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大尽山-青森県の山

大尽山-青森県の山

道がわからず撤退

道がわからず撤退

【恐山からの大尽山】

恐山からの大尽山

山行情報
日程 2019年6月27日(木)
山名(山域) 大尽山(東北
入/下山地 自然歩道入口駐車場
メンバー 単独行
行動時間 3時間45分
歩行
距離
登り
下り
歩数
7.0km 83m 83m --歩
■■■

コース(タイム)

自然歩道入口(8:40)-撤退地点-(10:25)自然歩道入口

 《山概略》
 青森県下北半島にある恐山は観光地としても有名だが、そこから見える三角錐の山が大尽山(おおづくしやま)である。分県登山ガイドの青森県版で紹介されていたので、訪れることにした。

 《アプローチ編》
 前日は北海道遠征を終え、函館からフェリーで大間入りし、大間の温泉宿に宿泊していた。朝食後、早々に車を飛ばし恐山へ向かった。登山口の駐車場は太鼓橋の近くにある自然歩道入口の駐車場である。未舗装の駐車場だが、広い駐車場に先客は1台だけだった。この駐車場に停めるのは大尽山へ行く登山者だけだろう。恐山一帯はスマホが圏外(SB、ドコモ)であり、このことが後に災いとなる。


自然歩道入口駐車場
【自然歩道入口駐車場】
   車止め?を通過
【車止め?を通過】

 《大尽山へ》
 駐車場に入って右手に遊歩道の入り口がある。案内板があるが、恐山山地森林生態系保護地域の案内で、大尽山の登山のものではない。あくまでも宇曽利山湖を周遊する自然歩道のための案内板だ。遊歩道に入ると、緑の樹林帯で日差しもさえぎられる。  少し歩くと、杭を何本も立てた車止め柵を通過する。高低差の無い道をしばらく歩くと、大平まで11kmの指導標がある。大平がどこにあるのかは知らないが、目指しているところではない。
 右手には宇曽利山湖があるはずだが、樹林が遮りほとんど見ることはできない。宇曽利山というのはもともとは恐山のことだったようだ。宇曽利山湖はph3.5の酸性で、生息する魚はウグイの1種のみということだ。
 30分ほど歩くと分岐があり、左手が大平となっている。大尽山を示す指導標は相変わらずないが、ここは直進する。道は車が通れるほどの林道となり、小尽沢を渡る。右手にちらりと湖が見える。

トラロープを越える
【トラロープを越える】
   恐山に立ち寄る
【恐山に立ち寄る】

 道にトラロープで仕切っているところがあるが意味不明だ。登山者は進んで良いのだろうか。とにかく進む。そろそろ左手に登り口があるはずだが、なかなかそれらしき場所がない。GPSのマップによるとすでに通り過ぎている。このマップはどうも使い物にならないようだ。ガーミンのtopoである。現在位置がわかっても、肝心の地図がいい加減だとどうしようもない。iPhoneで国土地理院の地図を呼び出そうとするも、電波が圏外でどうしようもない。しばらく前進したが、結局道がわからず引き返すことにした。
 後から分かったのは、あと80m進めば登り口があったということだった。駐車場に戻り、恐山の駐車場に車を移動し、観光した。昔から名前だけは知っていた恐山だが、イタコはおらず、温泉小屋があり、あちこちで火山性ガスが噴出する荒涼とした地形だった。賽の河原からは宇曽利山湖越しに大尽山が見えていた。
 恐山を出発し、六ケ所村のスパハウスろっかぽっかで入浴する。温泉から出ると雨が降り出し、二日かけて横浜に帰るまでほとんど雨が続いた。この時期、下北半島より南は梅雨の真っただ中であった。

付近の山 高森山(2018.9.8)

立ち寄り湯情報
 
スパハウスろっかぽっか★★★
場所:青森県上北郡六ヶ所村大字鷹架内子内337(TEL:0175-69-1126)
泉質:低張性弱アルカリ性温泉
料金:700円・時間:10:00~21:00
休館:毎月最終月曜日
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS 6D Mark II

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