《山概略》
雲取山は秩父多摩国立公園にあり、標高は2017mで東京都最高峰の山として知られている。埼玉、山梨の県境に接し、多摩川支流と荒川支流の分水嶺となっている。
会社の山岳部で雲取山へ行くことになり、総勢10人ほどが行くことになった。しかし、天候が下り坂だったことや、突如風邪が流行りだしたことにより、集合場所に集まったのは5人となった。
《アプローチ編》
一泊二日の山行計画のため、初日は遅めの出発となった。午前8:30に横浜駅に集合し、JRを乗り継ぎ3時間以上かけて奥多摩駅に到着する。バスの連絡が悪く、お祭のバス停に到着したのは13:30。
バス停から後山林道をひたすら歩くこと2時間、ようやく林道は終わり山道となる。三条の湯に到着したのは16:10。
三条の湯では素泊まりで、夕食は自炊となった。食後は一部の人はお風呂に入ったようだ。小屋の売店でビールを買い、小宴会をしているうちに消灯の時間となり就寝となる。
《雲取山へ》
予報通りなのか、朝から雨が降っている。朝食を済ませて7:20に小屋を出発。三条ダルミを経て3時間以上かかって雲取山に到着。富士山が見えるはずの眺望は雨のため、真っ白で何も見えない。避難小屋に飛び込み昼食休憩。
避難小屋を出発し、あとは下るだけである。小雲取山を経て奥多摩小屋で休憩。登山道は雨のためぬかるんでいるので、足が滑って皆踊っている。登山道が終わる頃には雨も上がり、雨具をザックにしまう。
鴨沢バス停に到着するが、次のバスまで1時間以上あるため留浦のバス停まで歩く。さらに時間があるので食堂でソバを食べて時間を潰した。17:00発のバスに乗り奥多摩駅に向かった。