多く、迂回して青年の家に到着する。
 青年の家に到着したのは11時半で、横浜の自宅から6時間のアプローチだったことになる。日帰りも可能な山だが、今回は一泊二日の沖縄の旅である。


名護青年の家からスタート
【名護青年の家からスタート】
   広場の右側が登山道
【広場の右側が登山道】

 《名護岳へ》
 名護青年の家の正面に着いたものの、名護岳を示す道標の類は見当たらない。とりあえず手持ちの地図を確認して奥の方へ入っていく。キャンプ場と書かれた方へ進むと、右手に体育館のような建物があり、その先に芝生の広場がある。その広場の右端に「登山道入口」と書かれた道標があり、ロープで仕切られた細い道が続いている。
 広場に沿った通路を進み、森の中へと入っていく。鬱蒼とした茂みの狭い一本道が続き、階段状の登りになる。名護岳と東屋の分岐を通過し、再び階段の登が現れる。南展望台との分岐を通過。

分岐を通過
【分岐を通過】
   緑のトンネルを進む
【緑のトンネルを進む】

 樹林帯の登りが続き、眺望は全く得られない。横浜は真冬だが、ここ沖縄は初夏のような陽気でTシャツ一枚でも歩いていると汗が出てくる。小ピークに到達すると、そこは標高339mの前岳。相変わらず眺望は無い。
 前岳からは下りになる。前方ががやがやとうるさいと思ったら、幼稚園児の集団が歩いていた。父兄とともに総勢20名程度だろうか。小さい子供が集団登山するのは意外だった。それほど体力のいる山では無いが、沖縄の山へ行くというと真っ先に思うのはハブの存在である。そんなことは意に介さない様子で、さすが地元である。
 急坂を下る集団に道を譲ってもらって、先に進む。登り返しは再び階段で、やがて前方が明るくなってくる。樹林を抜け出ると小さな広場で、そこが名護岳の山頂(345.2m)である。広場の真ん中には三等三角点がある。山頂部分だけ木が刈り取られているようで、360度の展望が得られる。

名護岳山頂
【名護岳山頂】 山頂のパノラマ
   名護の市街が一望できる
【名護の市街が一望できる】

 東の方には名護湾や名護市街が一望でき、北の方には古宇利島やその奥には伊平屋島もはっきりと見える。東の方は湖が見えるが、羽地ダムのようだ。
 当初、名護岳は誰も登ってないだろうと思い、ドローンを飛ばすつもりでいたが、その希望はすでに絶たれている。山頂に到着したときは誰もいなかったが、あと数分で子供達が登ってくるだろうし、その前に反対側から年配登山者の集団が登ってきたのである。写真を撮っているうちに、あれよあれよという間に狭い山頂は30人以上の人であふれかえってきた。

南展望台ルートを下る
【南展望台ルートを下る】
   名護中央公園では桜祭り
【名護中央公園では桜祭り】

 もはや山頂にとどまる状況では無くなってきたので、さっそく来た道を下山する。南展望台の分岐まで来ると、展望台を期待して、そちらの方へ行ってみることにした。しかしながら行けども行けども展望台は現れない。GPSでルートを確認すると、登ってきた尾根の隣の尾根を下っているようだ。このまま下っても下山できるようなので、引き返さずにその尾根を下った。
 結局展望台は現れずに、道は遊歩道に出て、そのまま進むとJガンジュー広場という広い公園に出た。広場では外国人の家族が遊んでいた。その広場でしばらく休憩し、名護中央公園の方へ降りていった。途中、名護城趾(何も無い)や名護城神社に立ち寄る。このあたりはヒカンザクラが植えられていてピンクの花を咲かせている。
 名護城神社の階段を下っていくと名護城公園で、桜祭りの真っ最中である。露店や遊具が多数出ており、人も多い。人の波をかき分け、迎えに来ている知人の車を探すとすぐに見つかり、那覇へ戻った。
     
《沖縄スナップ》
座席は必ずA 万座毛 座喜味城趾
 【1.座席は必ずA】
 【2.万座毛】
 【3.座喜味城趾】
日航アリビラビーチ ジャッキーステーキハウス 西のアザナから
 【4.日航アリビラビーチ】
 【5.ジャッキーステーキハウス】
 【6.西のアザナから】
守礼門 玉陵 ヒカンザクラ
 【7.守礼門】
 【8.玉陵】
 【9.ヒカンザクラ】
カフェくるくま 三重城へ クルーズターミナル
 【10.カフェくるくま】
 【11.三重城へ】
 【12.クルーズターミナル】

付近の山 嘉津宇岳(2015.2.18)、与那覇岳(2015.2.19)

Camera:CANON EOS 6D Mark II

NOYAMA
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