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三方分山-山梨百名山 三方分山-山梨百名山 軍馬も歩いた中道往還から 軍馬も歩いた中道往還から 【三方分山山頂】
コース(タイム)県営駐車場(12:09)-(13:06)女坂峠-(13:36)三方分山(13:52)-(14:21)精進峠-(14:51)県営駐車場
《山概略》
《三方分山へ》 駐車場を出発し、精進湖沿いの道を歩く。湖の奥に富士が見えるが半ば雲にかかっている。天気は快晴だが富士にだけ雲がかかっているようだ。道は歩道がないため、車とすれ違うときはひやっとする。600mほど車道を歩いて用水路沿いの左手の道に入ると、トレッキングマップの案内板がある。 幅3mほどの道が山の方に向かって延びているが、これが旧中道往還らしい。道沿いには寺や神社、天然記念物の大杉などがあるようで、観光地となっている。今回はそれらを見る間もなく真っ直ぐに道を歩いた。道は徐々に登り坂となりやがて山道となる。正面に大きな堰堤が立ちはだかる所に登山ポストがある。ポストに上九一色村と書かれているのは旧村名で、今は富士河口湖町である。
堰堤は右に大きく回り込むように越えていく。道はかつて軍馬も通ったらしく、なるほど広くて歩きやすいと思ったが、登って行くにつれ道は狭くなった。つづらの道登っていくと左手に三方分山のピークが見えてくる。けっこうな急坂を登り詰めると、標高1210mの女坂峠(阿難坂)に到着する。
女坂峠には指導標や地蔵、石碑がある。このまま反対側へ下れば古関の集落で、左手の三方分山までは1500mとある。それほど距離があるとは思えないが少し休んでから左手の三方分山方面へ進んだ。 通常峠から山頂へは登り坂となるのだが、ここではいったん下ることになる。少し下ってすぐに登り返しとなり、山頂まで一貫とした登りが続く。尾根上も樹林の中のため、しばらく眺望とは縁がない。足もとにクマザサが増えてくると山頂は近い。
歩いている間はほとんど人とは会わなかったが、山頂では多くの人が休んでいるようで声が聞こえてくる。最後は緩やかな道となり、林の中の三方分山山頂(1422m)に到着する。山頂にはどこかの登山ツアーできている人たちで賑わっていた。眺望は良くないが、富士山が見えるところはかろうじてあった。その場所に腰掛け、しばらく休憩した。
山頂からツアー客が下っていくと急に静かになった。じっとしていると寒くもなるので、早々に下山することにする。今回は周遊コースなので、パノラマ台方面へ下った。少しくだったところに三角点がある。標高は1409mなので、山頂より13m低い位置にある。 三角点からさらに下り、コルのところでは先ほどのツアー客達が休んでいて何やら講習のようなことが行われていた。彼らの中を通り抜け、左手の精進湖畔方面へ下りた。ガイドブックによると、ここを直進してパノラマ台まで行けば眺望が良いらしいが、ここは時間短縮のため省略して一番早く下山できる道を選んだ。
落ち葉の多い斜面の下りはところどころで赤や黄色の綺麗な紅葉を見ることができる。やがて正面に大きな堰堤が現れ、左手の方からこれを越えていく。堰堤の裏側では工事が行われ、重機の横を通り抜けると集落があり、それも抜けると正面は精進湖となる。そのすぐ左手が県営駐車場である。 午後から歩き始めた山であったが、十分明るいうちに下山することができた。明日は山梨県の日向山に行く予定である。その登山口近くの道の駅の温泉へ向かった。今夜はそこで車中泊することになる。
Camera:CANON PowerShot S100
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