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群馬県の山大津 |
横浜(5:30)=大仁田ダム(9:53)−(10:16)取り付き−(11:25)稜線−(12:30)大津山頂−(14:28)大仁田ダム 東京と埼玉の仲間をピックアップし、登山口の大仁田ダムについたのは9時過ぎであった。はじめはダムを見上げる駐車場で準備をしていたが、ダムの上まで車で上がれそうだったので、ダムの上の方へ車で移動した。その間にダム下の駐車場では、観光バスがやってきて、ツアーハイキングご一行様がぞろぞろと出てきた。ガイドブックにも載っていない山にやってくるとは、恐るべき集団行動である。三ツ岩岳にでも登るのだろう。 【大仁田ダムの駐車スペース】 ダムの上まで舗装道路が続いているが、ここは砂利道。ここまで来る人はほとんどいない。 (9:53) ダム湖沿いの柵の脇に車を停め、大津を目指す。はじめ柵の奥の杉林の中を歩いていたがどうやら道が違うようで、湖にかかる橋を渡って奥へと進む。車道はすぐに途切れ、登山道となる。大仁田川沿いにかすかに残る道を歩く。3本の丸太を組んだ橋を渡り、10分ほどで稜線への取り付き点に出る。岩に赤ペンキで大津と大書して、その上には小さいながらもケルンが積んである。 小休止のあと登りはじめるが、けっこうな急坂である。落ち葉で消えかかったつづらを登っていくと、明るい尾根に出る。このあたりには赤テープも見られる。右手の方へ稜線を目指すが、坂は徐々に厳しくなり、立木をつかんでは体を引き上げる動作を繰り返す。滑りにくい岩場を選んで登っていくが、T氏はちょっとばて気味で、元気なI氏はさっさと登っている。 【稜線のランドマーク】 尾根を登ってくるときに目印となる岩だ。 (11:25) 稜線に出ると、I氏は稜線の上に突き出た岩の上に登っていた。やがてT氏が追いつき、3人で大津のピークへ向かう。道は右手の方向となる。ひとつピークを越えて、下っていくと、太いワイヤーが謎の用途で設置してある。 【大津のピーク】 ピークに立つには登攀が必要となる。 (11:51) 大津ピークの直下はけっこうな斜面で、登攀となる。ザイルを出して登る。登りはいいとしても、下りのザイルは必須だろう。ザイルはワンピッチで、頂上はすぐそこにあった。頂上には普通の山にあるような大津という白板の標識があった。眺望は素晴らしく、眼下には大仁田ダムが見える。 下りは懸垂下降で基部まで下り、来た道を戻る。稜線に突き出た岩から尾根を下るが、急坂なので落ち葉のシリセードが下りやすい。道がないので道がわかりにくく、迷ったかと思いつつも、見覚えのあるトゲの木があったため先に進む。大仁田川まで来るともう道を迷うことはない。ダムに向かって歩く。 ダムから見上げる大津は意外と近い。半周ほど回り込んで登ったことが分かる。車に乗り込み軽井沢の忘年会会場へと向かった。 参考:南牧村ホームページ http://www.nanmoku.ne.jp→観光と文化 Camera:SONY U30 |
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