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御堂山-群馬県の山
御堂山-群馬県の山
ヒル来襲、登ってはいけない時期だった
ヒル来襲、登ってはいけない時期だった
【ガスに覆われた山頂】
○山行情報 | ||||
日程 | 2022年8月27日(土) | |||
山名(山域) | 御堂山(西上州) | |||
入/下山地 | 藤井入口バス停 | |||
メンバー | 単独行 | |||
行動時間 | 2時間46分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
6.2km | 556m | 556m | ---歩 |
○コース(タイム)
藤井入口バス停(07:52)-じじ岩ばば岩のコル-(09:13)御堂山-じじ岩ばば岩のコル-(10:37)藤井入口バス停
《山概略》
御堂山は群馬県下仁田町にある標高878.5mの山。中山道の姫街道西牧関所跡が登山口となる。山頂近くにジジ岩、ババ岩と呼ばれる奇岩が有り、見晴台から見ることができる。ぐんま百名山。
《アプローチ編》
横浜の自宅を早朝に出発。圏央道、関越、上信越と高速を飛ばし、下仁田ICで降りる。姫街道と呼ばれる国道254号を佐久方面へ進むと西牧関所跡があり、右手の脇道に藤井入口バス停がある。そこに数台分の駐車スペースがあるので、そこに車を駐める。
《御堂山へ》
車が群馬県に入ったあたりから雲行きが怪しく、登山口が雨だったら中止にしようと思っていた。しかし天気は持ち直し、予報では回復することになっていたので、登山を決行する。
駐車場から国道254号に出て車で来た道を少し戻る。国道254号は中山道の裏街道で姫街道と呼ばれている。西牧関所跡の案内板によると、女の人も容易に通れる街道だからのようだ。御堂山へは案内板の横の道に入り、緩やかな坂を登っていく。
道は山の中に続き、御堂山の立て札がある。ここが登山口で、鉄線の車止めが有る。それを跨いで進んだが、後からそれが電気柵であることを知る。車止めでは無く、イノシシ除けの柵だったようだ。 植林の中の林道がしばらく続き、やがて草が茂る作業道となる。熊出没注意の表示と通り過ぎ、うっそうとして濡れた道を進む。
涸れ沢のような岩が転がる道を登っていき、ふと足元を見るとヒルだらけだ。すでに登山靴を何匹ものヒルが這い上がっていた。ヒルのことは全く油断していた。全く対策してなかった。少し歩いてはヒルを引き剥がす作業がしばらく続いた。
大岩のロープ場が一カ所有り、そこを登ると岩場は終わり、じじばば岩の分岐となる。右手の御堂山の方へ進み、道は尾根道となる。少し進むと、じじ岩ばば岩展望の分岐がある。展望台は下山時に立ち寄ることにし、そのまま尾根を進む。
道はトラバースとなり、高石峠との分岐で、右手の急な尾根を登っていくと御堂山の山頂に到着する。 樹林に囲まれているが、妙義山方面は見えるはずなのだが、ガスのため眺望は全くない。なんだか良いところの無い山である。水分を補給して下山にかかる。
じじ岩ばば岩展望の分岐は気づかずに通り過ぎてしまったようで、じじばば岩の分岐からじじ岩の方へ向かった。少し進むと、目の前に天高くそびえる岩が見えてくる。しかしながらこの岩を下から見上げてもしょうが無い。やはり展望台から全景を見たかった。道はまだ奥まで続いていたが、最初の岩で引き返した。
下りはスムーズに下山できるが、ヒルとの格闘は続いた。林道に出て、姫街道の手前を下る頃には晴れ間が見えてきて、向こうの山の稜線ははっきり見えている。御堂山が晴れているかは分からないが、もう駐車場でゴールである。登山靴を脱ぎ、足をチェックすると、相当ヒルに食われていた。帰ってからガイドブックをよく読むと、6月から9月はヒルに注意としっかり書かれていた。
Camera:CANON EOS M6