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高尾山-東京都の山 高尾山-東京都の山 冬ならではの高尾の楽しみ 冬ならではの高尾の楽しみ 【シモバシラ】
コース(タイム)高尾山口駅(07:59)-(08:40)稲荷山-(09:18)高尾山-城山-(12:52)日影乗鞍-(14:04)日影バス停@
《山概略》
《高尾山へ》 高尾山口駅からケーブルの清滝駅の方へ歩いて行く。途中の商店はほとんど開いていないが、人は多い。特に清滝駅前には長い行列ができている。ケーブルカーの始発は8時なので、ちょうど第1便が出たころだ。我々は清滝駅を左の方へ行き、稲荷山コースの登山口へ向かった。 稲荷山コースを歩くのは久しぶりである。さっそく階段の登りが始まる。最初の登り返しの少し先でさっそくシモバシラを見つけるが、時期が遅すぎたのか小ぶりだった。灯籠のある広場を通り過ぎ更に登っていく。道なりに進み、稲荷山山頂は左に巻いてショートカットする。
左手に都心のビル群が見える展望台を通過し、尾根の道を進んでいくと分岐がある。正面の高尾山に向かう階段を登っていく。階段を登り切ると大見晴園地で、振り返ると雪を冠した富士山が見える。高尾山頂は真冬にもかかわらず多くの人が来ているが、これでも少ない方だろう。
高尾山頂付近で写真を撮ってから城山方面へ向かう。石段を下り、分岐を右の方へ進み、定番のシモバシラ発生地帯へ向かう。しかしながら、そのあたりのシモバシラはすでに終わっているようで、残骸が残っているだけだった。引き返して次に向かうのは稜線南のトラバース道だ。南面なのでシモバシラは発生しない気もしたが、むしろその影となった部分には成長したシモバシラを見ることができた。
一丁平に至るまで、大きく遠回りしトラバース道を歩いていく。大垂水方面の脇道を進み、防火帯のような所を登り返す。そのあたりは条件が悪そうだが、不思議とシモバシラが残っている。日の当たる場所なので、午後には溶けて無くなりそうだが、その他の条件がよいのだろう。今回のシモバシラ探索ルートは、高尾山の主とも言われる黒木氏の案内である。
防火帯から一丁平へ登り、テーブルを確保して40分ほど昼食休憩する。8人が座れる大きなテーブルがいくつもあり、団体パーティーにはありがたい休憩場所である。休憩後、城山方面へ少し歩くと展望デッキがあり、そこからも富士を望むことができる。
広い城山の山頂に到着する。高尾山より高い標高670.mである。一帯は城山茶屋が占めていて一般登山者はその周りの草原で休むことになる。夏場は緑の草原も、この時期は茶色である。山頂の東側に行くと関東部屋が一望できる。スカイツリーが見えるかどうかが空気の透明度の指標となるが、この日は肉眼でもはっきりと捉えることができ、最高の透明度であった。他にも東京タワーや横浜のランドマークタワーもよく見えていた。
城山からは日影方面へ下山する。林道を下り小仏方面への分岐を直進する。林道の左手に指導標のない山道があり、そちらの方へ進む。エアリアマップではバリエーションルートと記載されているが、道も明瞭な尾根道である。植林帯が続くので作業道かもしれない。 尾根道を下りきると日影沢キャンプ場に出る。この時期でもキャンプ場はテントで埋まり、盛況のようだ。冬期閉鎖のキャンプ場が多い中で、営業しているキャンプ場は人気があるのかもしれない。 日影沢に沿って林道を下っていくと車道に突き当たる。そこを右に曲がると日影のバス停がある。すでに8人ほどの行列ができている。そのバス停は通り過ぎ、その先のふじだなという喫茶店に入り休憩する。自家焙煎の美味しい珈琲を頂き、裏高尾バス停から高尾行きのバスに乗るが、バスは二台編成で来るものの超満員。何とか押し込み、高尾山駅へ向かった。 Camera:CANON EOS M3
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